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【Voicy 「ライジャケRadio!」】#4 「ボクが教師を辞めて石屋になった理由。」

ライジャケサンタの「ライジャケRadio!」今日も始めていきたいと思います。「子どもたちにライジャケを!」の活動は、トナカイクラブの皆さんにサポートをいただいてます。

おはようございます「子どもたちにライジャケを!」代表、庵治石細目「松原等石材店」3代目、ライジャケサンタ・森重裕二です。

いや「Voicy」もこれで4回目の放送になりましたね。ちょっとまだウキウキしておりますけどもね。ボク、ゴールデンウィークはバタバタバタバタしてたんですけどね。なんかこの「Voicy」で配信させていただけることになったおかげで、何か充実した感じになっておりましてですね。本当に感謝しております。ありがとうございます。

今日は、みなさんによく聞かれるんでね。ボクが「教師をやめて石屋になった理由。」ということで話をさせていただこうかなと思っております。はい、よく聞かれるんですよね。なんで石屋になったんですか?ってね。後でちょっとゆっくりしゃべりたいと思うんですけども、ちょっと本題の前にお知らせがありますんで、ちょっと聞いてくださいね。

今、クラウドファンディングの方にチャレンジしてるんですけどもね。実は今日が、最終日になっております。「全国の自治体に『ライフジャケットレンタルステーション』を!」ということでね。秋田、静岡、埼玉、長野、大分の5県への「ライフジャケット」の寄贈のために、クラファンにチャレンジしています…なんですけども、実は、あのすでに4月28日に、目標の金額の約125万円を撮影させていただきました。ありがとうございます!みなさんのご支援に感謝です。ありがとうございます!

今ネクストゴールとしてですね全国の都道府県に絵本「かっぱのふうちゃん」をということで、200万円という新たな目標を掲げて頑張っていますので、もしよかったらご支援いただければなと思っております。1回目の目標達成したんで、もうここから先は集まった金額を受け取ることができるので、どこまで支援が伸びるか…っていうことで、全国の自治体にどれだけ本が渡せるかっていう感じになるんで、ぜひこのチャンスでぜひ支援いただけたら嬉しいなと思います。

今回支援が難しいんですっていう人は、ぜひお友達の方にね、知り合いにこんなことやってるやつがおるよと知らせてもらえたら嬉しいなと思ってます。昨日の放送もしゃべったんですけども、このクラファン自体が、このチャレンジ自体が啓発になるとは思っているし、この動きを大きな動きに繋いでいけたらいいなと思ってるんでね、ぜひたくさんに協力いただければ嬉しいなと思いますどうぞよろしくお願いします。

はいというわけでね。今日は「ボクが教師を辞めて医者になった理由。」っていうのを話してみたいと思います。ボク、経歴を説明するとね必ず聞かれるんでね。「なんで?」「どういうこと?』ってね。聞かれるんですよね。例えば去年のね、「JOLA」ジャパンアウトリーダーズアワードではね。ファイナリストに選んでいただいて、優秀賞&特別賞をいただいたんですけども、そのときも「まずそれ話してくれへん?」ってことで話を聞かれてたんでね。まず今日はね。「Voicy」スタートに際しましてですね。そのことを話してみたいなと思っておりますんで、最後までおつき合いどうぞよろしくお願いします。

ボク、今、石屋になって5年目を迎えるんですけれども、元々は小学校の教師をしておりました。滋賀と香川で約20年ほど、先生しておりましてね。それはそれはボクも自分で言うのもなんなんですけども、頑張ってやってたんですけどね。

何があったかということを簡単に説明しますと、10年前に結婚しましてね。あのうちの人を滋賀の方に連れてったんですよ。そしたらうちの人の地元の香川の方に連れてこられましてね。うちの人の実家を継ぐという形でね。3姉妹の長女もらったんでね。こういう形になりました…。人生何が起こるかわからないですけどね…っていうことで、いつもお話するんですけども。ちょっともう少し詳しく話してみたいと思うんですけどね。

今、実は長男が10歳なんですよね。結婚して子供できたらすぐやったんで、うちの人が里帰り出産ということで香川に帰って来ていたんです。ね、そのとき僕、たまたま行政の教育センターっていうとこにいたんで、もうほんまに毎週、香川の方に来て、様子を見に来てたんですけども。

そのときにうちの人のお父さんで、今、親方の「ひとっさん」ですね。親方と毎週ホンマにしこたま飲んでたんですよね。でも2人でもずっと飲んで、ずっとしゃべってたんですけど…。そのときに「ひとっさん」さんから、庵治石がいかにいい石かという話だったりとかね。石屋がどれだけ面白いか…という話をずっと聞いてたんですよね。それだけじゃなくて、僕がいろいろ学校の先生とかで思ってることとか、悩んでることとかを話すたびに、いろいろアドバイスもらってね。本当に毎週毎週楽しみやったしね、いろんなことを考える機会になりました。

そんな日々が続いて、簡単に言うと、「弟子にしてください!」ってお願いした形なんですよね。でも、ずっとお願いしてたんですけども、OKがもらえなかったんでね。まずはちょっと香川の方に来ようと思って。先生の採用条件を受け直して香川まで来ました。で、今香川に来て8年目になるんですけれども。最初3年は、香川で小学校の教諭をしましてね。受け直して来たんですよね。で、その後もずっとお願いをしてたんですけどなかなかOKもらえなくてですね。最後はなんていうかな、ボクの判断で「やめることにしました。」ということですね。「もうやめまし。」たみたいな話でね、OKもらうというか、もう「しゃーないからやれ。」ということで石屋にならせてもらいまして。正直この年やし、えらい決断だったんですけども、多分やらなかったらね、一生後悔するやろなとは思って、思い切って決断させていただいた…という形ですね。

石屋の仕事っていうのはね、うち、高松市の牟礼町というとこなんですけども、庵治石という石が採れるところなんですよね。庵治石というと、おそらく日本で最も良い石の1つで、お墓さんにする石で考えると、最高級の石なんですよね。その石が採れる産地なんですけども、その採れるところを「丁場」っていうんですけどもね。その「丁場」の麓にたくさんの石屋さんが、200件ほどあると言われてるんですけども、たくさんの石屋さんが集まっている一つの産地になってるんです。ここを庵治産地って言うんですけどもね。この庵治産地で、山から採れた石でお墓さんを作る…っていう仕事をみんなで頑張ってやってるんですけどもね。

この場所は、屋島っていう山と五剣山という山の間で本当に素晴らしい景色が広がってて、もう僕を毎日見てても全く飽きないし、いつもうちの「松原等石材店」のSNSでは結構風景をあげるんですけども。本当に素晴らしい風景の場所です。彫刻家のイサムノグチさんも、この場所がとても好きだったみたいで。うちの近所で制作してたみたいで、今も庭園美術館っていうのがあって、あの観光の方がよく訪れてますね。うちの工場は遍路道沿いにありまして、毎日お遍路さんが来られてますね。うどん屋さんも当然香川なんであります。有名なお店だと、山田家さんとか、瀬戸晴れさんとか、ボクがよく行くのは大木戸さんとかとんぼとかなんですけども、とにかくうどん屋もたくさんあります。その毎日うどん食べられて、めっちゃ綺麗な瀬戸内海の風景が広がっているというね。関西にいた頃から考えたら、もう夢のような場所なんですけどね。

ボク、この庵治産地っていうとこ、本当に魅力的だと思ってるんですけどね。職人さんが山から切り出してきた石をですね、専門の技術を持ったいろんな職人さんが手を加えていって、こだわりの技術で皆さんに手を合わせていただくお墓さんを作るという、何ともありがたい仕事をさせていただいてるんですけどもね。

僕この仕事に出会わせていただいて本当によかったな…と今思っていて、修行をほんまに頑張ってるとこなんですけどもね。また、この「ライジャケRadio!」でも、庵治石のこととか、仕事のこともね。ちょくちょく話していこうかなと思ってますのでぜひどうぞよろしくお願いします。

うちの親方がね、めっちゃ早朝から働く方なんで、僕自身も朝早くに動き出しましてですね。「子どもたちにライジャケを!」のSNSを発信してから仕事に向かう…
と、いうのが毎日のルーティンになってるんですけどね。そこから夕方、日が沈む頃まで仕事をさせてもらってるって感じですかね。

でも「子どもたちにライジャケを!」の活動が、最近広がってきてるんですけど…。これはもう間違いなく石屋さんになったことが大きい要因の一つですね。先生やった頃はですね、いろんな制限もあったし、日中は全く活動できなかったんで、石屋になったことで、そしてコロナになったことが大きいんですけどね。絵本をがんばったりとか、この「Voicy」さんのチャンスいただいたことも含めてですけども、おそらく石屋にならなかったらここまで広がってないと思うんで、本当にありがたいなと思っています。

まだまだ、話したいこといろいろあるんですけども。まとめて言ったら石屋になったことで、そして、うちの人と結婚したことでめっちゃ活動広がってきたっていうことですかね。そんな感じですかね。

かなり無理ってうちの人にもいろいろやってもらってるんだけど、香川とか石屋さんとかのご縁と繋いでもらったおかげで、広がってきたというか間違いないんでね。うちの人には感謝しておりますけどもね。活動が広がってきている中で、本当にたくさんの人に応援いただいておりまして、いろいろお世話になっておりまして、本当にもう感謝しかありません。

正直、この活動ってどこに向かっていったらいいかもちょっとわからへんし、正解もなかなか見えにくいし、日々手探りのチャレンジっていう感じなんですけども。本当に皆さんに支えていただいて、ここまで広がってきているっていうのを感じているし、ここまでやってきたからにはですね、もう必ず「子どもたちの命を守る…。」っていうところまで、着実にそして確実に繋いでいけたらいいなと思ってるんで。皆さん「ライジャケRadio!」応援どうぞよろしくお願いします。あの皆さんと一緒に盛り上げていきたいなと思ってますんで。もしよかったら、フォローとかコメントいただければ嬉しいです。

コメントいただいているのがあるのでちょっと紹介させてもらいますね。オコタンペさんです。

「開設おめでとうございます。僕は釣り人であり、ライジャケの必要性だったり、子どもたちの笑顔をずっと見たいので、着用を強く望んでいます。このような番組の発展は嬉しく思います。」

というコメントいただいてます。ありがとうございます。頑張りたいと思いますんでね。どうぞよろしくお願いします。はい!というわけで、今日はこの辺で終わりたいと思います。

思いはただ1つ…子どもたちの命を守ること。
どうか1人でも多くの方にメッセージが伝わりますように…。

最後まで聞いていただいてありがとうございました。また明日。


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