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【視点】頭がいい人はミクロとマクロの視点をあわせもっている

今回は、物事の見方(視点)についてお伝えしていきます。

勉強する際に、学んだことをどのように、解釈するかで、学習効率が変わります。
勉強ができる人、頭がいいと言われるような人たちは、視点や視座を切り替えるのが上手です。

視点の切り替えが上手な人たちは、理解力が高く、人にわかりやすく物事を伝えられます。また、すぐに重要な部分を見抜く能力にも長けていて、学んだ知識をその日から、人生に応用していきます。

彼ら、彼女らは、総じて学習能力が高いので、何をやっても上手くいきます。
世の中の人たちから羨ましがられるような、成果を出し続ける人たちは、みんなこの能力を持ち合わせているんじゃないかなと個人的に感じています。

頭が良い人たちが、どんな見方で物事を眺めているのか?
勉強するときに、重要視しているポイントについてシェアしていきます。

マクロ視点で、全体像を眺めよう

macroとは
主な意味「大きい」「長い」の意
https://ejje.weblio.jp/content/macro

マクロという言葉は、英語で「大きい」という意味があるそうです。
視点というのは、自分の目からみえる、光景のことです。

言葉をあわせると、マクロ視点とは「大きな」ところから「見える」光景というようなニュアンスになるのかなと思います。

マクロ視点という言葉で、よく例えられるのが「鳥の目線」です。
大空を羽ばたき、人間を高いところから見下ろしている鳥たち。

そんな、鳥たちのように俯瞰して眺めている状態のことを、マクロの視点で物事を見るという表現を使います。

ミクロ視点で、詳細な部分を調べる

日本語WordNet(英和)での「micro」の意味
micro 形容詞
規模、範囲または可能性が極めて小さい
https://ejje.weblio.jp/content/micro

ミクロという言葉についても調べてみました。
検索結果が複数表示されていて焦りました。汗

今回のテーマにおける意味としては「小さい」「極小」という意味合いで使っていきます。

ミクロ視点とは、顕微鏡で拡大して細胞を見るように、小さいものを詳しくみている見方。そんな感じの感覚でとらえてもらえればなと思います。

マクロとミクロの視点を行き来する

この視点の切り替えのイメージを掴む上で参考になる動画を紹介します。
それがこちらの動画です。5分間ぐらいで視聴できます。

「Powers of Ten」

いかがでしょうか?
ミクロの視点とマクロの視点を切り替えていく、イメージが掴めましたか?

こちらの動画は、宇宙とか細胞とかの壮大な感じで表現していますね 笑
もっと、身近なもので表現すると、コピー機の拡大&縮小の機能と同じです。

100%→80%(マクロ視点)
100%→150%(ミクロ視点)

コンビニや会社で印刷したことがある方は、使ったことがあるかもしれませんね。
また、PCやスマホの画面でWebサイトを、表示の設定を切り替えるのも同じです。ページの見え方を、拡大表示に切り替えたり、全体を見渡せるように、縮小したりします。

2つの視点を切り替えることで、大事なものが見えてくる

物事の全体像を眺めてから、細部を観察すると、大事なことに気づきやすくなります。重要なポイントを発見したり、関係性や関連性を見つけるのが上手になれます!

全体像を見てから、細部を調べていくやり方が効率的な例として、迷路の攻略があげられます。遊園地などにあるアトラクションをイメージしてみましょう!

左右を壁に阻まれていて、道が複雑に入り組んでいます。
どちらの方向に行けば出口まで辿り着けるのか、悩んでしまいますよね。汗

この状態から、出口までの道のりを見つけるには、1つずつ道を潰していくしかありません。これでは、正しい道をみつけるまでに、時間がかかってしまいます。

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それでは、もしも、この迷路の全体像を把握できたらどうでしょうか?
まるで鳥が上空から、地上を眺めているように「視る」ことができたら?

簡単に現在地からゴールまでの道のりが見つけられると思いませんか?
迷路を攻略する上で、どっちに進むと出口に辿り着けるのかは、上からみれば丸わかりです。

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視点(視座)が変われば、見える景色も変化する

マクロ視点(迷路の中)の景色と、ミクロ視点(迷路の上空)から見える光景は全然違います。

知識やスキルを体系的に学ぶのも、迷路の攻略と似たようなものです。
2つの視点を駆使して、物事を俯瞰的に眺めたり、地上で、詳細な場所を確認する。

この視点の切り替えを有効に活用していくことで、今まで見えなかったものが、見えるようになります。

物事を構造的に理解する

勉強するときは、最初に全体の構造を理解するように努めましょう!
これは、先程のマクロ視点&ミクロ視点の話に関連性があります。

最初に、構造(全体像)を理解すれば、細かい部分が見えてきます。
構造から勉強したほうが全体と個別の知識の理解度が深まるのです。

構造の理解によって、下記のようなポイントが理解できるようになります。

・最も、重要なポイントはどこなのか?
・情報同士の関係性、因果関係
・全体のどの部分に該当するのか?(位置関係)

最初に構造を理解することが、知識やスキルの習得にどれだけ有利に働くのか?
その点について、例えを用いて説明しますね!

大きな旅館に宿泊したら、最初に何をしますか?

例えば、有名な観光地に旅行に出かけて、すごい広くて立派な旅館に宿泊したとします。初めて泊まる旅館なので、どこに何があるのかわかりません。
旅館について、チェックインを済ませて、従業員さんにお部屋まで案内されました。

どこの階に、どんな施設があるのか?
旅館の案内板を確認しませんか?

・お風呂は何階にあるんだろう?
 そこまで、どういった経路で行けばいいのかな?

・夕食の会場はどこにあるんだろう?
・非常口には、どうやって行くのかな?

こうやって、先に旅館にある施設などを確認しますよね?
*きっと僕だけじゃないはず!

これが、マクロ視点で物事を視るという見方です。
旅館という建物を俯瞰して、構造(全体像)を把握します。

ある程度、どこに何があるのか把握してから探したほうが効率がいいですよね。
これがもし、ミクロ視点だけで物事を見ていたら、さあ大変です。

全部しらみつぶしに、1フロアずつ探索しなくちゃいけませんから。
迷路で1つずつ、不正解の道を潰していくのと同じですね。(行き止まり探し)

デパートで買い物するのも同じです

これって、スーパーやデパートで買い物するのも同じことですよね。
何か欲しい商品があったら、まず、どこに売ってるか確認するはずです。

初めて買い物に行く場所なら、フロア案内みますよね?

1階には、食料品があって、2階は紳士服、3階は婦人服、4階は家電売り場・・・
こうやって、そのデパートの構造(全体像)をある程度つかんでから、目的の商品が置いてある「コーナー」まで向かうはずです。

PS5(ゲーム機)が欲しくて買い物に行ったのに、1階の食料品売り場を探しにいくことはしないはずです。パック詰めのお肉が並んでいる、生鮮食品の売り場で、店員さんに、PS5が欲しいんですけど・・・どこにありますか?っというズレた質問はしないと思うんです。

こんな感じに、最初にマクロ視点で全体像を眺めておくのは重要です。
最初から、ミクロ視点(小さな部分)だけで物事を眺めると、重要なポイントも、関連性も、何も理解できませんので、学習する効率が著しく低下します。

全体像を抑えてから、細部をみる。
この思考のクセを意識して勉強すると学習効率が高まるのでオススメです。

まとめ

今回は、マクロとミクロの視点を持つことが、学習効率を高めることに寄与しています。ということをテーマに話を作成してきました。

ありとあらゆる物事を、2つの視点で観察すれば、大事なポイントを見抜く観察眼が磨かれます。最初に、構造(全体像)を理解してから、細部を学んでゆく。
最も効率が良く勉強するための考え方、視点、視座について、シェアしてみました。

本日紹介した、マクロ視点、ミクロ視点という、2種類の見方があるんだなっということを認識してもらえれば嬉しいです。最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました。

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