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BTSにハマってからたかが1ヶ月ちょっとの素人が、あまり触れられていないキムソクジンの魅力について語る

2020年春、コロナ禍という「こんなことってなかなか無いよね」という逆境の中でカナダに移住した。

移住後まもない頃、カーラジオでよく掛かっていた『Dynamite』という曲が何となく好きで、後にそれが(名前は聞いたことがあった)韓国の防弾少年団というグループの楽曲だと知って、たいそう驚いた。
なぜなら、完全に「アメリカでジャクソン5の再来的なポップスグループが流行ってるのかしら」と思っていたからだ。つまり海外グループとしてではなく、周囲に全く引けを取らず遜色なく、彼らは北米音楽市場に融け込んでいた。

まずはBTS沼へ

そこから沼にハマるまでには少し時差があったのだが、きっかけとなったのは間違いなくこのPodcastだ。

Yukaさんの新参ARMYとは思えぬ掘り方の深さと幅広い層に訴求するフック(それを優しく知的に引き出してくれるTakeshiさん)、そして愛溢れる各メンバー紹介に心打たれ、最初に興味を持ったRMの国連スピーチ動画を見てみた。

そこから、寝る時と食べる時以外はずっとBTS動画を見る日々が続いた。

各種インタビュー動画における彼らの人徳の高さ。
バラエティー動画の本当に仲の良さそうな様子と芸人魂(?)。
Behind the scenes系動画で垣間見える、彼らが歩んできた軌跡と、まさに命削って見せてくれている表舞台。

(最初はRMとジミン以外全員同じ顔に見えていた)メンバーの顔と名前が一致してから各曲のMVを見ると、7人の魅力にズブズブとハマっていった。

そしてジンニム沼へ

そんな中、特に長兄のキムソクジンの顔面の美しさにおや?となり、多面的な人間性にどんどん引き込まれた。彼を通して、さらにBTS全体が好きになった。

ジンニムの魅力として頻出である下記のキーワード:

・ワールドワイドハンサム
・甘く伸びやかな歌声
・マンネ(末っ子)のような長男
・親父ギャグ
・陰の努力家
・肩幅
・窓拭きㅋㅋㅋ
・食べることが好き
・料理上手
・ゲーマー
・過去SMEにもスカウトされた
 ...

この記事では、これらは触れません!今さら私が語らずとも、ネット上に溢れている情報なので。
短い歴ながら密なリサーチの中で、あまり目にしなかった視点を中心に、私が思う彼の魅力について書いてみたい。

1. ビジュアルに良い意味でムラがある

いきなり先輩ARMYおよび先輩ジンペンの皆様にしばかれそうな見出しだが、どうか怒らずにもう少し読み進めてほしい。

前述の通り、私はジンニムの顔がすごく好きだ。よくビジュアルラインと称されるグクやテテも勿論とてもかっこいいと思うけど、ジンの端正という言葉がふさわしい顔立ちは、つい目で追ってしまう。

だからこそ思う。ジンニム、ヘアメイクで人が変わるね?と。もちろん、目鼻立ちといったベースは常に整っている。でもパッと見た時に与える印象が、もしかしたらBTSで最もその日のスタイリングによって変わるかも知れない。

これと反対の印象を与えるのが、整形している(と思われる)人だ。私は特に整形自体を非難はしないが、特有の「どの角度から見ても同じ表情に見えるサイボーグ感」にあんまり魅力を感じない。

100%とはもちろん言えないけれど、昔の写真と見比べても、BTSメンバーはたぶん整形してないと思う。
(そうだと仮定して、)持って生まれた素質を大切にしながら、表舞台に立つ度にその日その時の生身の人間らしい魅力を見せてくれる。

その条件下において、あまりにも完璧すぎるジンニムのビジュアル。
ちなみに私は、黒髪でおでこを出してるスタイルが一番好き!(聞いてない)

2. 心が本当に男前である

2020年のジンニム誕生祭V LIVEでは、テテが俳優パク・ソジュンをはじめとする友人たちからバースデーメッセージを集めて送ってくれたという秘話があった。ジン本人やファンの中でも、テテのヒョン想いなエピソードとして語られているし、実際そうだと思う。

私はこのエピソードを聞いて、ジンは心が広くて綺麗なんだなぁと思った。

前段で「あまりバースデーメッセージが来なくて落ち込んでいた」という流れがあって(逆にメッセージをくれた人の描写がリアルだったw)、その心境で本当に欲しいのは、誰かを通してではなく直接自分と繋がっている人からのメッセージではないだろうか。私ならそう感じて、もしかしたら余計に寂しくなってしまうかも知れない。

一方ジンは、素直に喜んでその話をARMYに共有してくれた。誰からのメッセージだったか以上に、大切な弟であるテテが自分を喜ばせるために行動してくれた事実が、彼にとって最重要なのだと想像する。

私が未だに縛られている、つまらないエゴやプライドから解放された所にいる人だと思った。

3. 変わらない強さを持っている

BTSのドキュメンタリー映画『Break the Silence』のトレーラーだったと思うのだが、ジンが下記のような内容を語っていた:

(この世界に入ってから)自分は全然変わっていないけれど、長く付き合ってきた人の中で、僕から離れていく人もたくさんいた。
このように彼らを失うのは、とても悲しいことです。

まず、こんな大変なことを素直にカメラに向かって言えるのがすごいと思った。

ジンは一般人として過ごした時間がメンバーの中で最も長いし、あんな感じだから普通に良い友達が多かっただろう。芸能界に入ってそういった人間関係を失うのは悲しいことだ。

…なんだけど、どこかでそれは暗黙の了解のような気がしていた。その悲しさを上回る喜び(お金や名声、影響力など)があるから、みんな芸能人をやっているんだと思っていた。

K−POP界からグローバルマーケットへ、魑魅魍魎の蔓延る芸能界を這い上がってなお、ジンが「普通の感覚」を持っていて、言葉にしてくれて良かった。改めて、この人がいるからBTSというグループはバランスを保っていると感じた。

存在してくれてありがとう

他にも書きたいことはいくらでもあるのだけど、今回はこの辺で。

何かをこんなに急速に大好きになる経験が久しぶりで、日々に希望と光を与えてくれたBTS。
そして、生まれて初めて本人の誕生日に「生まれてきてくれてありがとう」と公式アカウントに韓国語でコメントしに行くぐらいには好きになったアイドル。

これからもジンニム寄りの箱推しとして、7人がこの世界のどこかで健やかに幸せに過ごしている事実を喜びながら、私の人生を生きていく。

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