排気量マウント

自分は125ccのグロムに乗っている
小さなバイクで高速にも乗れないのである
それでも運転する楽しさは変わらないと思う
でも大型もカッコいい 乗りたいし 憧れる

ライダーズダイナーや道の駅で休憩する時は周りにはリッターバイクが並ぶこともある 自分はマウントを気にするタイプじゃないし 取られたこともないけど 大型だと優越感を得られるのはわかる

マウントは バイクに限らず抽象的に見れば同じようなもので 排気量が大きなバイクの方が優れてる 立場が上である決まりなんて本当は無いし 限定的な界隈の中で優劣はこうやってつけるのですよっていうのを 中にいる人間だけが決めてるに過ぎないので マウントを取られたらルールの外側へ視点を移してみると良い 競技が変わって優劣も変わってくる

ブランド品を自慢し合う女の集まりがあって高い服と鞄で着飾って持ってる事がステータスで優位の女がいる 持ってるもので比べると その人は一番かもしれないし あの人は持ってる 持ってないで比べてたのを 持ってるから男性にモテるのか?に評価軸を移してみると ブランドをたくさん持って着飾ってるブスよりも 無地Tの美人の方がモテる

大型バイクに乗ってるから優位っていうのは バイク界隈の人間同士だけの評価軸であって 道の駅で若い女と会った時に 中年太りのハゲたおっさんが短い足でリッター乗ってるからってモテねぇよ おっさん同士でやってろよ カスとでも 思えばいい  

お洒落モンスターなブスと全然おしゃれじゃない美人なら美人でしょ 大型バイクに乗ってる不細工芸人と小型に乗ってる俳優なら俳優やん  もちろん お洒落モンスターな美人とか大型バイクに乗ってる俳優だったら文句なしに優位やけど  道の駅にいるライダーみてみ 8割は4,50代のおっさんで 中年太りしてるか ハゲてるやろ

それが悪いわけじゃないけど 狭い世界になるほど偏った評価軸でのみ優位性を主張し始めるからタチが悪い 楽しければいいじゃん!っていうのも ほんまは優位性を脅かす要素で気持ち良くない

ブランド持ってるから評価してもらえると思ってたら 色の合わせ方の方が大事って言われて ノーブランドでも価値が上がると 相対的にブランドへの賞賛が減るから嫌なのだ

テコンドーやボクシングが強くても キックボクシングの方が優位かもしれないし 殴られても掴んで倒して組める要素もある方が無差別なら強いかもしれない

マウントを取る事を快感に趣味をするんじゃない 快感の感じ方を間違えら害でしかない。高級車に乗ってても 軽自動車に乗ってても交通ルールの上では平等なんやからさ 排気量でマウント取るなんてダサいよ

マウントされた事ないけどね

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