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北海道が好きになったわけ【特別編①】

息子の春休みを利用して家族で東京に行った。
実家の親も80歳を過ぎ弱ってきたと妹から連絡があり。
息子が春から高校に進学することもあり、これからは忙しくなる事が予想され、なかなか3人家族揃って北海道から東京に行くのも難しくなりそうということもあり。
また、昨年僕が癌の手術をした事もあり、元気になった顔を両親に見せたいというのもあった。

元々は仕事が終わってから行く予定だったので夜遅い便に乗った。しかし、道民の翼はここのところ、たまたま僕の乗る便がそうだっただけなのかもしれないが、連チャンで遅延しやがった。
前回は昼間の便だったから特に気にしなかった。
が、しかし!今回は夜遅い便。元々のスケジュールでも実家に帰れるのは23時半だったのに、更に遅くなる。

実際、飛行機の遅延は15分だったが、この15分の遅延の影響で実家のある田園調布駅に着いたのは最終電車だった。

昔と同じ感覚でいたのも悪かった。昔の「目蒲線」は蒲田から田園調布まで一本で行けたのに、今の「目黒線」では一つ前の多摩川駅が終着駅。深夜なのでそこでも電車が来なくて待たされ、そして昔の田園調布駅で終電ならタクシーの列があったもんだが、タクシー乗り場には一台もいない。雨も降っている中、しばらく待ったが全く来ない。でも、このままではどうもならないので、ふと思いついたタクシーアプリを急遽ダウンロードして自分の情報を入れ、配車を手配した。そしたら、ものの1分でタクシーが来てくれた。

タクシーのドライバーさんが言うには、昔とは違って今は田園調布にも自由ヶ丘にもタクシーは来ないんですって。もっと都心部にしか行かないんですって。

「私、千葉県出身なんですが、田園調布ってどれだけ凄い所かと思って来たら、坂と高齢者が多いだけの町ですね(笑)」って言われました。少しだけカッチーン。

そしてようやく実家に着いたのは午前1時過ぎ。
道民の翼よ。貴方の遅延はたった15分だったのかもしれないが、夜遅い便の15分は下手したら1時間半の遅れを引き起こすことを知っておいて欲しい。

ということで、アンケートのメールが来たので思いっきり低評価で書いてやった。

初日から非常に疲れた。

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