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価格設定の仕方

普段私たちがものを買うときにお金を払っている価格ですが、その価格設定の仕方はご存知でしょうか?

最も想像がつきやすいのは原価に売る側の利益をのせて価格を決める以下の方法じゃないでしょうか.
価格 = 原価 (直接費+関節費) + 利益
※直接費は原材料費などの製造コスト, 間接費は販促費や広告費などの販売管理コストが当たります.

今回は他にも様々な価格設定の方法を紹介します.

“プライスリーダー追随法”
その産業に最も影響を与えているリーダー企業の価格設定に倣って自社製品の価格を設定するケース. 新規参入する企業が市場に浸透していくにあたり有効になる. 差別化が図れていないと価格をじりじりと下げるのみになってしまうケースがある.

”プライスカスタマイゼーション戦略”
利益の最大化を目的に商品が販売される場所や時間に応じて価格設定を行う方法. テーマパークで飲食店の値段が高いなどのケースがこれに当てはまる.

“名声価格”
消費者心理を利用した価格設定. 意図的に高値をつけることによって「この商品はちゃんとしている」,「この商品を持っている私は素敵」などという消費者の安心やブランド感を煽って価格を設定する方法. ヴィトンのバッグなど高級品がこれに当てはまる.

価格設定にもマーケティング的な狙いやコストと利益のバランスなど多様な背景があることがわかります.

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