自戦記68局目-先手中飛車対超速二枚銀-

将棋ウォーズ棋譜(LietingaNaktis 1級 vs suruga4126 1級) https://shogiwars.heroz.jp/games/LietingaNaktis-suruga4126-20200327_120212 #shogiwars

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中盤

角と銀桂の二枚替えを狙った。

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駒得なのだが後手優勢(-1152)。信じられない。

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馬が成れて手厚いからかとも思ったが▲4六歩型や△2二角型でもそんなに変わらなかった。つまりこの仕掛けは基本的にダメ。覚えた。

そしてポチポチしている間に出てきた形がこれ。

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ここから▲7八金~▲6七金~▲7八飛と組む。

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菅井先生が得意にされている▲6七金型がここで出てきた。この形はプロも指しているだけあって有力なのが約束されている。

終盤

常にどこかで▲5六歩はあって、△6四馬と引いたら▲7三銀を狙う。

また▲5三歩のタイミングを図っていたら逃してしまったが、正しくはここで叩く。

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△同金に▲3二銀。△同金には▲同銀成△同玉に▲2一銀から詰むので△5一金には△2三銀成の要領。

ここは手筋一閃という感じの手がある。香を取って凡に指すとまぎれてくる。

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▲7五角!どう応じても飛車が素抜ける。

このような局面も焦って寄せに行ってしまうのが良くなく、▲3六龍で良い。

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銀は取られるがすぐに厳しい筋はなく、こちらは▲5五歩~▲5四歩~▲6六桂などの筋が残っている、あちらが忙しい局面と言える。持駒も少ないので無理に寄せに行ってこちらの戦力を渡す必要はない。

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