自戦記22局目-後手ゴキゲン中飛車対ツノ銀雁木-

後手番でお相手は1級の方、戦型は対ツノ銀雁木。

将棋ウォーズ棋譜(Ippou1013 1級 vs LietingaNaktis 9級) https://shogiwars.heroz.jp/games/Ippou1013-LietingaNaktis-20200316_190726 #shogiwars

画像1

序盤

振り飛車の含みを持たせてきた工夫された駒組みだった。振り飛車には中飛車引き角戦法を使いたかったのでこちらも左右どちらにも玉を囲えるようにしておいた。

中盤

盛り上がってくる気配を感じたのと、角のラインがキツいだろうと思い開戦。先手有利(+300)。

画像2

これは▲7七金と上がられて大したことがない。代えて左辺の金銀を整備するべきだった。玉頭付近の歩を突くときはもっと慎重になるべきかもしれない。

▲6四歩がすこぶる厳しい。お相手の鋭い読みが光る。

画像3

以下△5四銀▲同金△同飛に1回▲7四歩を入れて▲6三銀とすれば収集困難である。香得ながら歩切れで桂馬を取る余裕もない。自玉に火がついているのに相手玉はぬるぬると広い。こう進んでは先手有利(+750)。

実践は別の進行でこの▲6四歩をどう対処するか悩んだ。

画像4

角の頭が丸いことを活かしてさっぱりさせたが、△5三金や強く△5二金もあったようだ。▲6三銀の打ち込みが見えているが、桂馬を拾っておいて▲5二銀成△同金上の局面は▲6三歩成△同金右上で続かない。

終盤

△6二銀はかなり読みを入れて打ったものの実践では微妙な感触かとも思っていた。

画像5

△6一歩などでは▲7一銀からが気になってしょうがなかった(実際は余しているようだがまぎれそうな気がした)。ここをソフト最善で受け切ったのは良かった。

一局を振り返って

ツノ銀雁木めっちゃやられるけど流行っているんだろうか?確かに中央を守りながらバランスを取るのにはいい気はするが・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?