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(末永真由 選手)国民体育大会東北ブロック大会を振り返って

第2弾は、末永真由選手に、国民体育大会東北ブロック大会の振り返りをしてもらいました!

まずは、国民体育大会東北ブロック大会お疲れ様でした。結果としては準優勝でしたが、末永選手にとってはどんな大会でしたか?

昨年度は、山形県(アランマーレ)に勝って優勝していたので、今年も優勝を目標にしていただけに悔しい結果となりました。

 個人的には、初日に思い通りのプレーが出来なかったことが大きな反省点だと思っています。私はクイック打つ際に、ネットに近すぎる位置で踏み込んでしまう癖があり、初日でもその癖が出てしまいました。そのせいで、思うようなスパイクが打てず、気持ち的に焦ったりモヤモヤしてしまいました。ただ、2日目は気持ちを切り替えて挑んだこともあり、初日の気持ちを引きずらずにプレーすることができたのは、良かったなって思います。

 あとは、サーブをもっともっと強化していく必要があると思っています。
練習のときは強く打てるんですが、試合のときはミスを恐れてしまい、プレッシャーに負けて弱く打ってしまう場面が多々あります。これは、自分の中でもメンタル的な部分が原因だと分かっているんですが、今はそのプレッシャーとどう向き合っていくかを訓練している最中ですし、リーグ戦までに克服していきたいと思っています。

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決勝ではアランマーレと対戦しましたが、同じ東北のチームのアランマーレとの対戦は意識しますか?

 どのチームと対戦するときも「勝ちたい!」という思いに変わりはありませんが、リーグ戦で戦う相手ですし、国民体育大会や皇后杯のブロックラウンドでも当たる可能性が高いチームですので、少しは意識しちゃいますね(笑)

 アランマーレさんはチームとして組織的なことがしっかりとできている印象がありますし、ブロック力も高いチームだと思っているので、相手のブロッカーと駆け引きをしたり、自分たちの他のスパイカー陣が楽に攻撃できるように頑張りたいと思います!

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サマーリーグが終わってから、約1ヶ月程ありましたが、どんなことを意識して練習していましたか?

リガーレのミドルブロッカー陣でブロード攻撃を多用するのは私だけなので、それを1つの武器にしていきたいなって意識はありました。
 ただ、今までは相手のブロックを抜いて打つ!という意識だけだったんですけど、それだけでは通用しないということがサマーリーグで感じたことでした。
 なので、相手のブロックを抜くことはモチロンですが、相手のブロックを利用した点数の取り方に取り組んでいました。
 身につくまではもう少し時間がかかりそうですが、国民体育大会東北ブロック予選の試合で、相手のブロックを利用して決められた場面があったので、自信を持って練習に取り組んでいきたいと思っています。
 また、私は元々ウイングスパイカーだったこともあって、ラリー中にクイックに入る意識がまだ足りないなって思っています。細かいところをあげたらキリが無いんですが、そういった細かいところを修正していかないとVリーグでは勝てないと思っていますので、日頃の練習で意識して取り組んでいきたいと思います。

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次の大会は皇后杯 東北ブロックラウンドとなりますが、どんなことを詰めていきたいですか?

 課題の1つとしているサーブは、狙ったところに打つのもモチロンですが、自分の決め球・決めコースを確実なものにしていきたいと思っています。
 また、ブロードの精度がまだまだ低いと感じているので、セッターと確認しながら確かなものにしていきたいですね。



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