M kingdom杯決勝観戦記

総勢425名の猛者達が参加したM kingdom杯、その決勝の舞台にたった8名のうち、勝ち上がった4名の猛者が今頂点を決める戦いへと挑む。

東家 room723選手 

南家 南りんかーん選手

西家 杵月のあのご7s選手

北家 ぶいv選手

東1局、他家の西ポンから混一色へと向かった南りんかーん選手、白のポン、1mチーで混一色白の聴牌へ。待ち選択は選択肢があるがここは9m単騎を選択。

その後杵月のあのご7s選手も5-8mの聴牌で追いつくも、ここはダマを選択。

そうしてroom723選手が9mを掴んだ。時間をかけ、親番赤ドラの一向聴、ここは真っ直ぐ行くことを選択。

南りんかーん選手が白混全帯么九混一色の満貫の好スタートで決勝がスタートした。

東2局先ほど満貫のビハインドとなったroom723選手は發の1鳴き、軽快に2副露を入れ、南りんかーん選手から6sを捉えて1000点の和了。しっかりと躱し手と決めて流し切る選択を取られており、ここまで戦ってきた猛者、焦りはない。しっかりと和了できる手を決めていく。

東3局
局を消化したい南りんかーん選手はカン5mから發バックと積極的な仕掛けを入れていく。
しかし親番の杵月のあのご7s選手のドラドラカン5sの立直が襲いかかる。これには攻めていけないと降りを選択されていく他家かと思いきや、ここに追いついたのはぶいv選手。ドラドラ断么九高目567三色の4-7m2sの変則三面張で追いかけ立直へ。

どちらもチャンス手、負けられない戦いは

ぶいv選手が杵月のあのご7s選手から捉えて満貫の和了に成功した。

東4局、南のポンから軽快に鳴いていくroom723選手に、東のポンから2副露カン7pで聴牌をいれた南りんかーん選手。7pを見事に捉え、勝負は折り返し、南場へと突入した。


南1局この親は落とせないroom723選手だが、副露も入らない重苦しい展開。最初に聴牌をいれたのは南りんかーん選手。平和一盃口高目ドラの2-5sで聴牌をいれるもここはダマを選択。

さらに杵月のあのご7s選手も4-7sの断么九平和ドラ1をダマに構える。room723選手の親番はもはや風前の灯だ。


そして打ち出されたドラの5sが南りんかーん選手の手に捉えられた。加点に成功した南りんかーん選手が親番を迎える。

南2局 南りんかーん選手も断么九の仕掛けをいれるも、ぶいv選手の赤ドラドラの2-5pで先制立直をかける。ここにやらせるわけにはいかないと南りんかーん選手もフリテンながら4-7pで追いついた。
トップ争いの2名に杵月のあのご7s選手も赤1カン6sで追いかけ立直。
負けるわけにはいかない3者の意地は、ぶいv選手がroom723選手から2pを捉え満貫の和了に成功、南2局にしてぶいv選手がトップ目に立った。

南3局 杵月のあ選手のご7s選手の最後の親番だが、先手を取ったのは南りんかーん選手。平和ドラ1の4-7mで立直へ。
ここに追いついた杵月のあのご7sが4mを回収し4-7p断么九で追いかけ立直へ。

しかし最後の4mを南りんかーん選手が即座にツモ和了。1300-2600で再度ぶいv選手を逆転。
勝負はオーラスへと向かう。

南4局
和了トップの南りんかーん選手は積極的に断么九で仕掛けに行く。そしてカン7mで先制聴牌をいれた。
あとは和了するだけだ。

ぶいv選手も役役対子で悪くない。しかしこの大会戦ではオーラス役満条件があり、三元牌のポンが期待しにくい。それでも一向聴、なんとか聴牌を入れたい。

しかし聴牌しない

聴牌しない。

そうして最後のツモ番、聴牌しろと祈る

しかし持ってきたのは南りんかーん選手の和了牌7m。發を切って最後まで諦めない選択をしたがこの發も声がかからず白も中もでてこなかった。

M kingdom杯総勢425名の頂点に立ったのは南りんかーん選手!優勝おめでとう!

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