選挙制度を改めて真の有権者代表を選ぼう

国会議員を選ぶ選挙方式は、小選挙区比例代表並立制と呼びます。わかりにくいですね。簡単にいえば、日本を小さめの大きさで区分して立候補者を選ぶのが小選挙区。それとは別に支持する政党を選んで、得票数に応じて政党があらかじめ提出した候補者リストの順番で当選が決まる比例代表制。

小選挙区では、選ばれる人は一人か二人程度。一人しか選べない選挙区では、与党と野党がそれぞれ立候補した場合、一般に与党に有利となり野党候補は落選する傾向があります。

そうではなく与党にも野党にも公平に有権者の得票を活かすためには選挙区を少し大きくして、一つの選挙区で複数人が当選できる仕組みの方が望ましいと考えます。それを中選挙区制と呼んで、いまから30年ほど前まで実施されていました。

更に支持する政党を選ぶ比例代表にも問題があります。先の小選挙区で落選した候補であっても比例に立候補できるために逆転当選ということも起きます。その地域の民意で落選したのに、全国からの政党支持の力で当選することができるのは民意を踏みにじることになりかねません。

さて、いま国会で「結婚しなきゃいい」というやじを飛ばした議員がいるという話題があります。どうもやじを飛ばしたのは杉田水脈議員ではないかと疑われています。彼女は比例代表で選ばれた議員です。不遜なやじを飛ばしても比例代表なら再選はできるわけで、国会議員としてその資格が問われても関係ありません。

法律違反を疑われても、比例代表の候補に名をつらねれば、当選できてしまう。こんな選挙制度が本当に有権者の意見を正しく反映しているのでしょうか。

一般に選挙制度は与党が有利になる改正は行われますが、与党に不利となる改正には応じません。有権者を愚弄していると感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?