頼まれて　　唐辛子栽培中

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

私の叔父は唐辛子大好きな人です。
小さい時は祖父母や叔父と同居していて、祖母が唐辛子を栽培していたことをうっすら覚えています。

その叔父が連休ごろに電話をしてきて、うちの息子に唐辛子を作ってもらえないかと言ってきました。

息子はもう田植前で、ほとんど休みもなく仕事しているのに、唐辛子なんて作る暇はありません。

叔父にそういうと、もう苗買ったんだけどなぁというのです。

苗あるなら、枯らすのもかわいそうなので、私が息子に代わって唐辛子を作ることにしました。

叔父は何を勘違いしたのか、うちの息子は農業とはいえ、研究職なのだと勘違いしていたのです。

たとえ、研究職だとしても、唐辛子を作る暇はないのです。

なので、苗を持って来た叔父に、いくら作ってほしいからって苗を買う前に相談してくれないと困るんだよというと、すぐにわかって謝るのです。

わがままなわけではないのだけれど、思いつくとやりたい、やってほしいとなってしまう人なのです。

でも、話すとわかってくれるので、かわいそうになって私が代わりに鉢を買い、土を用意しました。

花が咲きました。5月21日のことです。
あまり難しいものではないというので、私にも出来るかなぁと思います。

考えようを変えると叔父のおかげで新しいチャレンジができるんです。

唐辛子の花を見るのも初めてです。
楽しんで作ろうと思います。

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