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きのこのーと#91

こんばんはきのこでっす

なんか最近映画とか見ていて、恋と愛の違いの新しい解釈思いついたんですけど、その場でメモしなかったせいで、ちゃんと忘れてショックを受けています。

〇〇なのが恋で□□なのが愛みたいなやつ。
すごく良いの思いついたはずなんですけど、なんだったんだ…
本当に思い出せないの悔しい…

物忘れ多くなってきたかな?と思ったんですけど過去振り返ってみるとたぶんこういうこと普通にあったのでまだ大丈夫だと思います。
元々ダメだったかもしれませんがw

それでは今週もお願いいたします。

映画

『コットンテール』

出演 : リリー・フランキー、錦戸亮、木村多江、高梨臨、恒松祐里、工藤孝生、イーファ・ハインズ、キアラン・ハインズ、他

脚本・監督 : パトリック・ディキンソン

60代の作家、大島兼三郎の最愛の妻、明子が、闘病生活の末に息を引き取った。埋めようのない喪失感に打ちひしがれた兼三郎は、生前の明子が寺の住職に託した一通の手紙を受け取る。

そこには明子が愛したイギリスのウィンダミア湖に、遺灰をまいてほしいという最後の願いが記されていた。兼三郎は遺言を叶えるために、長らく疎遠だった息子の慧とその妻さつき、4歳の孫エミとともにイギリスへ旅立つ。

しかし互いにわだかまりを抱えた兼三郎と慧は事あるごとに衝突し、単身ロンドンから湖水地方に向かった兼三郎は、その途中で道標を失ってしまう。はたして兼三郎は明子の願いを叶えることができるのか。

というお話です。
心を閉ざしてきた不器用な父と、ずっと顧みられなかった息子が、本当に伝えたかった大切なことが何なのか改めて考えるきっかけになる。

妻であり母親でもあった亡き女性に導かれるように異国の地を訪れた父子の物語は、贖罪や和解といった普遍的なテーマを探求していくなかで、新たな一歩を踏み出そうとする家族の姿を映し出しています。

不器用な男が家族と関わって来なかったことを家族が亡くなってから後悔することって想像するより多くあると思うんですよね。

その後悔を取り戻そうとする兼三郎は妻の願いを早く叶えたい気持ちが空回りして息子との距離がより離れてしまうんですが、なんか他人事じゃないというか、あるあるじゃないですけどプライドが邪魔して物事がうまくいかないことは誰もが経験してるんじゃないかと思うほどです。

本当にうまくいかないことも多いし、素直じゃないけど確かにそこに愛はあるんだと感じさせられました。

妻・母は死んでしまったけど彼女の本当の願いは叶えられたんじゃないかと、天国で笑ってくれているんじゃないかと思えるようなお話で、愛ってすれ違ったりしながらも最後はちゃんと結びつくと信じさせてくれる映画でした。

慧が自分の首で輪を作った締めるだけで結べるネクタイを父に渡すシーンがあるんですが、そこなんて本当に愛ですよね。

喜びの共有は割とみんなできると思うんですが悲しみの共有って喜びより難しいんじゃないですかね。

日英合作映画だけあってイギリスでの撮影も多くあった作品ですが描写がどれも綺麗でロードムービーとしても非常に良いヒューマンドラマです。

家族と見たりカップルで見ても温かく、改めて愛について考えられるのではないでしょうか?

是非ご覧ください。

コットンテール

音楽

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ごめんねとありがとうはちゃんと伝えていきたいですね。

来週のnoteももう書き始めてます。最近調子いいな。良い映画が多すぎるな。

次回の更新は3/27を予定しております。

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