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CGアニメーターが基礎知識0からドローイングを始めるとどうなるのか?〜苦悩と進化の軌跡〜その6

「今の私にはガンダムは倒せん。。。。ララァ。。私を導いてくれ。。。」赤い彗星は、かつて自分の実力を理解してこの様な名言を放ちました。

今の私には上手いドローイングはできん。。。誰か。。。私を導いてくれ。。

半年後のドローイング

ついにドローイングを始めて半年たった時の作品がこれだ!

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この頃は少しづつアナトミーを勉強し始めてた頃です。なので本当に少しづつですが、体の構成の違和感が少なくなってきています。少なくなってると言っただけで、よくなってるとは言っていない(笑)今思うと、もっと早くからアナトミーを勉強しておくべきだと思うんですけど、もし、もっと早い段階でアナトミーを勉強し始めていてもその重要さをわかっていないので、あまり実戦に活かせせられなかったのかもしれないと思ったりもします。行き着くとまで言って、苦しんでこれが必要かもしれないと感じた時に、アナトミーを勉強し始めたので、何をどう学んでいけば良いのかというポイントを絞ってやれたのかなと。

アナトミーをやり始めて、徐々にああ、この人のドローイング好きだなっていう感情が出てきたんです。今までは上手い人はおおおお!って全員受け入れていたんですが、この辺りから、この画風が自分は好きだという思いですね。これが出てきました。で、僕がこの時から好きな方はこの方です

Karl Gnassさんの絵はすごくパワーがあるんですが繊細な表現を同時に持ってる点が好きなんです。ギターリストで例えるなら、ジミヘンやジョンフルシャンテ。クラッシックで例えるならばモーツァルト。

関係ない話ですが、僕はバーンシュタインとモーツァルトの組み合わせが最高と思っています。最高にパワフルで繊細なこの旋律は最高です。彼のモーツァルトの解釈は最高だと。

話を戻して、もう一人ドローイングで好きな方がいます。

Glenn Vilppuさんです。ちょっと彼のドローイング動画が見つけられなかったのですが、この方の書き方はアナトミーに基づいた繊細でロジカルなドローイングを進めていきます。その繊細さがすごく好きな点です。この動物のドローイング編も観ていてとても面白いので興味ある方は見ても良いかも。

なので上にも書きましたが、徐々にアナトミーを意識したドローイングに移行していきます。ここから少しづつ、物の見方が変わってきます。例えば、このポーズは胴体がどれくらい曲がって、足にどれくらいの負担がかかってそうで。。。そうです、前回に記述したインパクトやストーリーを意識し始めてます。

で次は一年後のドローイング紹介からになります。。。

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