Hilfeのお客様日誌vol5
節制のカード
調和、精神バランス、、、
昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載してます)
仕事が不調というお客様
今回使った占術は
・やるべき事、やらない方がいい事
・半年先
・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの
カードを開いてみると、、、
まず問題点は
今回のお客様、非常にポジティブな方だったのですが、、、
もちろん、それは決して悪い事ではありません
それどころか一般論で考えれば良い事です
ただ、今回のお客様は
「無理矢理ポジティブになろうとしてる」
というのが問題のようでして、、、
ポジティブの逆のネガティブさも行き過ぎはダメですが
「リスクや問題」と
それの「対策」を明確にしてくれるというメリットもあります
例えば
仕事終わりの夜の帰り道に
①人通りが多い大通り
②人気がない裏通り
どちらを選ぶかと聞いたら大半の人は①を選ぶでしょう
これは
「誰でもが犯罪に遭う可能性がある」
「人目のない場所では標的にされる」
というネガティブな前提があるからでしょう
だから犯罪への「対策」として
人目に付き、犯罪者が犯行を実行しにくい①を選びます
やむを得ない事情もなく②を選ぶ人は
「自分は標的にされない」という
「ポジティブな前提」の人でしょう
だから犯罪に巻き込まれる可能性を減らす①を選びません
ポジティブも行き過ぎれば
「危機管理能力がない」
「単に何も考えてないだけ」
という事になります
「対策」や「予防策」というのは
適度に「ネガティブな前提」を主軸として考えなければ立てられません
また、行き過ぎたポジティブ思考は却って
精神を病ませる事もあります
ポジティブ思考は
モチベーションを上げたりする効果はあっても
現実的な苦痛などを取り除いてくれる訳ではありません
言うなれば麻薬のようなもので
高揚感などにより様々な苦痛を一時和らげてはくれますが
反動も大きく、所謂燃え尽き状態を招く事もあります
こうなった場合、立ち直るのにも時間がかかります
今回のお客様は
ネガティブを悪と捉えすぎており
ポジティブに振り切り過ぎて
仕事上の突発的な問題への対応ができていない
(ネガティブな想像がない為)
↓
対応出来なかった自分を責める
↓
ネガティブな思考が嫌だから無理矢理ポジティブになる
↓
振り出しに戻る
という悪循環に陥ってました😓
カードの出方に則った私の最終的な助言は
「ポジティブとネガティブなら
実はネガティブの方がある種自然な状態です
人間は思考する生き物である以上
危機を回避する為に悪いパターンを考えるものですから
限度はあれども
悲観的な想像は問題の対処法や予防策を立案するのに必要なものなので、、
悪は悪でも「必要悪」という捉え方をして
ネガティブ思考を無理に跳ね除けようとはせず
ネガティブな想像や思考が浮かんだら
『それが起きない為に出来る事は?』
『現実的に起こりえるのか?』
という風に自分に問いかけてみて下さい
論理的に考える癖がついて
その内ポジティブかネガティブかも関係なくなりますから」
でした
「ポジティブに考えれば何でもうまくいく」
「前向きさが大事」
というように
ポジティブさを絶対正義のように考える風潮が少なからずありますが、、、
ポジティブさは必要なものである事は間違いありませんが
それだけでは問題解決は難しいかと💦
突き詰めれば「気分」の話なので
問題解決の具体的な「手段」にはなりにくいです
適度に現実的なネガティブ思考と調和させて
初めて効果を発揮する概念かと思うので、、
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⚠️注意⚠️
占いの結果は
そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
(占いに「パターン」はないので)
したがって
お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません
以上をご留意頂いければ幸いです
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