決裁が下りたから明日やって、無茶を言う生活保護受給者さん
月の半ばころです。西東京市の3DKのアパートで親子3人が暮らしていお部屋です。お問合せは、30代の息子さんでした。今月末に退去することになっている。家財処分の費用は、役所から扶助で支給されるというお話でした。
月末まで2週間あるので他社からの見積りの取り寄せなど段取りよく進めれば、十分間に合う日程です。
見積りは、ご連絡をいただいて、翌日にはお見積りでお伺いし、見積書を息子さんにお渡しいたしました。後は、結果を待つだけになります。
ここまでは、特に問題もないのですが、問題が起きたのはこの後です。
月末前後3日は、ほとんど予約でいっぱいです。こちらでは、ご依頼が確定したお仕事について順次日程調整してスケジュールに組み込みます。お見積り下案件については、お客さまからご連絡が入るまでスケジュールに組み込むことがありません。当然、西東京市のお客さんもスケジュールに組み入れることなく忘れていた存在です。
なぜなら、
生活保護受給者の家財処分のお仕事は、3社から見積をとってその中のお安い価格を提示した業者に選定されるからです。
ご連絡がないから、
選定から外されたものと気に留めることもありませんでした。
すると、突然、西東京市のお客さんから、電話で明日やってください
お客さん
決裁下りたので、明日片付けをお願いします。
僕
ちょっと待って。明日は、仕事一杯で無理ですよ。
お客さん
おじさん。何言ってんの
見積りしてもらう時、今月中にできるか、確認したでしょう
僕
(この人昼から、酒飲んでるな)
確かに月末まで大丈夫と言ったけど、
その時は、決裁が直前になるまでかかると思っていないよ。
決まっていないのをスケジュール立てないよ
月末に間に合わせるなら、
・業者からの見積もりを急がせる
・役所に決裁を急がせる
・途中経過をこちらに報告して準備させる
(などの対策をとらなかったあんたが悪いよ)
お客さん
何言ってんだよ。
今月できるというから見積りしてもらったのじゃない
-----ここから何回か言い合いがあったと思う-----
僕
分かったよ。
明日中におやれば文句ないよね。
夕方5時からスタートだよ
終わるのは、8時~9時だよ
これならいいでしょ。
スタッフ4名に
残業できるものを集め
投光器持参で作業を終えました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?