きのこのーと#104
こんばんはきのこです。
アニメルックバックめちゃくちゃ良かったです。
アニメ作ってる側には作画の凄さがわかると思うんですが一般の人が見てもわかるもんなのかな?
原作は藤本タツキさんなのでストーリーはもちろん良いんですけどアニメの良さが存分に発揮されてて歴史に残る1本になったんじゃないですかね。
主役キャスト河合優実の声優力すごかったですね。声優もうまいんかい…
1時間くらいで綺麗にまとまっててすごいんで是非…
と、まぁこのくらいにして今週の映画紹介にいきます。
よろしくお願いします!
映画
『かくしごと』
出演 : 杏、中須翔真、佐津川愛美、酒向芳、安藤政信、奥田瑛二、他
原作 : 北國浩二
監督 : 関根光才
絵本作家の千紗子は、長年絶縁状態にあった父・孝蔵が認知症を発症したため、渋々田舎に戻る。
他人のような父親との同居に辟易する日々を送っていたある日、事故で記憶を失ってしまった少年を助けた千紗子は彼の身体に虐待の痕を見つける。
少年を守るため、千紗子は自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めるのだった。 次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく三人。しかし、その幸せな生活は長くは続かなかった。
許されないとわかっていても、なぜ彼女は嘘をついてまで少年を守ろうとしたのか。
そして、このひとつの嘘から明かされていく、それぞれのかくしごととは。
いやー結構重たい内容なんですが、、何故かどんどん引き込まれていくんですよね。
認知症の父の世話をするために帰ってきた家で見知らぬ少年を我が子として育てるという色々と大変な映画でした。
父は自分が置いたものの位置も昨日のこともすぐ忘れてしまうし、娘のことも覚えてなかったりかなり重度で、その時点で結構きつかったですね。トイレに行けず漏らしてしまうシーンとか見てもらったらわかると思うんですけど泣いてしまいますよこんなん。
そして嘘(かくしごと)ってのは少年のことだけじゃないんですよね。
登場人物それぞれに隠し事があって感動の展開もありました。
認知症や児童虐待など現代社会が抱える問題をテーマにミステリーを織り交ぜ、偽りの上で暮らしていく千紗子の人生を描いています。
千紗子の過去、それがあったから今の千紗子がいると思うと同時に彼女のしたことは愛ゆえかただのエゴか。自分だったらどうするか自身に問いたい。
法律上親権はかなり強く勝手に切り離すことはできないが虐待をする親の元に子どもを返すことはできない。そんな千紗子の葛藤がずっと頭を駆け巡っていました。
認知症にも覚えてないけど覚えてるようなフワフワした感覚を感じながら忘れてしまうことへの価値観を今どれだけ理解できるかが大切なのかなとも思いました。
是非観ていただきたい1本です。
音楽
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今年はこういう系の映画が豊作で好みの作品をたくさん観れて嬉しいです。
7月は割と映画少ない?ので夏ドラマも見ていきたいと思います。
次回の更新は7/12を予定しております
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