初参加の7thライブ幕張公演「Comical Pops!」を終えて

こんにちは。らいとです。
去る2019年9月3日、アイドルマスターシンデレラガールズ7thライブ「Comical Pops」が幕張で開催されました。僕は今回が初めてのライブへの参加だったのですが、とても充実した時間を過ごせました。いやー最高だった。今更ではありますが,今回はそのレポになります。この記事が、ライブに興味はあるけどよく分からない人や、なんとなくライブのことは聞いたことはある人、初めてライブに参加しようとしている人の参考になればと思います。ちなみにこの記事書き始めたのが9/4なんですけど、気が付いたら1ヶ月経ってました()  はやい…


1.ライブ参加のきっかけ

そもそもなぜライブに参加しようと思ったのか?
ライブに行くには多くのものが必要です。特にネックなのが時間にお金、それに体力やチケットを手に入れる運などなど…。何も知識や経験がない状態のゼロベースから行こうとすると、結構ハードルが高いのではないでしょうか。僕はデレマスに限らず、ライブの類にこれまで全然行ったことがありませんでした。そもそも、曲は家にいても聞けるのに、ライブってそこまで色んなリソースを割いて行く必要あるのか?という気持ちも心のどこかではあったように思います。

 にもかかわらず、今回7thライブの幕張公演に行ってみようかなと思ったのは、これらの理由と天秤にかけても超えるだけのものがあったからです。それは、新アイドルである久川凪と久川颯のユニット「miroir」とその楽曲「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」の初披露の舞台であるということでした。この曲がどんな曲なのかは、以前の記事をご覧いただければ分かると思うのでここでは割愛しますが、登場から五ヶ月、ついに生で聞くことができるとなれば、行かない手はありませんでした。また、以前の考察記事を通じて知り合ったフォロワーのりばーさん(@renfachan)から偶然にもチケットを譲っていただける縁もあり、今回の幕張公演に参加をすることに決めたのでした。

2.ライブの準備とコール表作り

 さて、ライブに参加することは決まりました。とはいえ、具体的な準備を始めたのは8月末ごろでした…。普通に遅い。荷物としては、いつもの水筒に加え500mlペットボトル1本、夜着るための上着、タオルくらいです。あとは名札を作成して持っていきました。多くのプロデューサーたちは、現地で名刺交換をしています。しかし、印刷の発注について知識が全然なかったため、妥協案として名札という形を取りました。Powerpointで名前と担当、TwitterIDとデレステの番号を記入。あとTwitterのアカウントのQRコードを載せました。

また、コンサートライト(サイリウム)は公式の物販で代理購入をお願いしました。ただ、1本だとやはり少ないように感じたのと、色の変化がつけられないため、Amazonなどで購入してから行くのがいいかもしれません。
https://amzn.to/2mbsBHv
ただし、コンサートライトは公式の規定があるので、それに抵触しないようにする必要があることには注意しましょう。

ライブに参戦するにあたり、他に心配だったのが曲のコールでした。コールとは、いわゆる合いの手のことで、各曲ごとにさまざまなパターンがあります。難しいものはきちんと練習しないとうまく合わせることができません。そこで、目玉であり一番聞きたい曲であるO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!のコール表を作ることにしました。
●初披露の新曲であること
●コール難易度が高いこと(いえーいとクラップを同時にする)
●落ちサビのみ「ふー!」のコールがないこと
●曲自体の人気がとても高く、期待している人が多いであろうこと
●何より、自分が完璧にコールしてライブを最高に楽しみたいこと
など背景もあり...

実際に作ってみると、歌詞自体は以前自分で書いた記事からコピーしてきたから良いものの、それ以外のパート分けやコールのセリフ、クラップの位置など、何度も聴き返さないと分からない点が多かったです。O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!のコール表やコール動画自体は他の方も作っていらっしゃったのですが、僕は見ていてO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!という曲そのものに興味を持ってもらえるようなコール表を作ることを目指しました。そしてできたのがこちら。

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せっかくの7thライブ幕張公演初日という、颯と凪の二人にとって最高の晴れ舞台です。O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!を楽しみにしている方はもちろんですが、それ以外のプロデューサーたちにもO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!のことを知ってもらう絶好の機会に違いありません。加えて述べるなら、デレステのイベントで1番の歌詞は知っていても、配信されたfullのM@STER versionを知らないという人もいるはずです。その人たちにもぜひ当日盛り上がってほしい、一緒にコールをして颯と凪の応援をしてあげたい、そして何より、颯と凪はこんなにもかわいく魅力的な最高のアイドルなんだって伝えたいという思いがありました。

 特に気に入っているシーンのスクリーンショットを貼ったり、フォントの大きさを見やすいサイズに調整しました。2DMVの内容は特にかわいいシーンが多いので多めに引用しています。2DリッチのMVの2人の仲の良さがほんとに最高なんですよね。
その結果、1563RT 2409いいねと、本当に多くの方に見ていただくことができました。極端な話、言ってしまえばたかだかコール表でここまで伸びるとは正直思ってませんでした。それだけプロデューサーたちのO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!への期待の大きさも大きかったんでしょうね。拡散していただいた皆様、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
あなたの幕張公演の楽しみに、このコール表が少しでも貢献できたならmiroirのプロデューサーとして作ってよかったなと思います。      目的だったmiroirのリアルプロデュース活動、大成功です。

3.ライブ当日

 幕張メッセ自体は、僕はポケモンカードの大型公式大会でしばしば行くことがあります。とはいえ、それよりはやや遅く、だいたい10:30くらいに到着する電車で向かいました。
始めは会場入りが16:30なのに、そんな時間まで何してるのかなあ…物販もあるらしいけどって感じでした。

海浜幕張駅について、いつもの道を歩いているとなんだか音楽が聞こえてきます。会場ではずっとデレマスの曲を流しているのですが、Fullなので聞いたことない曲が流れるとテンションが上がりますね。だんだん近くなるにつれて音が大きくなってくるのが、いよいよ来たかーって感じ。確かTulipとかPretty liarとかが流れていたような気がします。

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入口の方までずっと歩いていくと、フラスタが一列にずらっと並んでいるのが外から見えました。かなり数が多くて、幕張のホール2つ分くらいはあったと思います。道を歩いていると、様々なアイドルのグッズを持った人たちで溢れていて、見てるだけでも結構面白いなーと思いました。法被やうちわなんかはよく見かけましたが、人によっては名刺交換を求めるホワイトボードやタブレットを持っている人もいらっしゃいました。あと漫画で見るようなPヘッドの人が一人だけいて、なんか感動しました笑 すれ違う人や近くにいる人全員がアイマスを知ってて、共通項としてライブを見に来てるって感覚が独特でした。

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↑ 個人的に一番かわいかったフラスタ.なぴかわ.

入口で一緒に入場するフォロワーさんたちと合流。自己紹介等しつつ、今日のライブやデレステのことなどについて話しました。ここでびっくりしたのが、結構な頻度で見ず知らずの人が名刺交換のために声をかけてくることです。その人の担当が身に着けているグッズで分かりやすいとなおさら。こんなアクティブに来るもんかって思いました。
名刺も人によってかなり個性が出ていて、見てて面白かったです。レンチキュラー印刷(傾けると絵柄が変わるやつ)の名刺とかもあって、すごい手間かけてるなーと。

ホールを出て階段を下りた外では、巨大なぴにゃこら太と特設モニターが。今回の幕張公演に出演するアイドルたちの紹介ムービーと、comic cosmicのM@STER VERSIONが流れていました。この時点ではまだ配信されていなかったので、ここで初めて2番以降を聴くことに。

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↑ はーとなーが来たときはテンション上がりました笑

そんなこんなでお昼。中のヤマザキで買いましたが、12時くらいでも全然空いてて楽に買うことができました(ポケカの大型大会のときはお昼いつも混んでるのです…).
ついでに1階の物販に行き、Tシャツを購入。他の人が色々着たりしてるのを見てると、欲しくなっちゃうんですよねーこれが。最初はそんなつもりじゃなかったのに。熱に浮かされてるやつ。

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↑ 物販の様子と瞬殺されたなーはーぬいぐるみ。ちなみに10月8日18:00から再販受付らしいので欲しい方は申し込みましょう。

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近くのトイレで着替えて準備完了。14時ごろになると、miroirの合同法被企画で写真撮影があるとのこと。せっかくなのでついていくことに。

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法被は、初めてのライブだしそこまでしなくてもいいかなーってことで購入はしていなかったので、傍で眺めてました。今思えば買ってもよかったかもしれませんが…。人数が結構多くて、なかなか壮観です。全員背中を向けて撮っているのを見て、軽いカルチャーショック。そりゃ誰だってオタクの顔よりはーとなーのかわいい顔見たいよな…(

そんなこんなで、入場の時間が近づいてきます。ホール内のモニターにもちゃんとライブの告知が出ていました。ちなみにこの日はB’zもライブをやっていたんですね。15:00過ぎにはかなり人が多く、さながら満員電車のような様相に。

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そしていよいよ入場。16:30すぎ、11番ホールの一階部分は人でごった返してました。
身分証を提示して中へ。3ホールを連結するとこんな広いのかって感じでした。あと花道っていうか伸びてくるY字のステージが思ったよりでかい。中が暗い分、前のステージの照明が眩しかったです。席はC4だかC5だかでした。前からA,B,C…となっているので、かなり前の方ですね。ちなみに会場である9-11番ホールのキャパは約15000人ほどだそうです。なんだかんだトイレ等に並んでいると、あっという間に開演の18:00が迫ってきました。

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4.ライブ本番

 基本的に自分の場所に椅子があって、そこに荷物を置きながら立ってコールをしたりする形になります。ある程度曲をやるとMC(今回はリアルシンデレラガールズ劇場でした)を挟むので、そのときに座って休む感じ。
終わったのがアンコール込みで21:40くらいだったので、実に3時間40分もの長さでしたが、意外とトイレは持ちこたえました。声を出したりしてるとそこまで気にならなかったです。なお喉は無事死にました。
 ここでは、いくつか印象に残った曲をピックアップしたいと思います。


● O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
繰り返しになりますが今回の目玉といっても過言ではない。リカチマルとひーちゃんのどちらもすばらしいパフォーマンスでした。メインモニターに映っている歌詞の映像が、デレステのMVの庭の部分みたいな感じでした。
個人的にめちゃくちゃよかったのが、サビの「Tig- Tig- Tig」と「Hug- Hug-Hug」の歌詞の出し方です。デジタル数字みたいなカクカクのフォントだったんですが、颯のイメージカラーである水色の線と凪のイメージカラーであるピンクの線がそれぞれ垂直に交差するように入ってくるんです。パステルカラーだけあって画面に映したときに主張が激しすぎないのも良くて、めちゃくちゃお洒落でかわいいんですよ。曲中噛み合っていなかった二人が、サビになって重なり合い歌っているのが文字でもばっちり表現されていて、凄まじいセンスの良さに圧倒されました。
 あと凪ラップの部分で「1LDK 2LDK あなたの望みはどういう系?」の歌詞がモニターに出たことで確定したのがよかったですね。人によっては2LDKがnLDKになっていたり、どういう系?がどういうK?になっていることがあったので、公式が歌詞を出してくれたのはかなり大きいです。「ココロはyouのすすめ」の部分はモニターに出なかったので、未だに分からないのが惜しいところですが… 早くCDが欲しいですね。
 あと、ライブ中に周囲の人たちが結構クラップをしようとしてくれていたのが、コール表を作った身からするとちょっと嬉しかったです。
 現地で聞いて特に印象に残っているのが、曲の最初の凪のメッセージ読み上げが聞こえたときの歓声の大きさですね。地鳴りがしそうなビリビリと来る大きさでした。
声が、音が、熱が、反響が、存在感が、波が押し寄せてくるような。
身体の内側から突き抜けるような勢いが溢れるような。
まさに現地にいないと絶対に味わうことのできない感覚でした。
アイドルとプロデューサーが、曲を介して一体となり、爆発的な熱量で盛り上がるのがライブの醍醐味に他ならないんだなあと思わされる経験でした。
長くなりましたが、要するに何が言いたいかというと、O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!は最高だということです。

● Kawaii make My day
幕張公演のmiroirを語る上で、この曲も外すことはできないでしょう。ゆかりのいない
メロウ・イエローを補うように、miroirの二人がカバーしていました。よくよく見てみると、「鏡の中の自分が変わりたい! そう言ってるから」や、「都会で出会う女の子、最新すぎ大問題です」、「自分らしさ大事に アップトゥデート」といった歌詞がmiroirにも当てはまるところがあり、かなり相性のいい曲だということを知らされました。comic cosmicのオープニングコミュで、颯が有香と会ったときにこの曲のことを言及していたのがきちんと伏線になっていたのがうまいですよね。凪の歌っていたところに「かわいいー!」のコール入れられたのがすごいよかったです。法子役の都丸ちよさんが本当に法子っぽくて、めちゃくちゃ声かわいかったです。

● 気持ちいいよね!一等賞
現地で聞いて一番コールが熱かった曲。デレステでプレイしているときのイメージと全然違いました。とにかく、サビのところの「一等賞!ハイ!」とか、「フレーフレー」とか、応援歌のような曲の特色を活かしたコールで声を出すのが気持ちよかったです。

● 無重力シャトル
今回初披露のうちの一曲。これも今回聞きたかった曲の一つでしたが、事前のコール練習では全然タイミング合いませんでした。入りが難しいです。本番ではモニターに結構コールが出てくれたので、やりやすかったのがラッキーでしたね。「大爆発!」のところが好きです。あと、この曲菜々さんの声が特にいいですよね。「夢中で探した 星空に君を」のところとか「宇宙まで届け 愛を乗せたシャトル」のところが一発で菜々さんって分かります。

● Gossip Club
セクシーギャルズのサプライズ新曲。リアルシンデレラ劇場のセクシー担当・ギャル担当・ズ担当のくだりがめちゃくちゃ好き。デレステでもちょうど今イベントが来ていますね。初めて聞いた感じかなりかっこいい曲だなーと思いました。唯の「褒め言葉と誘い文句の雨を~」のところから,「狙うタブロイド」の流れめっちゃよくないですか?

● comic cosmic
全体テーマ曲。「かけがえのないこの時間は みんなでつくりだすもの」という曲のメッセージ的に最初に歌うかと予想していましたが、ほぼ予想通りで2曲目でした。この曲もサビがいいですよねー。直前にイベントでやっていただけあってタイムリーな曲でした。「上手もどうぞ 下手もどうぞ」とかまさにライブって感じの歌詞でぴったり。
この曲に限ったことではないんですが、ライブってどれも曲の演出がすごいですね。映像と光の使い方がうまいなあと思いました。イメージとしてはプロジェクションマッピングみたいな? 背景がかなり目まぐるしく変わります。ちょっとディズニーのビッグバンドビートに近い感じあるなあと思いました。カラフルなスポットライトが交差している様子はまさにポップ。

アンコールのあとM@GICとお願い!シンデレラが来て終了。だいたい21:40くらいでした。

5.ライブを終えて

 いざ終わってみると、あっという間でした。朝から夜まで一日出ていたのでかなりくたくたになりましたが、時間とお金をかけてでも行く価値は十分にあったのではないかと思います。僕は初日だけでしたが、両日参加だと一日目に見逃したところをもう一度見ることができたり、一日目とのセトリの差分を楽しむことができるのがいいなあと思いました。

特に一番聞きたかったO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!なんかは、入ってくる情報量が多すぎて一回で完璧に見るのは正直無理でした。モニター見てて、細かい振りが見れなかったところも多々あります。他の人のレポで見れていなかったポーズとかやっていたのを知ると悔しいです。なんで見てなかったんだ…。

あと声優さんの顔をちゃんと把握していないとパッと見誰が今歌っているのか分からないことも。担当アイドルのアイテムを身に着けていると分かりやすいんですけどね。個人的に一番はっきり分かったのは薫役の春瀬なつみさんです。声まんまだしめちゃくちゃ元気だしまさにPaって感じでした。
なぴかわ…

終わった後にデレステで打ち上げガチャがあって、まあ感情の昂るままに引きました。 運営の思うつぼですね() まあある種のお布施というかお土産的側面もあるから… 

後日談になりますが、この幕張公演のあとO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!がiTunesストアのランキングで23位、GooglePlayのベストセラー曲ランキングで30位から10位に浮上したらしいです。さらにファミ通のデレステ4周年特集記事でお気に入りの曲ランキング2位だったとか。(1位はガルフロ) 幕張公演のパフォーマンスが本当に素晴らしかったことの裏付けに他ならないですよねー。リカチマルとひーちゃんの努力が報われてよかったし、自分のことのように嬉しいです。miroirの出番は幕張公演で終わりなのが非常に惜しいですが、次の機会を楽しみに待つことにします。
 
そんなこんなで朝8時に出て深夜0時半に帰宅。長い一日でした。
ライブにまだ行ったことがない方も、ぜひ一度足を運んでみてください。準備をすればするほどライブは楽しくなることを僕は学びました。次は名古屋公演ですね。僕は担当の飛鳥がどんな歌を見せてくれるか楽しみです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。