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誰かがやらなきゃ、誰かが行かなきゃ

台風の進路を気にしながら
仕事も生活も予定を変えたり伸ばしたりして過ごした今週。

長くサポートさせていただいているクライエントの定期研修は
何とか予定通りに終えることができました。
早めに帰りましょう!と皆さんを送り出した後、
全体が休みになっても止めることができない部署にいる方が
「今日から泊まりです」とサラッと話されます。

「誰かがやらないとですからね」

インフラや行政に関わるクライエントも
「こういう時は家のことは家族に任せて出動です」
と淡々と準備を進めていらっしゃいました。

「誰かが行かないと地域の皆さんが困りますからね」

台風が過ぎた後、
数時間だけ家に戻ってまたいつも通りに出勤。
地域の被害確認と通常業務で
休みは交代しながら、もう少し先になりそうです。
そんなご様子が伝わってきました。

誰かがやらないといけないことを自分がやる。
それは
仕事だから当たり前、ではないんだと改めて思います。

停電で灯りの大切さに気づくのではなく、
今こうして見ているスマホの画面の灯りのように
普段はその大切さに気づかない、あって当たり前になっていること。
誰かがやらないと、という仕事を
笑顔で頑張っている人がたくさんいる。

大切なことをまた教わりました。

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