またNDが燃えてるらしいじゃん?

いやまぁ燃やしてんですけど。

使おうとするだけでボヤになり、使おうとしない高ラン様を揶揄すると燃え上がる呪われた装備、NDセンサー。

どうあっても燃えるので、ちょっとNDがなんで燃えんのか考えてみましょうのコーナーです。


今回はどうしたん?


簡単に言えばこの辺が火種ですね。

自分のじつりきに強い自負を持っているらしく、言葉の端々から自信が漂っています。こういう漢になりてえ。

前も話したことあるんですけど、無駄に自尊心をお出しすると燃えますね。気をつけましょう。

んで、ここに凸った人がいまして、じゃあ実際どう使うって言うのよ?って疑問を投げたわけです。

それに対する返答がこちら

いや長えんだわ

スクショ12枚て。お気持ちスクショだってもうちょい纏めるわ。

内容は無駄に冗長なんで読まなくても良いです。だいたい通常のセンサーとの差異や、それによる使い方の話なんですけど、どちらもNDセンサーに都合が良い状況が続いた場合にはこんなふうに使えます、って感じの論調です。NDセンサーの索敵時間が延びた点のメリットを強調するために通常センサーの索敵範囲を敵麻が最短で抜ける場合のみを比較対象にしてたのはちょっと笑えましたが、ユーモアとしてはわかりづらい類でしょう。


このツイートの内容でだいたい説明終わってると思います。マジで無駄に長えな。


実際なんでダメなん?


リスクが無駄に多いからです。これに尽きる。

擁護派はよく言うんですよ。「デメリットにばかり目を向けて、メリットに目を向けていない!脳死で批判してるだけだ!」みたいなこと。

いやそらメリットの一つや二つあるでしょうよ。でもデメリットが多すぎる、大きすぎるから困ってるわけで、そこから目を逸らしてしまうのはよっぽど脳死ですよね。

そもそもセンサー支援(件の火元は通常のセンサーとは使い方が違うなどと宣っていましたが、それだってデメリットから目を逸らす理由にはなっていないんですよね)はリスクを減らしに減らして負けを遠ざけることで勝利貢献するロールな訳です。NDセンサーはそのリスクが多い。わざわざ勝利から遠ざかる武器を使うのが燃えやすい一番の理由ですね。


NDのデメリットって何?


擁護派は言うんですよ。「NDの感知が一瞬なのはわかってる、それは索敵時間の長さでカバーできるんだ」って。

確かにNDの一番の問題は索敵範囲が線状で、感知が一瞬しかないことです。

でもそれは、感知後の敵を見失ってしまうこと“のみ”を問題視しているわけじゃありません。それだけで済まないからヤバいんですよね。

基本的な話として、何かの運用を考える時に自分に都合の良い想定だけしかしないというのは愚か者のすることです。状況が悪くなってなおカバーする余地があるか否か、というのは非常に重要なファクターなのです。

その点を踏まえてデメリットを挙げていきましょう。


1.壊されやすい

NDセンサーは前に置かなきゃいけません。NDセンサーというスタートラインから敵麻がヨーイドン、ベースというゴールにたどり着く前に邪魔をする必要があるので、必然早い段階での索敵が欲しい。そのためには出来得る限り前線に近い位置にNDセンサーを設置しなければなりません。

当然敵の索敵や目視にも引っかかる可能性は上がりますし、爆発物のリスクも高まります。地面に置いておかねばならないのでマップに映っていればどこにあるかも察知されてしまうでしょう。

敵を感知する前に壊されるリスクは通常センサーにもありますので、まぁそこは仕方のない部分でしょう。使う人達は「通り過ぎる前にわかるようなとこになんぞ置かんわ!」と声高に主張しますし、まぁそういうことにしておきます。


2.再設置時の危険性が高い

前述した通り、この武器は前線に近い部分に設置しなきゃいけません。壊される可能性が高いというのも言いました。壊されれば当然再設置しなければなりませんが、前線に近いと当然敵に絡まれる可能性も高まります。デスしてしまったら後ろに戻って一個(後ろに戻るのは田植えが必要なセン支にも共通ですが)、前に出てもう一個、その際にも敵に絡まれる危険が。いちいち死にやすい行動をせねばならないのは非常にリスキーですね。


3.味方への負担が大きい

主に防衛麻への負担ですね。NDのみの状況で防衛麻をしたことがある人は口を揃えて「ND推してる奴は一回NDだけの状況で防衛麻やってみろ」と言います。

これはNDのデメリットの一つに、防衛麻がNDより前に出られなくなるというものがあるからです。NDより前に出ると、抜けてきた敵麻が突然自分の後ろに現れてしまい、迎え撃つ防衛ができないためです。件の火元は「NDより後ろを自陣と見做す」なんてことを言っていましたが、勝手なこと言ってくれるなといった感じです。行動範囲を勝手に決められる方は堪ったものじゃありません。

NDしか索敵が無い状況自体を非難する擁護派がいたりしますが、ただでさえ負け筋を減らすくらいしか勝ち筋がないセンサー支援が他人の索敵がないと破綻する作戦立ててどうすんですか。

自分一人で全部守り切るという手もなくはないですが、それができるならあなたはもっとわかりやすい結果を出しているはずですし、通常のセンサーだったらもっと簡単に結果が出ていると思いますよ。


4.ラインが押されると為すすべがない

敵が強けりゃ当然ラインを押される、という事態は発生します。ラインが押されるとまず何が起こるかというと、前線が自陣に近づきます。

ここからの理屈が重要、かつ擁護派の理屈に出てきにくいところなのですが、NDセンサーは索敵範囲を通過した後の十数秒しか索敵してくれません。すると、NDセンサーを通過した後の戦場でドンパチが十数秒以上続くと、その敵はマップから消えてしまいます。

これが非常にダメです。敵はわざわざNDセンサーの索敵範囲を反復横跳びしてはくれません。例えば第3プラント近くの自陣寄りにNDセンサーを1個仕掛けていた場合、第2プラントが戦場になった時にそこの索敵は他人任せにせざるを得ないということです。

「敵が13秒だか映るからその間に迎撃すりゃ良いんじゃい」って言うのは簡単ですけど、それ敵が少数でまっすぐ凸に来てくれる時くらいしか適用されませんよね。

仮に第2プラントまで取られて、敵のリスポンがNDの位置より自陣よりになってしまったら? 当然その敵はもう一つのNDを越えるまで索敵されません。第2プラント付近の索敵は他人任せになります。

敵リスポン位置からプラントまでにNDを置き直しても良いですが、それもまた敵の進行方向に置かねばならないので発見のリスクは高まるでしょう。敵のスタートラインが自陣寄りになるので防衛の難易度も上がりますね。その結果がいわゆるゴールテープというやつでしょう。インターホンのがまだマシですね。いやどっちもダメですが。

ちなみに通常のセンサーであれば敵がリスポンした瞬間に索敵範囲に入れたり、敵の進行方向の後ろ(つまり敵陣寄り)に置いておいたり、戦場になってしまった第2プラント付近の索敵ができたりします。

もちろん通常のセンサーだって壊されますし、ラインが押されれば困るのも同じなので一概にNDだけが押された時に云々というわけではありませんが、通常のセンサーよりハードモードなのは間違いないでしょう。他人を巻き込んでする縛りプレイは楽しいっすか?


つまりなんの話だっけ?


NDって難しいんですよね。武器を扱うのも難しけりゃSNSでの立ち回りも難しくなるっていう。

俺は本職センサー支援というわけでもないので、ちょこちょこツッコミどころもあるかとは思うんですけど、だいたいこんな理由で敬遠されてる武器なんじゃねーかなと思います。

前にも書いたんですけど、デメリットにばかり目を向けてるのが気に入らないにせよ、デメリットから目を逸らしてしまうのはそら燃えますよって。

難しい武器にはそれ相応の理由があるんで、そこに思い至れない自分の実力をまず疑うべきじゃないかなと思います。

「難しい武器を使えないお前らに問題があるんだ!俺は扱える!」って自信は結構ですけど、まずはランク上げてからじゃないと本当に虚しいですよ。これはランクが低いと発言権が無いとか人格がどうこうみたいな話ではなく、単純にランクが低いうちは味方が強いからです。件の人とかランクが高くなくてマイオナ厨な割に強い自分に酔っていらっしゃいましたけど、ランクが上がって査定と味方運が厳しくなってなお実力で以って勝率を叩き出さない限り、あんまり話聞いてもらえないと思います。

まぁ僕も低ランエアプマンなんでこの長文お気持ちnoteも話半分に聞いてってねなんてお茶を濁して今回は終わり!

みんな、炎上には気をつけような!



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