7/27 新潟9R新潟JS

【予想】
◎7サペラヴィ
○5ホッコーメヴィウス
▲6パトリック
△4ウインチェレステ

【全頭評価】
○ウインチェレステ
まだ入障してから2戦しかこなしていないが、ポテンシャルを感じさせる1頭。緒戦を福島で勝ち上がると初のOPとなった前走でも、メンバーレベルが高い中4着に割り込んだ。正直飛越はまだまだ粗削りで、気性面にも不安は残るが、前走後ろで控えた経験が生きてくれば。付きっきりで調教をつけている金子Jにも期待がかかる。

○エンデュミオン
前走は小倉で2着も、休み明けで本調子とは程遠いなかだったため、それでも善戦していたと見るべき。入障後はほぼ安定した成績を残しており、馬券を外したのは三木HLPJSのみ。状態面を考えれば前走よりパフォーマンスを上げてくるのは当然だし、テン乗りの小野寺Jも魅力的。ただ、置き障害の早い流れのレースを経験していないのが気がかり。

○サイード
近走は主に固定障害コースを使われていたが、結果は今ひとつ。一方置き障害コースは相性が良く、4戦走って1着2回、2着2回とパーフェクト連対。特にOP勝ちのレースはレベルに疑問符は付くものの、タイム、内容ともに文句なしの内容だった。充分に見直せる余地はありそう。ただ、距離延長にあまり良いイメージがなく、固定障害で唯一馬券内の牛若丸JSも前走から距離短縮の一戦、中京の未勝利勝ちも距離延長であまり良い内容とは言えなかった。黒岩Jは乗れているが、単純に乗り替わりは不安要素。

○サクセッション
前年度の覇者。新潟では障害緒戦を除き、全て1着。メンバーの中でも屈指の新潟巧者であるのは間違いない。ただ、昨年度の同レース制覇後はあまり順調に行っていない印象。出るはずの東京JSを回避し、京都HJも大敗。コースが合わなかったといえばそれまでだが、どこまで本調子に戻せているか。石神Jは未勝利勝ちのジョッキーなので、それほど不安はなし。福島での落馬の影響が心配だったが、それも先週で払拭。人馬ともにレースの中心となる存在。

○サペラヴィ
こちらもメンバー内ではトップレベルの新潟巧者。今年はすでに2戦して3着、1着と健在ぶりを示した。当初、この馬の印象としては、スピードがあるもののスタミナに不安、というものだったが、昨年の同レースと今年のOP(SA戦)でそれも解消したように思う。特に今年のレースは2周目の向正面から一気にロングスパートを仕掛け、ニューツーリズム、パトリックに影を踏ませない完勝だった。今回もメンバーレベルは上がるが、タイムの早い決着、遅い決着のどちらにも対応できている点は非常に大きい。江田Jもこの馬に騎乗する時は積極的な好騎乗が目立つ。ケイアイドウソジン以来の重賞制覇に期待がかかる。

○ダイシンクローバー
近走は不調が続く1頭も重賞勝ちありと実績は最上位。前走は好スタートからハナを奪うか、という勢いだったが、ホッコーメヴィウスの落馬を受けてか位置取りも下がってしまった。度外視しても良い内容かと思う。置き障害のイメージはほとんど無いが、テン乗りとなる中村Jがどのように導くか。

○トライフォーリアル
こちらも近走は低迷が続くが、実績はあり。飛越が今一つ不安定な面もあり、置き障害のレースに出るのも久しぶり。これまで足らなかった部分を補える可能性も充分にあるが、果たしてどこまでやれるか。五十嵐Jの継続騎乗はプラス。

○ニューツーリズム
昨年の本レース2着馬。新潟ではほぼ安定した成績で、2022年からは掲示板を外していない。武器はとにかくスタミナ。先行もできるし、出遅れてからも途中で捲っていけるので、比較的どんな展開でも対応できる。ここでも当然上位候補ではあるが、気になるのは前走のレース振りと乗り替わり。その前走は62kgを背負っていたこともあるが、サペラヴィにお株を奪われるような内容。早め先頭から一気に押し切られてしまった。サペラヴィ江田Jの好判断と言ってしまえばそれまでだが、調子が良かった中、最後の直線でパトリックにも差し切られた点に不満が残る。また、伴Jが乗った時はゲートを出るが、前回はいまいちそのメリットを活かせていなかった。その反省を活かして、積極的なレースをしたいところ。

○パトリック
経験は浅いが、新潟では常に安定している1頭。今春はOPで2戦したが、どちらも強い内容だった。特に2着だったがサペラヴィ戦では、スタート出遅れてから序盤は後方も、中盤から押し上げてニューツーリズムには先着。斤量増や距離延長などの不安を押しのけての好走だった。折り合い面の不安から今回も後ろからのレースにはなりそうだが、そこは森Jの手腕の見せどころだろう。夏季のレースが初めてなのも気になるが、そこも何とか耐えられれば。

○ホッコーメヴィウス
実績は最上位。新潟コースでの実績も文句なし。前走は落馬となってしまったが、しっかりと走りきってはいたため、一叩きされたと見てよさそう。今回は加矢太Jへの乗り替わり。他に競りかける馬もいないし、自分のリズムで逃げられそうな点はプラス。悲願の初重賞制覇へ。

○マイネルヴァッサー
11歳馬ながら今年も現役続行。さすがに過去も好走歴がない新潟変わりはプラスとは言えないが、馬場が渋ればチャンスあり。

○リレーションシップ
障害はまだ4戦目。ただいかにも高田Jのお手馬という感じで、順調に育ってきている。前走はOPで5着も、昇級緒戦かつ叩き台のレースということを考えれば悪くない内容だった。今回は初勝利の舞台である新潟コースへ戻るため、面白い存在ではある。どこまでやれるか。

○ロンギングバース
福島で未勝利を勝ち上がり後、いきなりOPでも好走を見せた。馬自身の成長は見込めるが、好走歴は福島しかない。陣営は控えてもいいと言っているが、どのようなレースを見せられるか。

【買い目】
単勝 7
馬単 7-5
馬連 5-7
ワイド 5-7
3連単 5,7-5,7-4,6
              5,7-4,6-5,7

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