DRWの牧野健一郎:10月23日後場前市場分析?


 
23日前引けの日経平均株価は前営業日比252円24銭安の3万1007円12銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は5億1379万株、売買代金概算は1兆3680億円。値上がり銘柄数は501、対して値下がり銘柄数は1099、変わらずは59銘柄だった。
今日の前場の東京株式市場は前週末の欧米株市場が全面安に売られたことを受け、リスク回避ムードの強い地合いとなった。引き続き米長期金利の動向や中東情勢などを横にらみに神経質な地合いが続いている。朝方売り一巡後は、為替市場が円安水準でもみ合っていることなどが下支え材料となり、押し目買いを誘導して日経平均が下げ渋る場面もあったが、終盤に売り直され前場は安値引けとなっている。アジア株が総じて安いことで買い手控えムードを助長した。個別銘柄ではレーザーテック<6920>が軟調、アドバンテスト<6857>など半導体を中心に売りが先行している状況である。

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