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留学で学んだこと

~留学経験~

2019年、大学3年次を終えて次から4年生になるところを休学し、10ヶ月間オーストラリアに留学しました。

留学の目的は大きく分けて2つ。"英語力の向上"と"人間としての成長"でした。

自身の留学は確実に行ってよかったと断言できるものになりました。
このnoteは留学を考えてる方の背中を押し、また自分も後に振り返れるようなものにしたいなと思っています。

キーワードは「とにかく楽しむ!!」です。
自分なりに留学を謳歌した結果、得られた学びを残したいと思います。

~学び① 言語は目的ではなく手段、大切なのはFeelingを共有すること~

英語は人とコミュニケーションをとり、意見だけでなく気持ちや考えを共有するための手段です。
表面上の付き合いを超えたFeeling(感情や考え)の交換ができると、得られる学びや感動がより大きくなります。

幸いにも自分は気持ちを共有することができたことで、ブラジル人の友達が帰国する時に号泣したり、オーストラリア人の友達と話すことで自分なりの人生観を考えるきっかけとなる経験をすることができました。

そもそも、自身が目標に掲げていた"英語力の向上"は自分の中で2つにさらに分解することができました。
"ネイティブと対等に話せるようになること"と、"TOEIC900点突破"です。
前者は定性的で後者は定量的です。
自分は両方目的を達成できたと思っています。そして特に大切なのは前者でした。

"ネイティブと対等に話せる"という目標の"対等"について、"スラングを含む現地の言い回しができること"や、"笑いのツボがわかり共有できること"だと思っていました。

これがとても大切で自分はビジネス英語やAcademicな英語は得意ではありませんが、純粋に人間同士仲良くなるコミュニケーションは身に付けることができました。

個人的に意識していたことは、あえて綺麗な英語は喋らないようしたことです。

なぜなら現地の人も綺麗に話していないからです。
これによって相手からしたらとっつきやすくなって、面白がってくれました。

大切なのは正攻法ではなく、相手と同じような言葉使いや振る舞いをしたり、相手とどんな風に話たら楽しいか、飛び込んでみることだと思いました。

この学びはありきたりだけど身を持って感じることができたのは価値ある経験でした。
今後も楽しむことを忘れずに、マニュアルではなく柔軟な行動をとることは忘れないようにしたいと思っています。

~学び② 社交的ってどんな人? "リスペクトをもちフラットな姿勢"~

留学の目標としていた人間としての成長、これは自分の中では"社交的な人になる"という要素が最も大きかったです。
理由は、外国人のコミュニケーションの取り方に自分が以前から憧れていたからです。("外国人"と一括りにはもちろんできませんが)
現地の人の気さくで紳士な振る舞いに、純粋にかっこいいと思い、自分も近づきたいと思っていました。

そこで、自分は留学を通してなんでこんなに現地の人のコミュニケーションはかっこいんだろうと思い続け、かっこいいを言語化しました。
(以下リストアップ↓)
1. 初対面でも打ち解けることができる
2. Friendly
3. リアクションが良い
4. テンションが高い
5. 相手のいうことを聞いてくれる
6. 自分の意見も言う
7. 人のために行動することができる
8. 常に同じ目線で関わってくれる

そして、抽象化することで自分なりの解を出すことができました。
それは、"自分と他人を比べないから、他人に対してリスペクトを持ち、フラットに関わることができる"というものです。

自分のアイデンティティを持っているからこそ、自分の判断基準があったり他人に悪い意味で影響を受けることがなかったりと、純粋にコミュニケーションを楽しむことができているんじゃないかと思いました。

自分自身オーストラリア人の友達で同い年の友達が、自分より遥かに大人に感じました。
この感想自体が自分と他人を比べてしまっているという反省はさておき、彼らは自分の好きなカメラやダンスをやっていて、そこに将来的な目標とかパッションを持っていました。
彼らなりにその過程でいろいろ考えてきてるんだなーと感じました。

人に影響されるのではなく、自分の考えを持つことがやはり大切。
自分も留学を通してこの気づきを得てから、就活をする中や日々の中で自分がやりたいことは何かを考えるようになりました。
(少しは憧れとする姿に近づけているのでしょうか...)

~余談① 挑戦することの副産物~

自分自身留学中の基本スタンスとして、挑戦する姿勢を持っていました。なのでいろんな経験ができたと思っています。
(例えば:スカイダイビング、バスキング、ルームシェア引越し5回...)

そして挑戦することは2つのリターンがあると思っていて、1つは挑戦したこと自体から得られる結果、もう1つは挑戦したという事実がもたらす副産物です。

自分はこの副産物の価値がすごくあると思っていて、面白いことをしたらその経験がエピソードトークになって、人と仲良くなったり盛り上がったりする時にかなり役立つからです。

挑戦するスタンスは今後も継続していきたいです。
(ちなみに自分のよく外国人ウケする話は、NYでCDを押し売りされた話です。これめちゃ共感してくれます。)

~余談② 外国人ってめっちゃ"Life"って言うやん~

自分は外国人の友達と話す時にたまに思うのが、彼らがめっちゃLife(人生)ってワードを使うことです。

日本人同士の会話ではあまり出てこないかなと思っていて、個人的に面白いなと思いました。

自分はこれが上記した学び②を支える背景なんじゃないかとも思っていて、"なぜ外国人は自分の考えを持てているのか"、"Lifeを意識することで得られる効果"について友達とも話して考えてみました。

"なぜ外国人は自分の考えを持てているのか"

これの現時点の答えは「そういう文化、歴史だから。」なのかなというところです。
自分の存在意義を他人に任せていないため、自分の意思決定で行動しているところに理由があるのではと思いました。

"Lifeを意識することで得られる効果"

それは生産性のある時間を過ごすことができることに繋がることだと思います。
自分の取り組んでいることに満足していれば捗るし、満足していなければ撤退してより良い選択肢へ進むことができます。
前にYOLOについてnoteを書きましたが、常に俯瞰することができるのが良いところだなと感じました。

~最後に~

長くなりましたが、留学を考えている人に少しでも参考になったら嬉しいです。
自分も充実していた留学生活を時々振り返って常にアップグレードした時間を過ごせるように今後頑張っていきたいと思います。

留学に行かせてくれた親、サポートしてくれた周りの人に感謝します。

ありがとうございました。

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