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道明寺 

直近でさくらインターネットの (+730%)LABORO.AIのストップ高を完璧に的中させて、Xのフォロワーが爆増中の私に

「私も道明寺先生のような勝ち組になりたい」「どうやって専業になったの」という内容の質問が届きました。それもかなりの量。(笑)

Xの発信では多くの人が閲覧するため、しっかりとした言葉遣いを心がけていますが、このノートを見に来てくれた人たちには「OFFの道明寺」を見せても問題ない。と私が勝手に判断(信用)したので、言葉遣いが少々ラフになってしまうかも(笑)


それでは、『ただの手取り16万のサラリーマンが、たった3年で専業投資家になれたワケ』を包み隠さずお話しします

第一章 「こんな会社辞めてやる」


私は、どこにでもいる”ただのサラリーマン”でした。

朝は6時15分に起きてゆっくりする間もなく、ワイシャツにそでを通し朝食を食べる。ブラックコーヒーも一緒にね(笑)朝食をサッと済ませたら歩いて駅に向かう。

お決まりの満員電車に揺られて出勤後、気合を入れて作業に取り掛かる。
いくら頑張っても給料は16万のままで毎日おなじことの繰り返し。少し間違えただけでこっぴどく叱られたり、上司もストレスが溜まっているのだろう。

「いつまでこんな生活を送るんだ。俺の人生はこんなもんじゃない

そう思った35歳の春。
私はこの時、「40歳までに会社を辞めて自分の力で生きて行こう」という人生の目標を立てました。そのことを弟に話すと「どうやって稼ぐの?」と現実的な質問が。

私は言いました。
「そりゃあれだよ、ほら。投資」
焦ってドキドキしていたのを今でも覚えています(笑)

この軽卒な発言が、後の私の人生を好転させるとは思ってもいませんでした。

第二章 「大損失と出会い」


あんなに威勢よく「投資で生きていく」と口火を切ったはいいが、投資のことなど微塵も知らないし、投資といっても不動産や株などいろんなものがあるしどうしよう。と不安な気持ちのままGoogle先生に聞いてみた(笑)

一番最初に目についた記事に

資金が少ないうちは為替などのFXトレードがいい。それで資金を作った後、株式投資でFIRE

と書いてあった。どうやらこれが投資の鉄則とやららしい。実に胡散臭い(笑)そう思った私はこの記事をシカトして、最初から株式投資を始めることに。

なけなしの給料を毎月少しづつ貯金していたため
投資に使える余剰資金は110万円程あり、これだけあればいけるだろうと
その時話題になっていた2000円台のある銘柄を200株、自信満々で購入。

「これはいける」

そう思ったのもつかの間。
1週間後に2日連続ストップ安となり見事な爆含み損。結果的に75万円の大損失。投資も甘くないなと実感しました。最初から一人でやることを諦めて、投資をかじっている上司に相談しました。すると、

「株の前に為替だよ、為替。FXとかそういうの。聞いたことない?」

この時、35歳独身で投資初心者である私はハッとしました。
先人がやってきたことと、同じことをすればいいんだ。
まずは小額から。コツコツ確実に増やすしかない。近道なんて存在しないんだ。と

これが「初めての大損失」と「為替トレードとの出会い」でした。

第三章 「準備万端」


「失敗を恐れず、思い立ったらすぐ行動。本当の失敗は何も行動しないことだ。

私に為替トレードでの利益の出し方を教えてくださった師匠のような方が、挫折しそうな私に送ってくれた言葉です。

そう教わってから私は、考えるよりも先に行動に移すように心がけていたのでひとまず、趣味で使っていた海外のトレード口座に2万円入金。この時から大学受験前のように手法やシグナルをひたすら勉強したり、デモ口座でエントリーの練習もした。

1日4時間はマストでね。(笑)今思うとイカレテルけど、当時の私はこれが
1番の近道だと信じてがむしゃらに取り組んだ。

チャンスがあればすぐにでもエントリーすることができる状態になったので、チャートを表示するためのゲーミングモニターを購入。

8畳一間の狭い自分の部屋が目標のために変わっていく光景を見たとき、
体の奥底からやる気と自信がみなぎってくるのを感じました。俺は変われるんだ。絶対に変わって、かわいいお嫁さんを貰うんだ。と

これで準備は万端。いつでもかかってこい。

第四章 「起爆剤」


初めは2万円から。

75万の大損失を経験した私はリスクが怖くなってしまいました。

どうやったら少ないリスクで大きな利益を狙えるだろうか。と考えていたのですがなかなか思いつかず、大学時代の後輩に電話をかけた。

証券会社に就職したとの噂は本当だったらしく、それっぽい回答が返ってきました。

「私は勝ちの多さではなく、負けの少なさで勝負してます。」

これだっ!
負け数を減らすために、勝率が高い場面でだけ勝負すればいいんだ!!

こうして私の資産形成プロジェクトは始動したのです。

小額からコツコツと始めたトレードも順調に進み半年がたったころ、趣味程度で開設した海外口座の証拠金はついに120万を超えた。その中から20万円を出金したときの達成感は今までに味わったことが無いほどの快感でした。

また一歩ずつ、目標に近づいていくあの感じ(笑)ぜひ皆さんにも味わってもらいたい。

この気持ちを味わったとき、今までふんわりとしていた自信が確信に変わり、さらなるやる気とパワーに満ち溢れていました。

福利運用と増資を繰り返してひたすら突き進む。

「これは確実に上手くいく」

この感覚が、私の専業投資家人生の起爆剤となりました。


第五章 「日本株投資家」


「投資で生きて行く」と弟に口火を切ってから1年半。

趣味程度で開設した海外口座の証拠金が1000万ほど溜まった。それと同時に師匠からのアドバイスの下、日本株を扱い始めた私は会社の昼休みを使って
上昇が見込める銘柄のスクリーニングをするようになりました。

為替トレードでトレンドの転換点を見つけることが上手くなってた私は、株取引でも含み損なしの利確を連発していました。センスがあるのかも?(笑)

今まではチャート上での分析。俗にいうテクニカル分析が得意だったが、日本株を触るようになってから、その企業の成長性や業績から値動きを予測する「ファンダメンタル分析」を取り入れた。本格的に投資家っぽくなってきたのはここら辺からで、休日は朝から晩までパソコンの前に座り上昇銘柄の特徴をまとめてデータ化したりと、最適なスクリーニング方法を追求しました。

夏のある休日、いつも通り株探やトレーディングビューを使ってスクリーニングをしてたら、小学校からの友人から着信が。特にこれといった要件もなさそうで、いつもの暇つぶし電話が始まった。

5分ほど他愛のない話をした後、話題は上司の愚痴へ。

友人
「最近どう?仕事のほうは。順調?うちの上司は相変わらずうざくて参っちゃうわ。」

道明寺
「上司ってのはそういう生き物だからな。俺の上司もなかなかうざいよ(笑)逆にこっちが会社辞めてやろうと思ってんだよね。」

友人
「はぁ!?ついに人生諦めたか(笑)。」

道明寺
「諦めてねーわ(笑)。自分だけでお金稼ぐんだよ。」

友人
「そんなこと言ったって、簡単じゃないだろ?お前は何を目指してるんだよ(笑)」

道明寺
「投資家。自分一人の空間で、日本株と為替だけで生きて行く。」

この時の発言は、勢い任せで弟に発したものとは違って重みがあった。

第六章 「心の余裕」


為替での資金集めが思っていたより順調に進み5000万から1億を達成するまでの期間は5か月。毎日無我夢中で取引をし続けた甲斐あって

2年半経つ頃には、投資に使える余剰資金が1億9000万ほど溜まっていました。

私に為替の存在を教えてくれた会社の上司ともそろそろ会えなくなるのかと少し寂しい気持ちにもなりましたが、そんなことは言ってられない。

俺には叶えなくてはならない夢があるんだ。そう言い聞かせて専業投資家への道を突き進んだ。


「株式投資は資金さえあれば、ローリスクでハイリターンを得られる」
という師匠からの教えはかなり的を得ていて、この時期の私は
この言葉の本当の意味を理解し始めました。

為替と株式投資の大きな違いはズバリ…
「1トレードごとに掛かるリスク」である。

為替は0.1秒のずれが、利益に大きく反映するため酷いときは10万円の差が出ることもあった。おいおいマジか、そう思ってる暇もなく次のエントリーポイントを探す。トレンド転換を見つけてはエントリー。狙いのポイントまで動いたら利確。心身共にかなりの労力を使いますが、ロットによる調整が可能なので低資金でも大きな利益を狙うことが出来ます。

ポジションを持っているときは休憩時間など存在しないため、精神状態はかなり複雑で常に緊張してたのを覚えています(笑)

それに比べて株式投資は
狙いの銘柄を見つけて買いを入れてから利確までの期間は平均3か月ほど。ファンダメンタル面も考慮しながらゆったりと銘柄の値動きを監視することが出来ます。が、資金が少ないと含み損に耐えられなかったり焦りが生じます。

資金があればあるだけ心の余裕が生まれて、値動きに対して正しい立ち回りをすることが出来ます。

この違い、わかりますか?(笑)

要約すると、

「為替やFXなどはレバレッジをかけることで、少ない資金からでも大きな利益を狙うことが可能だが、エントリー中は常にチャートを見ている必要があるため心身共にかなりキツイ」

「株取引は余剰資金1000万円以下の場合マネープレッシャーなどによる早めの利確や含み損の塩漬けなど不正確な立ち回りをしてしまう。が、多額の資金を作ってからから望めば日々の生活にも余裕が生まれる」という事。

「マネープレッシャー」とは↑


ここで思い出してほしいのは、
第一章で”右も左もわからなかった私”がとりあえず調べたこの記事だ。

資金が少ないうちは為替などのFXトレードがいい。それで資金を作った後、株式投資でFIRE

為替トレードはあくまでも、株取引に充てる資金を集める為に始めただけで本来の目標は「株式投資家」です。これだけの資金が作れたら今までのように本腰入れて為替トレードをする必要もなくなったので、いろいろな通貨ペアを見比べてチャンスを伺い、精神を削られる毎日ともこれでおさらば。
この時の私は

お金の余裕は心の余裕

という言葉の意味を、身をもって体感したのです。

最終章 「満開」


挑戦に年齢は関係ない

投資家として生きて行くと決めてから3年がたった春。

為替であれだけ莫大な資金を作ってしまえば、後はこっちのもので
トレンド転換のシグナルが出ている銘柄をみつけては購入。

最低でも1000株、多いときは一度に1万株買う時だってあった。
大金持ちになるための近道は存在しないと思っていたが、専業投資家として筋斗雲に乗り「スタートからゴール」までの全貌見ている今ならわかる。

「FX→株式投資。」このやり方が一番の近道だと。

為替トレードで資金を集めるフェーズを終え、株取引に集中することが出来たので勤めていた会社に退職届を出し、あの上司とも最後のあいさつを交わした。

もう叱られることもないのかと思うと少し寂しく思えたが、
専業投資家にまで上り詰めた達成感でそんなことを考えてる暇がなかった(笑)。

かといって収入源が減るのは今後の投資家人生に支障をきたすと思ったので、有名なプロトレーダーの方が運営しているコピートレードに1000万円を入金し、毎月安定して20%ほどの還元を受けることにしました。

これから始まる「専業投資家 道明寺」の人生を想像し、数々の期待に胸を躍らせながら10年以上毎日通っていた会社から駅に向かう途中、ふと空を見上げ足を止めた。

そこに広がっていたのは、きれいな青空と満開の桜だった。

「今日は歩いて帰ろう。」


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