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『IQ探偵ムー』に携われた6年間

みなさんこんにちは、SoLs@です。
ついに、IQ探偵ムーの最終巻「ミステリーハウスからの挑戦状」を購入できたことと、これまでの思い出について触れていこうと思います。


事の発端は昨年の年末。
僕は、初めて「IQ探偵ムーが来年で完結する」ことを知りました。その時は驚きでしかなかったです。

僕が初めて読んだ「シリーズ物」だったことと、僕が本を好きになったきっかけをくれた本であったので、最終巻だけでもなんとか買わねば…と思っていました。

そして、2021年1月、まさかの近所の店舗には一冊も入らず。

それから累計で15店舗ぐらい行きまして、やっとこさ見つけれました。見つけた瞬間「よかったあ」と安堵の声が漏れました。笑

家に帰ったらすぐに読みました。もう最高でした。
深沢美潮先生が描く小学生にもわかりやすいストーリー、そして物語の世界観に引き込まれていく感覚はいつ見ても最高でした。

さて、僕が「IQ探偵ムー」と出会ったきっかけ等は別の投稿で公開していますので、そちらを見ていただけると嬉しいです。

↓↓リンクはこちら↓↓

そして本題、僕がIQ探偵ムーという作品に携わり、読むことを初めてから6年が経ちました。

僕は今、ひとりのライトノベル紹介者及び情報提供者として活動しており、Twitterを始めとし、noteや YouTubeなどでも活動しています。(YouTubeは当面更新ができない状況です。申し訳ないです)

そんな僕が、本気で文庫本を好きになったきっかけ、僕に「本の面白さ」を伝えてくれた作品が、この「IQ探偵ムー」でした。初めて読んだときの引き込まれ方、ストーリー性で「かっこいいな」と当時の僕が思えた本です。それまで、文庫本などとは縁がなかった僕に「文庫」や「小説」というジャンルを教えてくれた、そんな大切な本なんです。

みなさんも小学生の時読んだことがあるかもしれません。Twitterなどで「IQ探偵ムー」を取り上げると『僕昔読んだことあります!』や『IQ探偵ムー、面白いですよね!』というリプライやコメントをいただくことがありました。
みなさん、それだけあの独特なストーリー感に引き込まれていたのかもしれませんね。

6年間この作品を読み続けてもまだ僕の「ムー」の歴史が終わることはないですが、作品としての「ムー」の歴史は終わってしまいました。
今は、ひょんなところで、もしかしたら帰ってくるんじゃないかなって思ってる自分がいます。例えば、小学校6年生になってたり、あるいは中学生、高校生になった夢羽や元に出会えるんじゃないか。と心の底で思ってる自分がいます。

もっと続きが読みたかった。

と思う自分がいます。
深沢先生の文章と、J太先生のイラストが小学生の頃からとても大好きだったこの作品を、大人になっても読みたかったなあと思う自分がいます。笑

お二方には本当に感謝でしかないです。
こんなに素晴らしく、当時の僕と今の僕をあの世界観に引き込んでくれたお二方には感謝しても尽きません。本当にありがとうございます。

最後に、深沢先生が「あとがき」で書いていたことを少し触れさせてください。

「本は友達です」という言葉、僕はまさにその通りだなと思いました。
これはライトノベラーの先入観とかではなく、ただの一般人として言いたいことです。

僕は辛い時や苦しい時、よく本の世界に逃げ込んでいました。もちろん逃げ込んだ先のひとつは「ムー」です。
本は、僕にいろんな世界を教えてくれました。

作者さんによって書き方が違ったり、強調したいこと(例えば、ラブコメディで視点を誰に合わせるかによって、景色やエンドロールが全然違ったりすること)は違います。同じ人はいないと思っています。

そんな「個性的」という言葉がふさわしい本の中から、ひとつでも自分の「お気に入り」の本に出会ってほしいなと僕は思っています。

本と、友達になってください。

多分、僕からすれば「IQ探偵ムー」という作品は
「友達」という存在であり、「相棒」という存在だったのかもしれません。

本はインターネットと違って、その人の個性がすごく目に見えます。本からはいろんな人の生き方や、理想論、頭を使うミステリーなどさまざまなことを書くことができます。なので、僕の思いとしては、「多くの人が、自分のお気に入りの本を見つけていってほしい」と思っています。
最初の「IQ探偵ムー」の話からは遠くかけ離れてしまっているように見えるかもしれませんが、
今ここで断言します。

「僕が初めてお気に入りだと思った本は、『IQ探偵ムー』です」

みなさんも是非、お気に入りの本を見つけてみてください。

最後の最後にひとつ、
深沢先生とJ太先生、そして、「IQ探偵ムー」及び「IQ探偵シリーズ」に携わった全ての人に感謝します!(僕が言えることではないですが)
最高の作品をありがとうございました!!

「夢羽」が描いた冒険を、僕は一生忘れません。

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