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学んだ知識を頭の中に落とし込むインプット術とは?

みなさん、こんにちは。
今回は、知識を頭の中にインストールできる。

「インプットのやり方」についてお伝えしていきます。

・いつも頑張って勉強しているけど、全然勉強した内容が頭に入らない。
・どうにも、知識や情報を上手く活用できていない。
・学習する前と、そんなに変わってないような気がする。

頑張って勉強しているけど、なかなか成果に繋がらない。
あなたは、そういった経験をしたことはありませんか?

学校でも、会社でも、同じ勉強をしていても、ぐんぐん伸び続けていく人もいれば、ほとんど成果を出すことができず、伸び悩む人もいます。

この両者の”違い”はどこにあるのでしょうか?
どうして同じことを勉強して、同じ先生から学んでいるはずなのに、結果に大きな”差”が開いてしまうのか?

その点について、仕事や勉強で、結果を出し続けている人たちからお話を聞くことができましたので、シェアさせて頂きます。

勉強についてお悩みがある方は、よろしければご覧ください。
それでは、本日もよろしくお願いします。

心構え①
「10の教えを10実行する」

最初に、一番大事な考え方<マインドセット>についてお話しします。
このお話が、インプット術において最も重要なポイントです。

10学んだことは、そのまま10実行する

これが、インプット術において最も大事な考え方です。
とにかく、先生の言いつけを守ることが効率の良い学習を行う最大のコツです。

よく言われる「守破離」という考え方です。
先生などから知識や技術を学ぶときに大事だと言われる学習姿勢があります。

守→破→離のうち「守る」が、めちゃくちゃ大事です!

最初はとにかく先生の言うことを守る。
徹底的に言われた通りにやりましょう!

これで、終わっても良いかなっと思えるほど大事なポイントです。
ここだけ、持って帰ってもらえれば、もうあとは読まなくてもOKです。
それぐらい「10の教えを10実行する」という考え方は強力です。

勉強するときは、教わる相手の言いつけを守る。素直に聞いて実践する。
それを徹底的に実践できれば、今日からあなたも、グングン伸びる側の人たちの仲間入りです。他のことは、全部忘れてもらってもいいので「10の教えを10守る」という考え方は覚えてもらえると嬉しいです。

次からは、もう少し「10の教えを10守る」という考え方について掘り下げて伝えていきます。興味があれば、お付き合いください。

勉強とは人から知識や経験などを教えてもらうこと

何かを勉強するということは、人から何かを教わるということです。
直接生身の先生から教わるか、メディア(媒体)を通して学ぶかします。

ブログ記事(書籍)、動画、ラジオ番組のような音声など。
私たちは、たくさんのメディアを通して学ぶことができます。

どの方法で知識や情報を得たとしても、情報や知識の背後には必ず先生がいます。そうなんです、勉強という営みにおいて、先生(人)の存在は欠かせません。

いま、勉強を教える立場の人たちも、どこかの誰かから教わってきています。
まずは、この事を抑えておいてください。

私たちは自分に「都合がいい」情報だけを拾ってくる

僕ら人間の脳には、不必要な情報を見えなくさせる機能があります。
脳の機能の1つとして、その人にとって重要な情報のみを脳に届けてくれるんですね。

なぜ、必要な情報のみを脳に届ける機能があるのか?
その理由は、頭の中を不要な情報で埋め尽くさせないためです。

もし、目の前にある光景の全ての情報を脳が拾ってきてしまったら・・・
膨大な情報処理を脳は行わなくてはなりません。

それって、めちゃくちゃ疲れてしまうんです。
そこで、脳は負担を減らすために、生きる上で不必要な情報を自動的にカットしてくれています。

これって、すごい便利な機能なんです。
この機能があるおかげで、僕らは快適に生活できていると言っても過言ではありません。

自宅周辺にある電柱の数を覚えていますか?

この機能の恩恵を感じるために、ちょっと想像してください。
通勤、通学などで外に出かける時に、毎日同じ道を通ると思います。

そこで、道には電柱が何本もありますよね?
住宅街などでは、電気が必要なのでたくさん見かけると思います。

さて、ここで問題です。
あなたの自宅周辺に存在する電柱の数がどれぐらいあるか?
すぐに答えることができますか?

・・・
・・

おそらくですが、ほとんどの人はそんなの覚えていない。

そもそも、電柱なんて意識したことすらなかった。
そういう人たちの方が大多数だと思います。

なぜか?
別に、電柱の数を記憶していたからといって、人生でその知識を活用することってないと思います。

電柱の情報って生きていく上では、必要ありませんし、特別意識してないと視界にすら入ってこないものですよね。

毎日通ってる道なのに、見えてるハズの景色なのに意識してない。
これが、脳のフィルタリング機能なんです。

考えても見てください、いちいち道端にある電柱が視界に飛び込んできて
記憶に残そうと脳が躍起に活動し始めたら、頭が痛くなりそうじゃないですか?

道にあるすべてのもの、信号機、看板、お店の名前、走ってる車のナンバー、車種・・・

すべての情報を脳にインプットしていたらキリがないです。
それに、これらの情報は、ほとんどは覚えてなくても困らない情報ばかりです。

どんな情報を拾って、何を切り捨てるのか?

私たちの脳の機能によって、重要な情報だけを届けて、不要な情報はカットされる。ということをお伝えしました。

ここで問題となってくるのは、重要と不要を判断しているのは誰なのか?
ということです。入ってくる情報と切り捨てる情報を取捨選択するのは脳です。

じゃあどこで、脳は判断しているんでしょうか?
何を根拠にしてフィルタリングが行われるのか?

目の前にある情報が「都合がいい」情報かどうかは、皆さんの意識が決めているんです。何を重要だと意識しているかは、一人一人違います。
自分の記憶に関連する情報、意識している情報に脳は反応します。

例えば、興味があることについての情報が広告などで目に飛び込んでくることはありませんか?

好きな芸能人が出ているドラマのCMが流れたとか、最近ダイエットに興味があって、スポーツジムの話を友達が話しているのが耳に入ったとか。お腹が空いてる時に、いつもは意識してなかった、飲食店が目に飛び込んできたとか。

自分が何を意識しているかによって、無意識にフィルタリングされていた情報が浮上してきます。

この記事で言えば、電柱の例えを僕がお話ししたので、もしかしたら道を歩く時に今までは目に入らなかった電柱が視界に入るようになるかもしれませんね。

自己判断が学習効率を大幅に低下させる

人から何かを教わる上で、自分で勝手に取捨選択するのは危険です。
最初から、情報のいいとこ取りを狙って行おうとすると、うまくいきません。

先生が生徒に伝えたい重要なポイントと、生徒が重要だと思うポイントがズレる。
これは、違って当たり前なんです、なぜなら、先生と生徒では立ち位置が違うからです。

先生は、すでにその教える対象の全体像を理解しています。
そして、大事な部分、重要ポイントも把握していると思います。

その分野に対する経験、知識が豊富です。
ほかの生徒にも指導してきているかもしれません。

仮に新人の先生など、知識や経験が浅い指導者の場合でも、少なくとも生徒よりは一段高い視界で物事を見ているはずです。先生という立場にある以上は、僕らよりも、知識も経験もスキルも持っていることでしょう。

その方達が、僕たちに教える時には大事だと思うポイントを伝えてくれます。
この情報は生徒にとって必要だろうな。という気持ちで教えてくれている。

それなのにです。

教わる最初期の段階から、生徒である僕らが自己判断を行うのは間違えです。
本でも、ブログでも、動画でも、何かをその人から教わろうとしている段階で、重要か不要かどうかを判断すると、学ぶべきポイントがズレてしまうと思います。

自己流、いいとこ取りしようという意識があると、脳の機能が働いて、見えなくなってしまいます。ここは大事なポイントだ、この情報は重要じゃないな。

この判断が、情報の取りこぼしに繋がったり、講師が思っている重要な部分とはズレた解釈をおこなってしまうなど・・・

そういった”ズレ”を起こしてしまいます。
この”ズレ”が結果に大きな差を生み出す原因になります。

徹底的に先生からの教えを「守る」

自己流、いいとこ取りは、最初の段階では絶対に辞めましょう!
それは、ある程度先生の言いつけを守って、守って、守り続けた先に見えてくる世界です。

・どこが重要な情報なのか?
・大切なポイント、確信はどこにあるのか?

そういった思考は大事ですが、最初は自分で考えなくて大丈夫です。
徐々に先生から教わって、実践していくうちに見えてくるものです。

自分の頭で考えてみること自体は素晴らしいですが、最初は不要です。
よく、わかんないけれど、先生が言ってるんだから大事なんだな。
信じてそのまま実践していこう!

これでOKです。
先生から教わったことを自分で実践していくうちに、少しずつ大事なポイントに気づけるようになってきます。

「10教わったことを10守る」

最初は、重要なポイントなんてわかりません。
なので、全部そのまま先生に言われた通りにやってみましょう!

我流、自己流は最初は不要です。
徹底的に先生の言いつけを守る。

これが、インプット術における最大の心構えです。

心構え②
繰り返し何度も、何度も学習する。

次に大事なポイントは「繰り返し」情報をインプットすることです。
1回、2回、動画を見たり、書籍を読むだけでは理解できません!

ほんの数回、インプットして知識が頭に入る人は、一部の天才達だけです。
先生から「10教わる」ために、繰り返し、繰り返しインプットし続けましょう。
繰り返しインプットし続ければ、そのうち「理解」が増していくのを感じられるでしょう。

【おすすめ】インプット学習方法(音声、動画)

何度も、何度も繰り返し学習する方法として、オススメの方法は聞く学習方法です。何かをしながら、勉強できるので、audio book、YouTubeの動画再生など、聞き流しができるコンテンツの方が繰り返しインプットしやすいです。

音声/動画コンテンツを効率良く繰り返す!

STEP1「集中して取り組む」

初めの1回目は、集中して真剣に学びます。
自分が出せるベストパフォーマンスで、インプットに取り組みます。

余裕があれば、メモなども取りましょう!
ここでは、倍速再生は行いません。通常速度で聞きましょう。

STEP2「ひたすら繰り返す」

2回目以降は、ひたすら聞き流します。
倍速再生ができるプレイヤー、アプリなどを利用してください。

30分の音声、動画でも2倍にすれば15分ぐらいで1回聞けます。
動画や音声コンテンツを、繰り返し聞き流します。

「聞く、見る回数を増やします」

最初の1回目だけ集中して聞けば、あとは繰り返しながらで聞きます。
倍速再生も、1,2倍、1,3倍と少しずつスピードアップさせていけば、そのうち聞き取れるようになれます。

STEP3「最低10回聞く」

最低でも10回は聞き流しましょう!
ノートやメモなども見直したり、気づいた点などあればノートに追記するのも
良いと思います。

回数を繰り返すことで「復習」になります。
何度も、何度も、同じ情報をインプットすることにより、頭に情報が知識として残るようになるんです。

逆に言えば、ちょっと数回インプットした程度では、すぐに忘れてしまいます。
一度も復習しなければ、人はすぐに忘れてしまう生き物です。
定期的に、コンテンツ内容をメモしたノートなどを見返していきましょう。

心構え③
最初は、とにかく回数をこなすことを優先する

最後に、大事だと思うポイントを話します。
それは、最初の方は、たくさん数を重ねることを意識することが大切です。

最初は、たくさん回数をこなしましょう!
一度読んで、聞いてわからなければ、10回繰り返し聞きましょう!
繰り返すうちに、だんだんインプットの質が高まっていきます。

10を理解したければ、インプットの回数も、理解できるまでたくさん数を重ねるしかありません。地道にコツコツと回数を積み上げていくのが効率が良い方法です。

逆に言えば、回数を重ねることでしか、インプットの質を高めることはできません。とくに、学習の初期段階では、たくさん「やる」しかありません。

たくさんインプットの回数を重ねて、質を徐々にあげていく!
これが、大事かなっと思います。

まとめ

いかかだったでしょうか?
今回は、最も効率が良いインプット術というテーマでお伝えしてきました。

何かを勉強するというのは誰かから教わっているということです。
教わる時に「10言われたことを10守る

このスタンスができているかどうかで、結果が決まります。
できる人と、できない人の”差”は、こうした意識の部分を守れているかどうかです。

いいとこ取りは、厳禁です。
自己流で、勝手に何か付け加えたり、減らしたり、辞めたり改良するのは辞めましょう。

教えを守った上で、ひたすら繰り返す。
なんべんも、なんべんも、インプットとアウトプットも行いましょう。
そうすれば、結果があとからついてきます。

10言われたことは10守る

この意識でインプットに取り組んでもらえれば、インプットの質を高めることができるでしょう!

ぜひ、これからの勉強の時に、本だったら、ちゃんと書かれている通りに受け取れているかな?っと確認してみてください。

今回のテーマについては以上です。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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