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1年の変化

高校も卒業に近づいてきた今日この頃。
1年前の私を思い出します。

私は,今年の1月から全日制高校から通信制高校に転学した普通の高校3年生。2023年は私にとってはこれまでのレールから外れて,新たなレールに乗り換えた1年だった。

まさか転学して1年経たずで国立大学への合格を決め,看護師を目指してるだなんて,考えてもいなかった現実を引き寄せてる今。正直驚きを隠せない。1年でこんなに変化を遂げると思っていなかったが故に,現実とのギャップを受け入れられない所もある。

そんな私だが,通信制高校に入って世間一般の声にショックを受ける事も多々あった1年だった。「通信って勉強とか色々大丈夫なの?」心配の声の様に聞こえる所もあったが,なにか見下されている様な,優劣思想をつけられている様な感覚に陥る事もあった。実際に通信制高校への理解が浅い方には,酷い言い方をされる事もあった。

当時は悔しかった。何か引っ掛かるとこがあって,自分の選択に自信を誤ったかも…って自分を責めてしまう事もあった。でもね,その感情が湧き上がる度に,この選択を自信持って正解だったと自分自身に証明する為の行動をとった。

ある時は介護(初任者,実務者研修,同行援護)を,ある時はカンボジアへボランティアに,またある時は読書をしまくり…今できる限りの行動を起こした。通信制高校は自発的な行動が要になる。だからこそ,やりたい事を見極め,即行動する自主性を大切にした。もちろん,自分だけの力ではありません。理解してくれた家族や友人,先生方の力添えもあってさまざまな事に挑戦できた。

色々経験してる中で,元は福祉の道を目指していた所,看護師(その中でも国際的な看護師,研究者,国連機関,看護系技官)の様な素敵な職業にも出会いました。目標に高みを持つ為にも国立大学に進学しようと夏頃に決めて,全力を尽くした。

この頃には,悔しさを覆すためという目的から,将来出会う誰かの為に,自分の中の「人々が健康でその人らしくいられる社会の実現」というモットーのためという目的に変化して行動していた。

結果12月の中旬「合格」の2文字があった。

私は合格したことが嬉しいわけではない。
通信制高校に転学して,自分のやりたい事に熱中でき,他者の協力もあおりつつ主体的に動いた結果が色々な形に変わって自分を含む色々な人の喜びになっていたことが嬉しいのだ。

介護の経験やボランティアもそうだが,この大学の合格も友達や家族,先生にとっての喜びになってもらえた。もちろん自分も最高に嬉しいけど,こうして他者の幸せに繋がったと考えると,行動して良かったと改めて思った。もちろんこれからが将来に向けてのスタートなので,そっちの方に今はワクワクドキドキ準備しているが,あの喜びはなんだかんだ人生で一生忘れることはないだろう。本当にありがとう。

1年で人は変わります。
もちろん1日単位で人は新しい自分になります。
その1日単位の変化が自分を成長させてくれます。様々な人,物,出来事との出逢い,1日1日を大切にしようと思う今日この頃でした。

ここまで行動してくれた自分にも感謝。
ここまで支えてくれた家族や友人,先生にも感謝していこうと思います。

「人は1人では生きていけない」っていう言葉もありますが,もちろんそうだが,自分自身という「1人」を大切にしていなければ元もこもありません。今年はそんな事を実感できた1年でした。

他人に流され,世間に流され,自分軸さえなくて,常に世間のレールに乗せられて生きてきた全日制高校時代の自分。その反面,自分のやりたい事に忠実に,誰からも否定される事もなく,可能性を広げた通信制高校の自分。どっちもどっちの楽しみと面白さはあったが,変化は一目瞭然だ。少しは成長できた事だろう笑。

今年1年は今年のうちに昇華させて,大学生活からはまた切り替えてやってこうと思います!

では!ハッピークリスマス&ハッピー2023

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