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サン・ジェルマン伯爵のすきなところ_Code:Realizeが終わってさみしい

この秋から始めた乙女ゲーム「Code:Realize」をついにプレイし終えました。本編から始めて祝福の花束(ファンディスク1作目)、白銀の奇跡(ファンディスク2作目)と、育児の合間を縫って少しずつ進めて気づけば冬。白銀の奇跡よろしくクリスマス前の冷え込む夜にストーリーを読んでいると、すっと心がほくほく温まっていきました。
作中で主人公やサンが皆で過ごした日々を尊く感じているように、プレイしていた時間が愛おしく、あの日々が終わる寂しさで切ないです。
振り返れば冒険と心温まる日々が思い出されるわけですが、本編を終えた時のnoteからアフターストーリーを経てより一層コドリアという作品が大好きになったので、その喜びをまたnoteにしたためたいと思います。

最初は王道の乙女ゲームだという印象で始めたコドリアですが、だんだんとその完成度の高さにはまってゆきました。設定もしっかりとしていてキャラクターが生き生きと会話している様子、繊細な表情に心動かされました。
先のnoteでも買いたようにまずはフラン、そのあとサンちゃん、インピーさん、ヴァン、ルパンの順で進めたわけですが、みんな好き!と言いつつフラン、サン、ヴァンが品のある大人なキャラクターで、より好ましく思うようになりました。
最終的にフランなの?サンちゃんなの?どっちが好きなの!?と自分に問いかけながら決めきれないでいます。でもみんなが好き!となるのがコドリアのいいところなんだと思う。

・・・と、みんなの好きなところを書き出したらサンちゃんだけで文字量が結構なことになったので記事を分けることにしました。

サンちゃんの好きなところ

最初はフランから進めて、フランほど好きになる人はいないかも知れないと思っていたのに、進めれば進めるほどサンちゃんに惹かれていく自分がいました。
やっぱりコドリアの世界でいうと一生添い遂げる相手なわけで、サンとならなんでも何があっても楽しいと思うし、頼れるし優しさがあって、サンちゃんのストーリーを読み進めれば読み進めるほどサンちゃんから抜け出せない(好き
サンルート→祝福の未来サンルート→白銀の奇跡ifストーリー→アフターストーリーと読んだ後に本編のサンルートへ戻ると一周回って新たな視点でサンちゃんのことを見れて、セリフひとつひとつに受ける印象が変わってきました。

・底知れない雰囲気がありつつ頼れる佇まいと、否定せず笑顔で一旦受け入れてくれる包容力
・わからないことだいたい聞いたら教えてくれるところ
・フランス貴族なので言葉や仕草に品があるのもとても素敵(特に立ち絵とか構えている時の手が美しい)
・食事に関しても趣味に関してもこだわりがあるけど人に押し付けないところ
・いろんなことを楽しんでいるスタンスが好ましい
・悪ノリが効いているところもナイス
・プライドが高いのかと思いきや全然そんなことなくて、情けないところを見せた後もちゃっかりいつものペースになれるところ
・普通なら気まずい関係の人にもガンガンいけるハートの強さ
・おでかけする時は事件現場や戦場だろうとお帽子を被るお洒落なところ
・だいたいお茶飲んでるところ
・お菓子も喜んで食べてくれるところ
・開眼サンちゃんの優しい笑顔がハートに刺さるところ
・サンルート(あえてサンルート)のもう1つの屋敷で過ごしている時、ものすごい緊張感の中で紡ぐ一言ひとことにサンちゃんの本音が見えてぐっとくる
・できればルパンのようにあなたを救う立場で出会いたかったというサンが切なくて好きになってしまう
・遊撃担当で戦うサンが強くて頼もしい
・戦う強さもあるのに弁も立つところ
・フランスにいた頃パン屋やってたところ(パン作り教えて欲しい)

本編と祝福の未来を経て、白銀の奇跡の世界観がものすごく好みなんです。
あんなにめまぐるしい冒険の日々と戦いを重ねたからこその仲間との絆がありながら、それぞれにサンの屋敷を卒業していく寂しさがあるところ。平和な日々になったから余計にその寂しさが際立つ様子がたまりません。
サンちゃんは白銀の奇跡だとオムニブスからイデアの使命をおやすみするように言われますが、それはもし主人公と結ばれても主人公を看取って、仲間を看取って生きていかないといけないわけで切ない。やっぱりサンちゃんはサンルートを経てイデアを抜けた未来が一番幸せに感じてしまう。またはルパンルートでイデアを抜けて、また新しく誰か好きな人ができたりしたらいいなと思ったりしてしまいます。


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