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徒然 (菓子缶・・・上野凮月堂)

今日は土曜出勤の為の代休でゆっくり過ごしました。休みの日は大体遅起きです。

以前から気になっている日本映画「碁盤斬り」、そろそろ観に行かなくてはならないか・・・と思ってネット検索。丁度良い時間帯の上映があったので「行くか・・・」と思って支度もしたけれど、結局行かなかった。

最近は映画館での鑑賞に及び腰。一定時間ギチッと並んだ固定の座席に縛られる・・・それが何だか苦痛です。おまけに今の時期はきっと冷房もギンギンだろう…。“寒がリータ” の自分には地獄。観る気があるんだったら公開直後にでも行けば良かった。

何とはなしゅう、義務で行くかのような感覚があったので、行くのを直前に取り止めました。結局の所、“どうしても観たい!!”…ということでもないのかなぁ。

代わりに、又々近くの町へ必需品を買いに行き、それなりに楽しく過ごしました。


東京上野にある、ゴーフルで有名な「上野凮月堂」本店が6月下旬に店を閉めたそうです。デパート各店に入っている店は今まで通り営業を続けて、あとはオンラインで・・・ということらしい。

凮月堂は古い歴史を持っていて、暖簾分けしたことにより、上野凮月堂の他に東京凮月堂や神戸凮月堂などの別会社が存在します。それぞれにゴーフルを扱っていることは共通しているのが面白いです。

上野凮月堂って、なんとなく魅力がありました。上野の広小路のすぐそばにあった本店に何度か行ったことがあります。むかし父方の伯父の家へ行くと、白っぽい地色に金色の入った、上野凮月堂の丸いゴーフルの缶があちこちに置かれていました (昔のデザインの) 。捨てるに忍びず、缶を再利用していたのだと思います。

中学生の頃、菓子缶集めが趣味になり、色々集めていた時期があります。きっかけは担任だった音楽の先生が、素敵な絵柄の菓子缶を文房具入れに使っているのを見て、「自分もやってみたい」って思ったんですよね。担任の音楽の先生が持っていたような長細い缶は当時あまり見当たらず、自分はヨックモックの缶入りのお菓子を買ってもらって、それを愛用していました。

先生の使っていた缶は、ボールペンとかチョークホルダーを入れるのにピッタリなちっちゃなサイズで、民族衣装を着た人の絵が散りばめられていました。デパートの食品売り場ではまるで見たことの無いもので、おそらくは輸入菓子か何かだったのかな。

そんな訳で、各社のお菓子のパンフレットもよく貰っていました。

⬆の写真のは、ここ最近の上野凮月堂の栞です。「東京カステラ」というの、まだ買ったことがありません。どうせなら本店の在る内に、本店で買いたかった。

こういう古い店っていいんですよね…自分の懐古趣味に合いますし、もいちど本店を訪ねて「時代錯誤ゴッコ」でもしたかった。



mixi の友達のアカウントからの「足あと」は変わらずに今も時々付きます。誰が読んでいるのか分からないのですが、友達へ向けて書くつもりで、今も時々「呟き」を書いています。

友達の写真 (おデコまでしか写っていない、自分が持っている唯一つの彼の写真) の小さなフォトホルダーを久しぶりに胸ポケットに入れて、町を歩きました。それだけでとても嬉しく、幸せな気持ちになりました。



※凮月堂の「凮」という漢字は特殊な文字ですが、note でこの文字を使っても大丈夫だったかな…。

ひょっとしたら文字化けみたいのするのかしら。

無難に「風月堂」と書いた方が良かったろうか・・・。


※いつも夜になって記事を書き始めて、送信するのが毎回このくらいの時間になります。ほんとはもっと早く寝るべきなんですが…

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