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【ユニオンアリーナ】黄色SAO 整合騎士デッキの評価と使い方について

こんにちは。庄田5連撃と申します。
本記事は1/26日発売のSAO、黄色の整合騎士デッキについて書いていこうと思います。

また初めてのノート投稿になるので拙い部分があると思いますがご了承ください。



1.サンプルデッキ

(1)純正整合騎士

まずは一番シンプルな形の整合騎士になります。レイドのユージオ、アリスそして2APのキリトの強みを最大限活かせるように必要なパーツを極力積み込んだ形になります。
特筆すべきカードについて詳しく評価していきます。

0キリト⋯4枚安定。序盤の前だしがステップ持ちの為やりやすい所も高ポイントです。ユージオ、アリスはレイド元含め複数採用できるのに対してキリトは2種類しかおらず4エナのキリトは2APの為プレイするタイミングが限られます。であるにも関わらずレイドのバリューを高めるためにはキリトがフロントに必要であるので4枚必須と考えました。レイドの効果条件に必要でないタイミングはエナジーに下げることが出来るので、数少ないキリトを如何に使いこなせるかが勝敗を大きく分けます。実は最も使い方が重要なカードの1枚かも。

ティーゼ・シュトリーネン⋯アクティブ二個玉。このデッキは非常に高いバリューをもつ5レイドのアリスが要であり、二個玉の採用枚数が複数必要になります。また、レイドのバリューを高めるためにもフロントラインに特定のカードが必要であり、前だしを行うためにも二個玉が必要であるため、10枚は必要であると考えました。3アリスはカラーの為必須。3ファナティオは腐ることがない1ドロー1ディス、ドロートリガーと優秀なカードで無理なく4枚積める為、アクティブ二個玉は保険として2枚採用しています。(今後3枚に増やす可能性アリ)

3人の思い出⋯採用が分かれるカードだと思います。自分は回していてアリスレイドや4キリトの効果を使う為には誰かしらが足りない、、となった試合がいくつかあり、サーチ手段は2ユージオ以外にも必要であると考えました。またこのデッキ、サーチ手段や1ドロー1ディスこそあるものの、純粋に手札が増えるカードが1枚もありません。その為後半は1枚アクションをひたすらエクストラドローに変換するケースが多く、ジリ貧になりがちです。毎ターンエクストラドローするくらいなら、サーチイベントの方がバリューが高いので3枚積んでいます。ドロートリガー持ちなのも偉いです。

4キリト⋯4/2、3500、フロントにアリスとユージオがいれば2回アタックと一見そこまで強くないように感じます。(少なくとも自分はSAOのカードプールを見た時弱すぎて卒倒しました) ですが使ってみると思ったより弱くは無いです。3ターン目までに2回アタックはファイナルが絡まない限り(恐らく)出来ませんが、それ以降、盤面が埋まってきたタイミングなら2アクションは重くないですし、0ユージオでパンプして45002回アタックにする動きは流石に宇宙レベルで強いです。また、ユージオレイドなど優先的に除去したいカード隣にいることで3500なこともありキリトを放置させてもらえることもあるので、そこも強い点かなと思います。
ただもちろん脳死で出すのはあまりにも弱いので、出すタイミングを見計らう必要はあります。


(2)リーファ型

上記のデッキから2枚リーファを入れた構築です。リーファの強い点はライフを自傷する代わりにそのまま手札にしながらアンタッチャブルの6000が立つという点です。この6000が本当に強く、相手のターン中に6000なのは(恐らく)初めてのカードだと思います。基本的にライフで通すことになる4000.5000の打点を1度ブロック出来るので、ライフの自傷はその分と考えればそこまでデメリットはなく、ワンドロー付きの4000インパクト無効素だしと考えれば強いと思います。
ドローが少なくトリガーも弱いこのデッキとは相性がいいように感じますが、基本中盤から後半はフロントラインにアリス、ユージオ、キリトが並んでいる状態が好ましいので邪魔になる可能性は少しあります。とは言っても邪魔になったらインパクト無効でブロックすればいいので、出したターン、次のターンと2回分インパクトを防げる非常に優れたカードだと思います。
このカードも出すタイミングさえ間違えなければ採用の余地はかなりあると考えています。

2.プレイング解説

このデッキを使う上で他のデッキ以上に意識すべき点として以下の二つが重要であると考えます。

1.ステップの活用
2.レイド素出し

ステップの活用についてですが、ステップは0キリト、1アリス、3アリスと3種類おり、これらのステップを活かすことによって序盤に前に出して1点取りに行く動きがかなりやりやすくなっています。デッキのコンセプトとしてそこまで序盤から削りに行くデッキでは無いですが、削れるタイミングならどんどん削っておくことで、試合展開を有利に進めることが出来ます。そのような動きをすることで面展開をこちらの有利な状況で進められる可能性の高いデッキでもあります。

2のレイド素だしについてですが、このデッキは先程も言ったようにレイドのバリューが非常に高いです。しかしレイドすることに固執し続けることによって盤面が埋まらず、4/2キリトや、サーチイベントが使いずらくなります。レイドを素だしすることによって少なくとも4000の壁、兼アタッカーとして立てることは出来ますし、レイド効果や4/2キリトの名称条件にも貢献してくれます。
特に素出ししやすいのはユージオで、もちろんレイドした時のバリューはかなり高いですが、そこまで何枚も必要なカードではないので手札に2枚あるときなどは序盤に素出しする事で勝敗を大きく分けることがあると考えています。

3.このデッキの強い点、弱い点


このデッキの強みは主にレイドユージオとレイドアリスであり、またそこに4/2のキリトも合わせれば3000〜4000除去、インパクト、2回アタック、インパクト無効が複数でさらに退場時4000を5000にしブロック出来る、という攻守除去と全てを持っているデッキであると言えます。噛み合った時の出力はかなり高いものと言えるでしょう。
しかし全てを持っていますが逆を言えばドローが噛み合わないと出力は平均以下になりかねないです。そういった時は盤面を埋めることを優先するか、サーチイベントで必要なキャラを持ってくることを優先するかという択が生まれて来ますので、盤面状況を見て判断していくことになると思います。

明確に弱い点としてはドローが少なく、そしてトリガーが弱いことです。何度も言っている通りドローが少ないのでサーチイベントをどのタイミングで使うかが重要であり、サーチイベントを使いやすくするために盤面をある程度形成する必要があるので、プレイングが大きく出る部分だと思います。
トリガーですが、少なくとも0キリト4枚、1アリス3枚以上、2ユージオ3枚以上は個人的には必須だと思っているのでトリガーなしが10枚になるのは割り切るしかないかなと考えてます。自分の挙げた構築の場合アクティブ二個玉を減らせばトリガーが増えると思うのでどうしても気になる方はそちらをリーファや他のトリガー持ちを増やすといいと思います。

またこのデッキの抱えている大きな欠陥として、2ユージオの存在が挙げられます。このカードがあまりに欠陥を抱えている為、このデッキがトップティアに立てないと言っても過言ではないと個人的には思います。
まずユージオの0がゲットではなく、ユージオが合計3種類しか居ないため、2のユージオをレイド元としても、デッキのコンセプトとしてもフル投入しなければいけないという点。これのせいで最高に弱いユージオを4枚積まなければならないのは本当に辛いです…。
ではどこが弱いのか。まずサーチ対象にユージオ本人が入っていないという点。キリトとアリスを持ってこれるまでは良かったのですが、ユージオレイドというこのデッキの核ともなるカードが下に行ってしまう可能性があります。その為レイドユージオを素だししづらいという状況になってしまいます。これは先程のレイド素だしを勧めた2のプレイング解説と矛盾してしまうのですが、一番素だししやすいレイドが、素だししてしまったら残りがサーチで下に行ってしまうということが有り得るということです。ユージオレイドは主に後半に輝くカードであるにもかかわらず、それをサーチで引っ張って来れないどころか下に行ってしまう、これはどう考えてもこのデッキの欠陥と言えるでしょう。そもそもドローが進むデッキでもないので、下に行っても2枚目、3枚目を引けばいいと思えるほどのデッキでは無いですし、1枚下に言ってしまったら次いつ来るか分かったものではありません。レイドユージオを序盤に素だしするのか、2枚目が1度も来ないことを覚悟して最後まで取っておくのか、この辺りは状況次第になると思います。

4.スタンダード環境での立ち位置

スタンダード環境の立ち位置としてはティア2くらいで落ち着くと考えています。やってることとしては特別なことはなく、よく言えば標準、悪く言えば爆発力はないデッキになっていますので、環境トップの宿儺からドローと伏魔御廚子の爆発力を無くしたデッキと考えれば分かりやすいと思います。完全に下位互換に聞こえますがインパクト無効を複数用意できるレイドユージオさえ着地出来ればリーサルをずらすことが出来るので全く不利対面とも言えないと考えています。
もちろんティア1や1.5に対しては流石にデッキパワーで劣りますが、上手く回った時はどんなデッキでも完全に盤面で優位に立てるので、そこはかなり評価していいポイントのようにも思えます。全くやれない訳では無いが全体的なパワーは上位デッキには劣る、といった評価が今のところの個人的な見解です。

5.SAO争奪戦環境での立ち位置

一方争奪戦環境ではトップティアと考えられるアインクラッドが最も多い仮想敵になると思いますが、相性としては微不利程度であると思います。主にアインクラッドは4000以上で4〜5回アタックをかなり早い段階で仕掛けてくることが強みのデッキではあるので、序盤にかなり削られる対面ではあると思います。またこちらのフロントラインのキャラはレイドアリスの登場時効果や4/2キリトの効果を使用したい都合上、あまり積極的にチャンプブロックは出来ません。序盤はかなり厳しい展開を押し付けられるでしょう。一方でアインクラッドは手札リソースが弱く、中盤から後半にかけてはジリ貧になりがちです。返しのターンでアリスレイドやスペシャルでしっかりとフロントラインのアスナを除去しながらユージオレイドを立てることが出来れば、後半戦で巻き返すことも十分可能ではあると考えます。

他のデッキに対してはお互い標準的な動きができるのなら、そこまで苦手とするような相手もいないと考えています。良くも悪くも標準的なデッキなので、お互いの手札次第になると考えます。

6.終わりに

今回初めてノートを投稿してみましたが、いかがでしたでしょうか。もし今回の記事に対して意見感想要望批判反対誹謗中傷等々ありましたら是非X(@yamada29___)までお願いします。意見交換こそがカードゲームで最も強くなるための近道だと思っております。
駄文にお付き合い頂きありがとうございます。
ではまた次はGGOのデッキ紹介で!

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