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【高齢期】これから介護を受ける世代になる方へ

こちらの記事はわたしがはじめて書いたnote記事でして今、読み返すとすっきり読めないな、と感じました。

文章は続けてるとちょっとずつ変わっていくのだなぁ、と思います。


630万人

これは要支援、要介護の方の人数です。


そして

全高齢者数(65歳以上)は3515万人



ということは

全高齢者の

約18%の方が何らか人の手を借りて

生活をしているわけです。

※平成29年厚労省データより


アンチエイジング大国日本

さて、猫も杓子も健康ブーム。

かくいう私も食事制限や運動を欠かさないでいるところです。

そして、高齢者にもその波が。

脳トレ、筋トレ、認知症予防…、

老化を緩やかにすることが欠かせません。

誰だって健康でいたいですから。



高齢期リハビリの現実

しかし、高齢で脳卒中や大腿骨骨折、神経系の病気など

後遺症が残る疾患になったとしましょう。

アンチエイジングの波と同じ調子で

機能訓練や脳トレをしたとて、

ほとんどの場合は完全に元の身体には戻れません。

経過の良好なのは年齢が若い、後遺症が少ない、

元々比較的健康だった方です。



高齢期リハビリで目指すべきこと

機能訓練も…もちろん大事ですが

老化も後遺症も受け止めて、その身体で生活を充実させるという考えに少しずつシフトする
(とても難しい課題ですが)


これが大事だとリハビリに携わる人間として強く思います。

高齢になればなるほどリハビリの次元が変わっていくんです。

機能訓練にこだわりすぎると

どこまで機能訓練を行っても納得が得られないかもしれません。

また

「回復しないと元の生活は送れない!」

という思いも強くなりがちです。


しかし

沢山の高齢者をリハビリしてきましたがそんなことは決してないです。

工夫すればできることはたくさんあります。

寿命が伸びた今、人の手を借りることが当然の時代です。



寿命が伸びたからこそ、人や物の手を借りなければ

ならないことが必然的に増えたのです。


人の手を借りてでも好きなことしませんか。


本人が生き生きしている方が周囲で見守る人も単純に嬉しいのです。


機能回復にこだわりすぎると

それで大半の人生が費やされてしまいます。


機能回復も大事ですが生活も大事


そういった意味でも私達、リハビリ職や介護保険サービス専門職がおり、保険外サービスもあります。


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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