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自信を持って好きな色を言ってほしいなぁ

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

ずいぶん昔に、ある人に軽い気持ちで好きな色はなに?と聞いたことがあります。

その人はたじろいで、何の色?と聞き返してきました。
たじろがれたことに私もびっくり(@_@)

いや、ただあなたの好きな色は何色かと聞いたんだよと答えたのですが、ひどく悩まれて驚いたことがありました。

どうも、答えた色でいろいろなことを判断されると思って警戒した風でした。

人にどう思われるかという不安を持つと好きな色一つ決められなかったり、人に言えないのだなと感じたエピソードでした。

私の好きな色は紫。青みの強い、そして薄い紫色が一番。


でも、子供の頃は紫色はきちがいの色という人がいて、怖くて言えずにいました。自分が気ちがいだと思われるのが怖かったのです。弱虫ででしたね~


今の私はたとえ、きちがいの色であっても自分が好きなら平気です。
第一、色にそういう意味付けをすること自体おかしいと思います。


年とともに自分は自分。これが自分なんだという確信を強くしたからだと思います。


洋服はきれいな紫色は案外となくて残念です。
毛糸にはよくあるので、紫系統のセーターが増えています。


うれしいことに私は好きな色が似合う色なので、どんどん着ています。好きな色の服を着ると元気になれるんです。

でも、パーソナルカラー診断をしてもらっても、そんな派手な色は着られないわと言う人を見てきました。

人と違うことが怖いというのは淋しいことだなぁと思いますが、本人が着たくないというなら仕方ないことです。

一人で仕事を始めた時、私は目立つことを考えました。
派手に装うのではなく、いるだけで存在感のある人を目指したいと思いました。

お金もなかったから自分自身が広告塔になろうと思ったのです。

展示したいと思ったお店やギャラリーには自分で足を運んでお願いしました。


似合う服を買いたくてアドバイスしてくれる人に会いに東京に行きました。

名刺などのプロフィール画像は地元のプロに撮ってもらっていました。

blogも毎日更新していました。10年近くやって、ある日管理画面に入れなくなって、なんだかもういいわと思って中断しました。

作れば売れるわけじゃなく、売る努力は必要でした。今のように作家がたくさんいて、イベント一杯の時代でもなかったですから、個展からやったもの。

交流会も立ち上げて、いろいろなことをしました。
面白く生きてたなぁと今でも思います。

今はゆっくり好きなものを作ることを大切にしています。子供たちも独立して稼がねばならないということもなくなったからです。

そして、宣伝のないnoteを見つけて楽しく書いています。
書くことも好きなんだなぁと思っています。売れるような文章が綴れるわけじゃないけれど、思ったこと、考えたこと、おススメなど書いて共有していけるのは幸せなことです。

落ちついて、自分らしい毎日を送っています。

好きな色はあるけれど、畑や田んぼの時はもちろん汚れない服装でいきます。今もだれとも約束がない時は暖かさ重視です。

だから、人と会うことは自分を磨くことなんだなと思います。そしてそんな時に自分の好きな色を着るというのも大切なことで自分にとってのプラスだと私は確信しています。

ミニチュアちさと工房
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駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
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サポートしていただけたら、作品のための素材購入などに当てさせていただきます。よろしくお願いしますm(__)m