自戦記62局目-後手ゴキゲン中飛車対超急戦-

せっかく石川式石田流ができるとこだったのに手拍子で5筋とっちゃった・・・。

将棋ウォーズ棋譜(zou_moon 1級 vs LietingaNaktis 1級) https://shogiwars.heroz.jp/games/zou_moon-LietingaNaktis-20200325_232455 #shogiwars

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中盤

△4四金は笑う。

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△5四飛が急所の一手でこれで一気に金の動きが軽くなる。今までは4段目に進出するのが難しかった。またいずれ金で飛車を圧迫することで手順に角が通るのも大きい。ここにカツが入ると銀も働きだす。この飛車浮きで数手後の駒効率が格段に上がるのだ。

終盤

これは見落としがち。

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ずばり△2八金でかんたんな挟撃必至。金足りねえじゃんと思うかもしれないが、6一が龍で王手の金ボロである。

序盤

戻って石川式石田流の基本をメモしておく。詳細は動画で確認のこと。

▲5八金右まで。

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△6二玉▲4八銀△3三角▲同角成△同桂▲6八玉△3二金

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▲7八玉△5五歩▲4六歩△3五歩▲4七銀△5四飛が一例。

補足

▲4八銀に代えて

▲68玉の場合は、△55歩と突きましょう。
△55歩▲24歩△同歩▲同飛△56歩▲66歩△57歩成▲同金△56歩▲67金(または58金)14歩▲46歩(王手飛車の防ぎ)△13角▲21飛成△46角▲78玉△57歩成

で後手優勢です。
超速37銀戦法の場合は▲68玉と▲48銀なので、上記手順の△56歩に対して、
▲48銀と引く形になり、最後の△57歩成が48の銀にあたります。

超急戦の場合は58金なので、上記のように最後歩成が金に当たってしまうのが大きな違いです。

よって△55歩に対して居飛車は▲24歩と行くことができず、普通の将棋に
戻ってしまいます。

勉強になるなあ。

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