Aimer 10th Anniversary Final "Cycle de 10 ans"で感じた10年

お久しぶりです。

Aimer 10th Anniversary Final "Cycle de 10 ans"の公演が収録された映像作品を含むNewアルバム Open α doorが発売されましたね〜

しっかりとアルバムを購入し、今聴きながらこの記事も書いています笑
この記事では僕が参加した日のライブレポを書こうと思います。
僕は10月2日(日)の公演に参加させていただきました。

ぴあアリーナは初めての会場でしたが、ステージがどの席からも見えるような工夫がされている会場のように感じました。
2階スタンド席からの参加だったのですがかなりみやすかったです。

さて、肝心のライブの感想。

先に言っておくとあんまり記憶がないところが多々あります(笑)
なんせ、めっちゃ泣いたので(笑)

今回のライブ一言で言えば、過去全ツアーの美味しいとこ取り。

最近ファンになった方ももちろん大満足できるライブだったと思います。
だけどね、恐らく過去のツアーで参加したものが多ければ多いほどこのライブは記憶の扉を開いてくれる。
その時々のあらゆることがフラッシュバックする。
そんな内容のライブだったなと思います。

だってAimerさん登場のSEが「TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR」なんだよ?
SEで泣かされたのはこの10年でも初めてだよAimerさん(笑)

完全にMidnight Sun 品川ステラボールの記憶があのSEを聞いて一瞬で蘇った。
今までCDとLive at anywhereで聴いて、見ていた人が目の前にいて歌っているというあの感動が。

そこから「悲しみはオーロラに」で撃沈・・・!

曲はもちろんなんだけど、特に最初の2曲の演出がまさにMidnight Sunの時の演出そのものだったってのが余計に涙腺を破壊してきた・・・
あの、前方からは一切照明を当てない演出。
そして、ブルーの証明で青と黒のみの世界観。

まさにデビュー当時の夜の世界観がそのままに再現されていた。
その演出が自分の記憶の扉を開いてきて、最初から涙が止まらなくなってしまいましたね(笑)

そんな状態の自分に畳み掛けるように「あなたに出会わなければ〜夏秋冬花〜」はダメなのよ・・・涙
いつぶりだ?もうここ3〜4年聴いていなかったこの曲をここで持ってきてくれるというAimerさんズルいよ!!ってなりながら泣いてました(笑)

この2曲の後にMCを挟んで次の世界へ。

ちなみに今回のライブのMCは全体を通して、これまで通ってきた軌跡を綴るような内容だった。
その当時のAimerさんの気持ちや状態を言葉にしてくれていた。

そんなMCの後の2曲はStarRingChild→Brave Shine。

StarRingChildも相当久しぶりに聞いたのだけれどやっぱりこの曲もいいなーと再認識。
からのBrave Shine。
やっぱりこの曲はあの大阪での声が出なくなる出来事を経ての曲だから、いつ聞いても特別感がある。

この2曲の時の演出がまた凄くて、まるで森の中。
多分Midnight Sunの眠りの森からきている演出なんだろうなと思いながら見ていた。

ここでまたMCを挟んで次は4曲連続での演奏。

Stars in the rain
Hz
Ref:rain
Black Bird

この4曲どれも良かったし好きな曲ばかりだったんだけど、特にこの日のStars in the rainが素晴らしかった。

武道館やlike a day dreamツアーで聴いていた時は正直そこまで響く曲じゃなかったんだけど、この日のこの曲は身体中を震わされた。
Aimerさんってその日のセトリの中で何曲かに何かが舞い降りてきたような驚異的な歌声が聴けるんだけど、この日のStars in the rainはまさに舞い降りた1曲だったと思う。
特にサビの後半(英詞になるところ)。
あそこの伸びがやばかった・・・
針の穴を通すようなものではなく、空間を埋め尽くすような高音。
自然と涙が流れていた。

この後MCを挟んでの「花の唄」
まあ、毎回思うけど梶浦さんの曲はなんとライブ映えする曲なのだろうと思う。
初めて聞いたのは武道館でのまだオケがない状態のものだったんだけど、その時からインパクトがすごかったのが花の唄。
この日は演出も相まって壮大な物語を見た感覚になれた。

MCを挟み、ここからはアップテンポな曲タイム。

オアイコ
コイワズライ

この2曲はカタオモイも含めた3部作だと思うんだけど、心が温まる曲だと思う。
ここまで、割とシリアスな雰囲気が続いたセトリだったからここで一気にセトリの流れが変化するんだなという心の準備もできた。

そして、この日初披露となった「Ivy Ivy Ivy」。
自分はまだこの曲を音源でも聴いていない状態だったから、ライブが本当に初聴だった。
イントロからWe twoを感じるアップテンポな曲調にこれはライブで今後間違いなく定番化していく曲だろうなと思いました。
サビでみんなで手をあげて左右に振るフリもあって、みんなで楽しめるライブ曲でした。

残響散歌
RunRiot
One

この流れは反則です(笑)
残響散歌は前回のツアーぶりだったけど、明らかに進化してました。
イントロがライブ仕様なんだけど、これが個人的にすごく好きで、これから祭りが始まる感があってテンションを嫌でも上げられる感じが最高(笑)
声出しができなかったことがとても悔やまれる・・・
それでも、圧倒的にぶち上がることができる曲として、Aimerさんの新しいキーとなる曲であることは間違いないと思います。

RunRiotはカップリングでありながらNight Worldでも演奏されたりと実はAimerさんサイドのお気に入り曲なのではと勝手に思っている曲(笑)
この曲もイントロからアップテンポで拳を上にあげてしまう曲。
多分、アルバムしか聞いてない人でも、ライブでこの曲を聞いたらハマると思う。
それくらいライブでのパンチ力があるライブ映えのする曲だから。

そこからのONEは言わずもがな。
声が出せないからこそ、よりいつも以上に手をみんなでしっかりと上に上げていた気がする。
自分は2階席後方だったからアリーナの人たちの姿がよく見えて、みんなの手が揃っていて、それをみてちょっと感動した。
やっぱりONEって元気になれる曲だなと改めて思えた。

最後の曲の前にMC。
この10年を振り返る内容、そしてこれからの未来についてを話していたと思います。
やっぱり、いつも思うのがこのMCが響くんだよな。
最後の曲の前にMCをがあることで、より最後の曲が心に響く。

そして本編最後は「蝶々結び」
蝶々結びは僕にとっても特別な想いがある曲。
千葉市原公演と聞いて、「あ、あの時の・・・」とすぐにわかる方もいるかもしれません。
そう、僕はこの日この公演の場にいました。
あの時、みんなでAimerさんの代わりに紡いだ歌詞。
あの場にいたからこそ、この曲をAimerさんが最後に選ぶことの思いをより強く感じられます。
だから、10周年の本編最後にこの曲を持ってきてくれてありがとうと思いました。


そして、この後アンコールで2曲演奏してくれたのですが、この2曲に関して正直あまり覚えていません(笑)
いや、無理よ。めちゃくちゃ泣いたもん。
だって、

・ポラリス
・六等星の夜

だよ?

いやいや、無理ですよ。
10周年のアンコールにこの2曲なんて、デビューからAimerさんをずっと追いかけてきた僕からしたらもうこの上ない極上の2曲。

ポラリスのイントロが流れた瞬間から、僕はもう涙腺崩壊させられていたので、そこからはもう涙腺がバカになっちゃってサビのたびに溢れ出してダメ。

あと、今回の演出でたくさんの人が言っていて、僕自身もいいなと思っていたのが、天井から手のひらに向けて星のように見えるライトが降りてくる演出。
このライトを手のひらでAimerさんが受け止めながら間奏あけの歌詞を歌うところが本当に素晴らしかった。
星を手に、デビュー当時を思い起こしながら歌われているように見えるあの姿が初期の頃からのファンとしては感慨深いものを感じざるを得ないのです。

そしてこの日の「六等星の夜」はすごいものを見たと思う。

後にCDの特典で大阪公演2日目が映像化されたのだけれど、横浜公演2日目に聞いた「六等星の夜」は体感全然違った印象があります。
もちろん生で聴いたという違いはある。
ただ、それだけでは絶対なかったと思うんですよね・・・。

おそらく、Aimerさんの喉の調子もあると思う。
僕の中ではARIA STRINGSが最高に喉の調子がよかった公演だったと感じたんだけど、この日はそれに匹敵するくらいに素晴らしかったんですよ。
だからかもしれないけど、Aメロから抑揚がいい意味で異常で、あんなに心を揺さぶられたのは過去に聴いた「六等星の夜」の中でも1番だったんじゃないかと思います。

ぴあアリーナのあの空間を完全に掌握して、音という音を全てコントロールしているようなそんな歌声でした。
だから、正直言ってめちゃくちゃ泣いたのであまり覚えてないのです笑

だから、映像で改めてしっかりと見よう!と思っていたのですが、映像を見た時の印象がちょっと違ったので、やはりあれは横浜公演の時のあの場にいたからこその体験だったんだなと思いました。


改めて、この10周年ライブの場に足を運べたことはとても幸運だし、本当に行けてよかったなと思います。
1人のアーティストを10年追いかけることって中々少ないことだけれど、出会ったあの日から今も変わらず歌い続けてくれていることにただただ感謝してて、これからも追いかけ続けます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?