苦しい恋愛をしてる人に読んでほしい。「愛着依存」3

まずはフォロワー130人突破ありがとうございます。

さて昨日に続き「愛着依存」の続きです。

今回登場する塚田係長が

**「自信を無くした時、人は無性に人と繋がりたくなる。」と言っていますが、裏を返せば、「自信を無くした時、恋は始まる。」ということです。 **

新しい環境、新しい物事を始める時、人は少なからず不安になり、自信を無くします。

気になる相手がそういった状態の時、優しく支えてあげると恋仲になれる確率も上がります。(←ここテストに出ますよー 笑)

**これは心理学的にも有名なことなんで、ぜひ皆さん実践してみてください。 **

さて余談はここまでにして、本編をどうぞ。

……………

隆の呼び出しが連日続き、最近仕事の方にも支障が出始めた。タイプミスなどの不注意、居眠り、さらにはLINEの返信が気になって会議の途中でも携帯をチラチラ見てしまう始末だ。

そんなことが数日続いたある日、塚田係長から呼び出された。塚田さんはスーツが様になる、仕事も卒なくこなすまさに絵に描いたようなキャリアウーマンだ。
「最近、仕事でのミスが目立つわね。集中もできてないみたいだし、前はこんなんじゃなかったじゃない。何かあったの？」
「すいません…」
男のこと…なんて言っても仕事が恋人のような係長にはわからないか。そう思っていた。
「男のこと？本来私こんな相談受けたりしないんだけど、今回だけ特別。言ってみなさい。最近の様子からだと、ダメ男に振り回されるって感じかしら？」
意外だった。課長が恋愛のことを話すなんて。しかも私の置かれている状況を当てるなんて。
私は今までの経緯を話した。ただ、課長に話したからと言って何かが変わると期待したわけではない。どうせ喝を入れらて終わるのであろう。
「自信を無くした時、人は無性に人と繋がりたくなる。」
「え…」
私は突然課長の口から出た言葉に驚いた。
「そういうもんなのよ。私も仕事で失敗した時にダメ男に引っかかった経験あるから分かるの。貴女も失恋した時に心が揺らいだんでしょ。」
「…」
私は俯いた。
「でも、離れられないから苦しいって顔してるわね。いい？すぐに自信を持つことは難しいわ。だから私の言う2つのことを実践して。参考になるかはわからないけど、私もこの方法でダメ男への依存から脱却したから」
「でも…」
「そうやって、逃げ腰になるから付け込まれるのよ。貴方人との距離の取り方もわかってないみたいだし、とにかく何でも実践しないと成長には繋がらないのよ。今のまま苦しみたければ、一生同じ場所で足踏みしておきなさい。」
塚田さんは、少し強い口調でそう言い、メモを置いて去っていった。
そこには2つの項目が箇条書きされていた。

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