仕事辞めて最初にした「挑戦」 料理教室に通う

仕事を辞めたら時間がいっぱいできるだろうから、何か習い事でも始めようと思いました。
当時、35才、2児のパパです。

3月いっぱいで退職したのですが、とりあえず新時期的に、○○教室、4月からの受講生募集があるだろうと探しました。

で、情報収集は新聞でした。
新聞は毎日目を通していたので、「確か時々教室募集の面があったよなあ」とか、求人のチラシの中にもたまに募集あるよなあという、何となく見た記憶があったのです。

そして、料理教室を3つ受講することにしました。

なぜ料理か?

実は学生時代、自炊をしていました。
料理はできます。
しかし、母や妻と住んでいると、台所は聖域だったり、私が作った方が美味しい
と言われたりで、料理は滅多に作りません。
時々妻が、「今日は作るのがタイギイ。」と宣言するか、「仕事あるけん適当に作って」と言われたときに作ります。

野球に例えれば、毎日肩を作って待機するリリーフか抑えのピッチャー的な存在です。
急に言われても…とは言えません(笑)
ですが、年に何回かしかないので、味付けは運です😅

そして、料理教室は料理教室でも妻が作らない分野のものにした方がいいなと思いました。

下手に「男の料理教室」とか、「料理の基本」みたいなものに通って、妻が作る分野の料理を家で実践しようものなら、一瞬で妻から嫌われてしまうでしょう。

なので、「イタリアン」、「スイーツ」、「パン」を選択しました。

どの教室も月に1回✕半年。
もう無くなってしまいましたが、SKプラザというビルで、入校料プラス教室代のものにしました。

実は、料理教室に行くのは、めちゃくちゃイヤでした。

参加者は恐らく主婦層が多いだろうなあ…とか
平日の昼に、何で若い?(当時35歳)男が…とか思われそうで…

案の定、参加者はみなさん女性で、年齢も私の母より上くらいの方がほとんどでした。
初めて参加した日、男女の区別のな狭い更衣室でおばさま方と、変な空気でエプロンを着けたのは今となっては笑い話。

最初は会話といえば、「包丁の使い方が危ない!」という注意とか、「お皿ってどこにありますか?」という、基本皆さんリピーターさんで、モノがどこにあるか先生も説明されないので…そんなことからだったです。

しかしながら、慣れてしまえば打ち解けて、楽しくなっていきました。
皆さん、性別、年代を問わずコミュニケーションして下さり助かりました!

料理教室では毎回先生方が、受講生を飽きさせないように工夫したレシピを用意して下さいます。
が、習った料理を一度も作ることなく翌月の教室を迎えることがよくあり、他の受講生さんと、「先月の作ってみた?」、「いんやですに~」というのが挨拶になったりします(笑)

料理教室を修了して、モノになったなと思われるのが、シフォンケーキと、パンのコネ方。

どの教室でも顔馴染みの参加者さんと話すのは、家で誰とも話さないよりは、私の場合100倍マシだと思いました。

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