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#残酷な真実

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夜ウトウトしている時にハッと思いついた偏屈なお話集。
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#スキしてみて

【残酷な真実】「働かざる者食うべからず」の現代的呪いについて。

古くから「武士は食わねど高楊枝」や「欲しがりません勝つまでは」などの【我慢の美学】が日本には定着している。 同じように「働かざる者食うべからず」と言う言葉もある。 「外国人が『日本人はよく働く。』と言っている。」 これを聞いて嫌な気持ちになる日本人は恐らくいない。 誇りに思う人もいるだろう。 その認識は間違ってますよ? 誰も褒めてませんから。 働くこと自体は生きていくために必要なことではあるが、働くために生きているわけではない。 もう一度、よく考えて見てほしい。

【残酷な事実】1万分の2の事実。

私の娘は戸籍がない。 理由は単純だ、出生届を出していないからだ。 おかげで彼女には保険証がない。 日本人ではない事になるので身分証明書もない。 外国人でさえない。 存在しない。と言う事になる。 何よりも保険証が無いのは実にまずい。 病気をすれば全て実費になる。 交通事故や大きな病気を起こせばもう治すことができない。 それに、学校というものに一度も通ったことは無い。 私と一緒に転々とホテルで寝泊まりしているので、普通の家で暮らした思い出ももちろん無い。 ク

【残酷な真実】血液型と云う日本人特有の呪いについて。

日本には占いという、一見怪しさ満点でしかない文化が広く一般的に深く根付いている。 星座占い、動物占い、血液型占い始め、おみくじなども一種の占いだ。 テレビを付ければ誰がどんな根拠で出したのかわからないような占い結果が毎日放送され、雑誌の後半には同じく根拠のない今月の占いが掲載され、5分後には忘れる癖にそれとなくチェックしてしまう。 今回はその中でも血液型について考えた事を綴ろうと思う。 --- 血液型には特徴がある。 【A型】神経質で細かい性格をしている。 【B型】