きのこのーと#110
こーんーばーんーわー
なんか知らん間に9月になっててびっくりしました。
この前初めてドムドムバーガー食べてからことある事に頭の中にドムぞうくんがチラつく今日この頃です。
梨てりやきバーガーを食べたんですけどフルーツ入った料理結構好きで、昔給食で食べたみかんのサラダとか、びっくりドンキーのパインバーグ、ハワイアンピザ、冷麺のりんご、などなどどれも好きです。
知ってるフルーツ使った料理がありましたら教えてください。
では今週もよろしくお願いします
映画
『愛に乱暴』
出演 : 江口のりこ、小泉孝太郎、風吹ジュン、馬場ふみか、水間ロン、青木柚、斉藤陽一郎、他
原作 : 吉田修一
監督 : 森ガキ侑大
Story
ヒリヒリとした情動に焼かれ、私もこの愛も乱れていく。
夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、結婚して8年になる。義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。
そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、愛猫の失踪、不気味な不倫アカウント…。平穏だったはずの日常は少しずつ乱れ始め、やがて追い詰められた桃子は、いつしか床下への異常な執着を募らせていく・・・。
いや、久しぶりに「映画」をみました。
映画というのは比喩のようなものなんですが、映画を感じたというか映画館で見ても映画じゃない映画っていっぱいあるんですよ。
これはただの劇場で見てるだけの劇場版作品だなとか、全然映画館で見る意味ないなとか思う作品もたくさんあります。
ただ、今回はちゃんと映画を感じました。
35mmフィルムで撮られたそうです。
灼熱の炎天下の中、死にものぐるいで作られたというこの作品。想いは画に残りますね。
この作品の主人公、桃子は何も悪くないんだけどなんか少しずれてるというか、日々のストレスが観ている間ちょっとずつちょっとずつ積もり積もっていく。そんな感覚の映画。
桃子の性格というか日々の生活から溢れる“こういう人“というのが1つ1つの描写に感じられました。
お土産とか手土産とか丁寧で几帳面な部分もありながら時に大胆で思い切りのある様をよく描いてます。
息子のことしか考えていない姑と自分に無関心な夫に板挟みにあいながらも自分の時間を生きようとする桃子。
息が詰まるような緊迫感や一人の主婦を通して見る疎外感、そして映画全体を支配する異様なまでの不穏感、後半に分かる物語に隠されているトリック含め非常に面白かったです。
狂っていく桃子、そして限界を迎える時に桃子を救ったほんとになんてことない一言
夫から1番欲しかった言葉だったんだろうな。
おかしい人に囲まれて、少数派の自分が変人みたいに思われて、おかしいのはお前らだろ。という主婦のお話でした。
是非観てください
音楽
まとめ
いかがでしたでしょうか
映画としてよく出来た作品でした
来週も紹介したいの決まってるので絶対書くぞ
次回の更新は9/13を予定しております
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