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全国の議員のみなさまへ。、


はいみなさん、こんにちは。「子どもたちにライジャケを!」のライジャケサンタ・森重でございます。どうぞよろしくお願いします。

「全国の議員のみなさまへ。」ということでメッセージを発信させていただきたいと思います。議員の皆様、ぜひ聞いてくださいね。

僕はライフジャケットのことを伝える活動しております。「子どもたちにライジャケを!」っていう活動です。これで、今シーズンで15年目になるんです。ひたすらSNS使って…それ以外にもやってるんですけども、ライフジャケットのことを伝える活動をひたすら続けております。SNS、良かったらフォローしてくださいね。どうぞよろしくお願いします。

ライフジャケットって何かっていうと、水辺で着用する補助浮力体ですね。つまり、ライフジャケットを着けてたら浮きますよって話なんで、安心なんで水辺で着つけさせてくださいね…って話をひたすら伝えております。

人間の体ってどれぐらい浮くかっていうと、実は数%しか浮かないですよね。息が安心してできるだけは浮かないんです。なので、水辺ではライフジャケットを着ければ安全ですよ…っていうことを、ひたすら伝えております。頭の部分が、水面より上に出るんでね。ぜひ着けさせてくださいね…って話をしております。

ただ、今日聞いていただきたいのは、2012年、愛媛県西条市加茂川であった事故のことです。これは保育園のお泊り保育中に、川で遊んでた子どもたちが急に増水した川に流されて流されてしまってね。

吉川慎之介くんという5歳の男の子が亡くなってしまったという悲しい事故があったんですよ。その事故について、2018年に民事裁判、刑事裁判の両方終結しましてですね。「ライフジャケットを着用させる義務があった」っていうことが認定されています。

つまりですよ。学校や園、子ども会などで子どもたちを水辺に連れて行くときは、ライフジャケットを着用させるっていうのはもう「義務」なんだということです。

2018年のこの判決以降は、その責任を確実に問われます。その責任は誰にあるのかっていうことですけども、責任は公立の学校、学校園、または社会教育の子ども会などで事故があった場合、最終的な責任は行政にあります、間違いありません。

なので、議員さん、みなさんが所属されてる行政の方にきちんとこのことを伝えてほしいと思うんですよ。これからシーズン始まりますからね、ちょっとこの先も聞いてくださいね。

例えば、着けさせなあかんから30着のライフジャケットをどうやって準備するでしょう。ね、近所で借りるとこあるでしょうか?実はね全国いろいろ調べてるんですけども、すっと借りれるとこってなかなかないのが現状なんです。

で、僕がすすめているのは「ライフジャケット・レンタルステーション」を作っておきましょうということを伝えております。特に自治体の方で用意してくださいねって話ですよ。

例えば、学校や園、子ども会で水辺に子供たち連れて行こうと思ったときに、さあ用意するぞ!ってなったときに用意できないのが今現状なんですね。それを、このレンタルステーションを作っておくことで準備できる状態にしておくということで、しっかり責任を果たしてほしいってことなんです。

そのライフジャケットレンタルステーションにかかるコストはどれぐらいかというと、例えば1着5000円として100着でも50万円から50万円なんですよ。そのコストが安いか高いかってことをちょっと考えて欲しいんですけど。議員の皆さん、昨シーズンにね、議会で質問してくださった議員さん何人かおられるんですけども、回答でよく「予算がちょっと今のところない…」とか、「管理が大変だから…」と回答される行政あるんですけども、今義務なんですよね。絶対つけさせなあかんですよってことです。例えば予算がないという話にしてもですね、命を守るために50万円が高いか安いかって話をしたらもう確実に安いんですよね。

もう、子どもたちが1人亡くなってからね、なんかそんな賠償金だって払うっていう話になっても、まずいらないですしね。子どもの命が大切なんですよ。子どもをしっかり守りたいんですよ。そのために50万円、100万円って多分そんな高くないと思うし今義務なんですよね、絶対用意せなあかんのですよ。

だけどそれを今、全国調べるとそんなに広がってないのが現状だっていうちょっとここで紹介したいのが「香川モデル」っていうやつですね、「ライフジャケット・レンタルステーション」自体は、行政がライフジャケットを貸し出ししている例としてはね。滋賀県の甲賀市でたくさんの数のライフジャケットレンタルされてたりとか、さっき言った西条市なんかは、吉川慎之介くんのご両親が西条市に寄贈してですね。そこでレンタルが始まってたりします。

そこが先行事例としてあったんですけども、僕が今住んでる香川県では「香川モデル」としてですね。香川県が「ライフジャケット」を貸し出ししてくださっています。その「ライフジャケット」は企業からの寄贈分が今100着、今年もまた50着増えるってことだね150着になりますね。で、例えば、香川県坂出市なんかは、市民から市民の方で寄付を集めて寄贈されています。

つまりですね。「予算がない…」って言っても、こういうやり方すればね。お金は市民の方でというか、企業さんの方から出してもらったりして始めることもできますのでね。ぜひ広げていってほしいと思うんです。

準備があるかないかっていうことが全てのポイントになります。

準備されてて、貸し出しがされるのか、準備がなくて借りれなくてそのまま連れてって事故になるのか、どっちがいいかというと明確やし、責任ももう今、生じてますのでしっかり考えていってほしいなと思います。

今日、議員さん、話聞いてくださったと思うんでね、知らなかったっていうのは通じないですからね。知ってもらったってことは、ぜひ質問してほしいし、動いてほしいと思います。もう知らなかったって言ってももう責任は生じます。僕は当事者の人たちは当然責任はあると思うんですけども、それをきちんと知らせていく行政にも責任あると思うし、行政を動かす議員さんの皆様の力も必要です。

ぜひ、ライフジャケットのことを質問したり、動いてほしいなと思います。ライフジャケット準備してほしいなと思います。

どうかよろしくお願いします。

思いはただ1つ…子どもたちの命を守ること。

として活動し続けております。どうか議員の皆様ご協力どうぞよろしくお願いします。地域の子供たちを守ってください。

今日は、全国の議員の皆様へということで、メッセージを発信させていただきました。最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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