Σリーグ世紀末観戦記 第19節 『俺は天才だぁ〜』

202x年、Σリーグは核の炎に包まれた。(2度目)点棒は枯れ、卓は裂けあらゆる麻雀は絶滅したかに見えた。
だが、雀士は死滅していなかった。

第5節 待望の兄弟対決。結果は麻雀神拳伝承者、せどなりあん選手の勝利で試合を終えた。

しかしこのままおわるゆうれいいか選手ではない。

🚩🚩🚩🚩🚩
🚩🚩🚩🚩🚩🚩

ここで終わるゆうれいいか選手ではない。
再度麻雀神拳伝承者せどなりあん選手との闘争に身を置くこととなる。

麻雀神拳伝承者 せどなりあん選手

東1局からフルスロットル。
夢咲選手の副露などなんのその。
高めのドラを引き入れ負けたことない立直へ。

最高のドラを引き入れ
負けたことない立直
なお夢咲選手も12000の聴牌。天国と地獄が同居している。


しかし流石の負けたことない立直。
見事高めをツモ和了で跳満

天才的ツモ


東2局 親番を迎えたゆうれいいか選手の發対子落としが入り、麻雀神拳伝承者せどなりあん選手は警戒を高める。

發の対子落としが見える
天破の構え

しっかりかわし手を決め親番を流していく。

しかし実際のところ対子落としの手牌はこちら。

ゆうれいいか「あっ!あっ!バカバカバカバカ!」

なんとクリックミスである。

東3局1本場 ここは後押しの立直へと向かうゆうれいいか選手。平和赤赤ドラと決めればトップへは大きく近づく手だ。


しかしここは流局。まだまだ勝負は決まらない


南1局、ここでせどなりあん選手のギアがあがる。夢咲選手の3s暗槓にゆうれいいか選手の萬子混一色仕掛けの3副露。ここに断么九赤の5-8sで立直にいくと夢咲選手から一発で5sを打ち取ることに成功した。夢咲選手は手痛い放銃となる。


しかしこのまま終わるゆうれいいか選手ではない。エンデ選手の仕掛けに果敢に断么九ドラ赤の手で攻めてゆく。エンデ選手から2sを捉え、親番で更に加点することに成功した。

しかしここで終わるせどなりあん選手ではない。
エンデ選手に逆転された南3局、平和のみの5-8pだがここは立直へ。3巡後8pツモ。しっかり裏を乗せまずエンデ選手を逆転してオーラスを迎える。

まだまだここで終わるせどなりあん選手ではない。エンデ選手の仕掛けに怯むことなくフリテン1-4pをツモ。またしても裏ドラを乗せトップ目へと躍り出た。


その後エンデ選手が夢咲選手から和了し勝負あり。せどなりあん選手がまたしても兄弟対決を制した。



レギュラーシーズンはここで終わり。もう兄弟対決は見られないかもしれない。


しかしゆうれいいか選手はここで終わるいかではない。必ずやチームをファイナルへ導く活躍をしてくれることだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?