【本】1日1食で頭脳明晰/沼田光生

面白かった。

なぜか?

もともと1日一食が健康にいいことは知っていたが、新たな発見があったからだ。

1日1食にすることで腸の負担が減らせることはもちろん、腸と脳には深い関係があるため、脳の負担も軽くなる。したがって、脳みそもフル回転できるわけだ。「腸脳相関」というらしい。

さらに脳幹をご存知だろうか。生命活動を維持する最重要器官である。なぜなら血液循環、心臓の拍動、呼吸など生命活動に必要なすべての機能を司っているからだ。「生命脳」とも呼ばれている。ホメオスタシスを機能させているものが脳幹なのである。

で、脳幹が弱るともちろん生命力も弱まるわけだが、この納棺の機能が弱っている人が多い。理由は、大脳の使いすぎ。物を考えすぎているわけだ。これによって、脳幹がうまく働かず、健康が維持できなくなることにつながる。

で、この脳幹を活性化させるためにはどうすればいいか。
そこで出てくるのがファスティングなのである。

生命の危機に瀕するようなことがあれば、生命脳である脳幹が活性化せざるを得ないからである。

ここから言えるのは、流行りのコールドシャワーなんかも同じことを言っているということ。シャワーの後頭がスッキリしているのは、生命の危機に瀕し、脳幹が活性化したからかもしれない。呼吸を止めるのも同じ。

体に適度な負荷をかけることは大事なのだと思った。


またファスティングによって、糖がなくなると、体内に蓄積された脂肪を使ってエネルギーを作り出す。脂肪酸を分解してつくられるのがケトン体である。

ケトン体は、脳のエネルギー源になる。抗炎症作用、神経細胞死を抑制する作用、エネルギー酸性を増やす作用があるとされ、脳機能が高まるということである。またBDNFを増加させ、新たな神経細胞の成長を促進するということなので、学習能力も向上するというおまけつきだ。

これを知り、すぐにケトスティックスを購入した。


血中ケトン体の量を1.0m mol/lが理想らしい。
頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?