きのこのーと#37
こんばんはきのこです。
今年から始めたnoteも今日で今年最後の投稿です。
自分で思ってたよりも続けることができたなぁと思いました。
作品紹介と言いつつも、半分は視聴記録のような感覚でも書いているnoteなので、続けてこれたのかな。
ただ、ここまで続けるとどの回で何を紹介したのか覚えてないですねw
やっぱりサムネイルも大切ですね。1つしか設定できないので、複数作品紹介してる回はわからなくなりがちです笑
今週も新作映画見れてないので、過去作の紹介となりますが、是非最後まで見て頂ければと思います。
映画
今回話すのは2020年の映画です。
当時見れず配信にあったのを見つけて視聴しました。
その作品は『泣く子はいねぇが』です。
出演 : 仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎、山中崇、田村健太郎、古川琴音、松浦祐也、師岡広明、高橋周平、板橋駿谷、猪股俊明、余貴美子、柳葉敏郎
この作品はタイトルからもわかると思いますが、秋田の伝統芸能なまはげを題材としてある男の人生を描いています。
仲野太賀の演技力の凄さがまた一段と顕になってしまいました。
情けない男役をやらせたら右に出る者はいないんじゃないでしょうか。
途中、表情だけで伝わってくる感情や思考にグッとくるものがありました。
父親になれなかった男が少しだけ父親になれたのかなと感じた作品。
吉岡里帆の表情も終始リアルさがあって共感したり一種の恐怖を感じたりしました。
今回笑顔1つも出さなかったんじゃないかな?
全体的に間の取り方が贅沢でちゃんと感情が伝わってきました。
特にラストシーンは細かいセリフなどなくとも泣いてしまいますね。
派手な演出などは特になくとも緻密にリアルさを感じさせる作品は僕はすきですね。
アクション映画とかも好きですが、人間関係を濃く描いて感情に語りかけるような映画が1番好きかもしれないですね。
なまはげを題材として使ってるのも今作の魅力であると思います。
こういう伝統って現代ではどんどんなくなりつつありますが、日本らしさや各地の名物としていつまでも残っていてほしいと思っています。
そしてもう1つ合わせて紹介したいのは同じく仲野太賀主演の『生きちゃった』です。
主演 : 仲野太賀、大島優子、パク・ジョンボム、毎熊克哉、太田結乃、柳生みゆ、レ・ロマネスク、芹澤興人、北村有起哉、原日出子、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、嶋田久作、若葉竜也
タイトルからどのような作品だと感じますか?見終わったときなるほどなぁと感じると思います。
本の配送業者で働く山田厚久は、高校時代から仲が良かった奈津美と結婚し、2人の間には5歳になる娘の鈴がいます。
厚久は、奈津美と鈴の為に、高校時代からの親友である武田と起業する事を考え、英語や中国語を学んでしました。
厚久は、自分の本心を伝える事が苦手で、奈津美の前でも口数が多くありません。
奈津美は、そんな厚久に不満を感じており、厚久の実家に帰った時も、厚久の兄、透が引きこもっている事や、厚久の両親が苦手な事から、奈津美は厚久に「あっちゃんの家族は壊れてる」と伝えます。
厚久は、そんな奈津美の不満に気付きながらも、何も語りません。奈津美と鈴が眠った後に、厚久は実家にいる透と再開する。というようなあらすじです。
これは愛の物語ではあると思いますが、愛を叫ぶようなものではなく、お互いが愛を押し殺しながら生きているような作品です。
親友と同じ女性を好きになってしまった2人の人生、結ばれたとしても順風満帆とはいかない。
色んな人生での“生きること”への想いが描かれています。
複雑な感情が何度か感じられると思うのですが、そういうものを映画から感じるのは好きです。
あまり評判はよくないっぽいですが、この映画の面白さは何か、製作者がどこを伝えたいのかそんな事を考えながら見たらもう少し良く感じられるのではないでしょうか。
この作品は監督が脚本を書いてるのですが、3日で書いたらしく、凄いですよね。
素晴らしい作品なので、是非ご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今週は仲野太賀主演作品2つを紹介しました。
凄い役者なんですよね。菅田将暉とも仲が良く、他にもたくさん素晴らしい作品があるので、またいずれ紹介できたらと思っております。
今年最後のnoteとなりました。
ありがとうございました。
次回の更新はまた来週の金曜1/6です。
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