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アストロ球団レビュー【1話】

アストロ球団の魅力を語りたいのですが、おそらく1つの記事では語れないため、あらすじ紹介を兼ねて全話レビューしてやろうと思います。ディスり≒愛情ですので悪しからず。
今日は、第1話「覆面投手江夏の巻」
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物語は阪神の江夏豊の大事故から始まります。
ペナントレースが始まろうという時期に、江夏の運転する車がタンクローリーと衝突し、江夏は顔全体を包帯で巻かれ、全治1ヵ月(ん?)のケガを負います。
(江夏の前を走るタンクローリーを、江夏が追い越そうとし、逆車線に出たところ、正面からやってくる車をかわそうとし、タンクローリーに衝突します。この時の江夏の車は、100km/hを超えています。江夏は車から投げ出され、顔中を炎で包まれるのですが、これが1ヵ月で治ってしまうので、江夏もまた超人だたのかと思います。)

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事故から1週間後、村山監督のもとに江夏から電話があり、「明日の巨人戦に出場したい」という申し入れがあります。
「どうした?ショックで声までかわったやないか?」と村山。しかし、その人物が江夏ではないという事には気づきません。

そしてその当日、0対0のまま迎えた三回の裏、マウンド上には上田、バッターは王。ここで村山監督はピッチャー交代、「江夏」を告げます。

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顔中を包帯で巻いている江夏、明らかに「フォームが違う」と思いながらも、誰もその正体が江夏でないことには気づきません。

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そして、不思議な変化球で王を翻弄する江夏。

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巨人軍川上監督は、そのフォームを見て、かつての沢村栄治のフォームに似ているということに気付きます。

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そのころ江夏の入院する熱海市立病院では、野球中継を見た看護婦たちが騒ぎ出しています。

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そして主審のもとに、そこにいるのは江夏ではないという情報が伝わり、試合を中断し、江夏を名乗る男に「だれだ!」と問います。
そして顔の包帯をとり、名乗るのです。

「宇野球児だあーっ!!」

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そしてその男は、王を打ち取った次のバッター長嶋に向け、煙幕のボールを投げつけ姿を消します。

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その中継を新宿京王プラザホテルで見ていたのは、Jシュウロという男。
実はこの男、子供のころにレイテ島で沢村に出会い、「戦争よりも野球でアメリカに勝ちたい」という、その夢を託されていました。

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第一話目はここで終わり。
主人公の名前は「宇野球児」です。そう、この時は……。

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