義母携帯の料金を下げた話

義理の母の携帯料金を下げたい。
もうdocomoを15年も使っており典型的な優良顧客だ。

が、いかんせん高い。
月11,300円くらいかかっている(携帯+謎のもう1台)。
そこまでしてもdポイントはなぜか1,000ポイントも貯まっていない。
年間14万円。なんとかしないと。

docomoの契約を見直す

ということでまずはdocomoショップへ

今加入しているものを見ると月額は8,300円ほど。
そしてなんと無駄が多い事。

以下オプションを解約した(金額は月額)
・あんしんパック(720円)
 ・あんしん遠隔サポート
 ・あんしんセキュリティ
・キャッチホン(200円)
・メロディーコール(100円)
・転送でんわサービス(無料)
・iチャンネル(150円)
・dTV(500円)
・dヒッツ(300円)

ケータイ保証サービスは残したので720円 - 500円 = 220円
全部で1,470円の圧縮。

8,300円 - 1,470円 = 6,830円
となった。

それ以外の基本プランなども変更しようと思ったが、今以上安いプランはないそうだ。

もう1台の謎の端末も解約し、月3,000円節約。
契約更新月の2月だと解約は無料。今だと違約金として9,800円かかるそうだ。
しかし契約更新月の2月までの10ヶ月で三万円払うことを考えると馬鹿らしいので払うことにした。

ここまで合わせて4,470円/月の節約だが、それでもまだ高い。高すぎる。
使う機能は電話とメールだけなのに。

ということでもう格安SIMにすることにした

格安SIMにする

今らくらくホンを使っているので、まずはらくらくホンで検討した。
すると、ほとんどの機種で使える事がわかる。
特にキャリア系列のsimであれば問題ないようだ。

しかしながら、らくらくホンのUIと格安SIM各社では相性が悪いという情報も見た。どういうことかというと、らくらくホンのUIは基本的にサポートなども含めた設計になっており、別会社のSIMを使う事でそもそもサポートが受けられず邪魔なボタンだけが残るということだ。

ではどうするか。調べて行くとTONEモバイルが上がってきた。
値段も安く、UIも対象年齢によって変更可能。

何と言っても一番は「見守り機能」が付いていることだ。
どれくらい歩いているか、どこに行ったかなどが見れる。
一緒に暮らしていないのでそういった情報は非常に安心材料となる。

まずはMNP(マイナンバーポータビリティ)

再度docomoショップへ向かいMNP発行。
の前にやらなければならないことがある。名義の変更だ。

今まで本人名義の契約と支払いだったが、今後の事を考えるといつでも契約変更をできるように本人から契約を剥がし妻の名義にすることにした。

しかしここで問題が。
元々妻と義母はファミリー割(?)に入っており、名義は全て義母にまとめられていた。これの何が問題かというと「家族」という証明(戸籍謄本など)がないと名義変更の際にいくつかの機能がそのまま利用できなくなるのだ。

その中でも代表的なのがメールアドレスだ。なぜメールアドレスが使えなくなるかはまったくもって意味不明だが、そうらしい。

しかしながら義母が今使っているメールを確認してみるとそんなに多くの人とメールのやりとりはしていないので、少しの間メールが使えないのを承知で名義を分けた。一分一秒でも安くしたいのだ。

ということで契約を妻の契約にしてMNP番号を発行し、docomoを後に。

TONEモバイルの契約

TONEモバイルの店舗はそんなに多くないが、幸い近くに店舗があったので来訪。しかし窓口は予約制でありその日は予約だけして帰ってきた。(HPに書いておいてほしいものだ)

そして翌週再度訪問し、手続きをした。
特に他のショップと変わりもなく2時間程度で契約作業は終了。
いよいよ義母に渡す時がきた。

実際に利用してもらって

まずファーストインプレッションとしては、「大きい」である。
確かにTONEモバイルの端末はらくらくホンに比べて大きい。

実際に操作してもらうと、けっこう苦戦をする。
理由は単純で、慣れたUIと違うからだ。
ボタンの押し方から、細かい点だとキーボードも違う。どこにも「送信」や「削除」とは書いていない。

改めてらくらくホンは本当によくできていると思う(料金を除けば)
が、そうもいっていられないので引き続き使ってもらうことにした。

とりあえず今の感じは
・電話(◯)
・メール(×)
・LINE(△)
・位置情報(◎)
といった所だ。

電話はショートカット的な所に登録しているので問題なし。
メールはdocomoメールからgmailへ。gmailのUIは地獄のように難しいようだ。
LINEはなんとか開けるが、これもAndroidのキーボードが難しいらしくなかなか送れない。スタンプでギリギリ(ダメ)。
位置情報でいうとけっこう正確で、日々の動きが伝わってくる。非常に安心できている。

とはいえ、料金は当初の11,300円から2,700円になった。
年間で135,000円から32,400円に下がった。年間102,600円の節約
あと10年使うと考えたらなんと100万円も浮く計算だ。

今後もしかするとまたらくらくホンに戻るかもしれないが、いったん今の状態を続けて見て考えたいと思う。

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