押し花とGOETHE
育てたビオラとパンジーを押し花にして楽しむのが好きです。
ただ、ひとつ残念なのが、大好きなピンク色のお花は押し花にすると色がくすんでしまいます。
それはそれで押し花の醍醐味といえばそうなのですが。。
先日読んだ押し花の本に「赤系のお花はクエン酸で処理をすると色がくすまない」とのことで試してみました。
酸性に傾けるんてすって。
(これ成功したら嬉しい。かなり嬉しい。)
クエン酸は食用と掃除用と2種類ありますが、今回は食用を使ってみます。
クエン酸1対お水4
これに台所の中性洗剤を1滴たらしてよく混ぜます。
摘んできたビオラとパンジーたち。
こんな感じで液につけます。
今回はちょっとビビって5分ほど。。
本当は水が赤くなるくらいつけるのがいいそうです。
丁寧に水気を拭いて。
(ほんとうは、液をつけたあと、水で洗い流す工程が必要なのですが、忘れてしまいました。。)
→乾燥シート
→クッション
→押し花を下向きに
→クッション
→乾燥シート
この順番で挟みます。
5kg以上の重りを乗せて4日で出来上がります。
ちなみに、今回は花だけの押し花にしたいので、茎をはさみで切り落とします。
このパンジーは赤みがありませんが、酸性に傾けるとどんな色の変化があるのか試してみます。
重りは世界文学書を。
なぜかうちにある世界の文学書。全24冊。母のものです。
聞けば、昔は嫁入り道具のひとつにこういった文学書をたくさん持っていくのが普通だったんだとか。
ちなみに母は1ページも読んでいないとのことなので、ここにきて押し花の重しにされたことで、40年目にしてようやく日の目を見たとしたり顔です。
ゲーテぇぇぇ。。
2024/2/3 追記
その後どうなったのかお問い合わせをたくさんいただいたので追記します。
クエン酸作戦は残念ながら失敗に終わりました。
その後、クエン酸と水の比率を1:3に変えてみたり、浸す時間を10分~30分に変えてみるなどいろいろ試しましたが、思うように色が残りませんでした。涙
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