![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124836979/rectangle_large_type_2_c9859675f73583520052bd6d760ca427.jpeg?width=800)
彬子女王が書かれた美しいものたちの本
彬子女王の書かれた本を読みました。
素敵な本だったのでご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1702813604553-vzCQaNhCWf.jpg?width=800)
「京都ものがたりの道」と
「日本美のこころ最後の職人ものがたり」です。
彬子女王は日本美術史学の博士でもあり
オックスフォード大学留学のご経験もあります。
「京都ものがたりの道」は
歴史を交えた京都の散策記。
子どもの頃や
学生の頃を思い出しながら
四季を五感で感じながら
やわらかで素直な心と眼差しで語る本は
文がとても丁寧で読みやすくて
こちらも温かな気持ちになります。
それと護衛の人とのやりとりは少し笑えます。
研究者の本でも
解説書でもなく
等身大の知的なプリンセスの本でした。
お写真も素敵なんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1702813649018-Mdl8trygMx.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1702813685540-cfhZ7eYIgv.jpg?width=800)
美術品、または工芸品を手に取って
なんて愛の溢れた表情…。
素敵だなあ
好きなんだろうなあと
じっと見てしまう写真でした。
「日本美のこころ最後の職人ものがたり」
(Japanese Art:Untold Stories Last Artisans)は
「京都ものがたりの道」よりも歴史の解説が多い本だけど
作り手さんや身近な人たちとのやりとりや紹介をしているプリンセスは
文章が柔らかくなって
細やかな心と知性が引き立っています。
これからも本を書かれてほしいなあ。
京都にも行ってみたいなあ。
そんな素敵な本でした。