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33歳課長の関さんがステキ

最近スタマイにハマっています。※スタンドマイヒーローズ(スマホアプリ)
この春から8月下旬にかけて仕事の繁忙期が続いていたので、癒しを求めてジプシーしていたのは遡れば3週間ほど前のこと。引っ越してから通勤時間が長くなったのでスマートフォンのアプリを触ることが多くなりました。
おもしろい!と思えるものはあまりなく、学生の頃はあんなに好きだったオトメゲームも控え気味に。中身の伴わない甘い言葉だけでは、なかなか響かなくなりました。
これは大人になったからなのか、それとも大人になったからなのか。
大人になるというのは分かることも増え、分からないことも増えていくものなのか、それとも思考体力がきちんととれていないからなのか。いずれにせよ以前ほど「ハマった!」と思える作品に触れ合う時間が減ったのは事実でした。

さて、ちょっと一息ついたときに調べたのがスタマイでした。パズルゲームのギミックが豊富で飽きが来ないとの評判です。
ホーム画面に推しメンを一人設定できると言われ、なんとなく直感で選んだのが課長の関さん。厚労省の麻薬取締の超現場を担当する部署の課長さんです。33歳にして課長!しかもシンプルな白シャツにネクタイで好印象。
無駄な華美さもなく、すっきりとしていて名前もちょうどいい大輔さん。(もはや城之内とか神宮寺とかじゃない方がぐっとくる)
課内で仕事を采配する関さんの芯の通った角の柔らかい振る舞いにシビレながら関さんの隣の部屋に引っ越してきました(主人公)
ベランダに出ると関さんがビールを飲んでいて、少し話すとどうやら1日3本までと決めているそう。なんだって1日3本!多すぎず少なすぎず絶妙!1ℓ強!と、勝手に内心盛り上がっていたのを隠しながら続きを読み進めます。
適度にお酒も飲むけど呑まれることもなく、仕事は事務方も現場も中間管理もそつなくこなして後輩育成にも親切で物腰も柔らかく・・・と、完璧すぎる関さん。でも普通だったら「そういうキャラクター」で済んでしまうところをきちんとシナリオで描いていて、関大輔という人間をより深く知っていくことがリアルな感情とともにときめきを呼び覚ましてくれました。
主人公もきちんと仕事をするし、責任感もあるし、いざというときの度胸とガッツもあるところが好ましくて、自分も頑張ろうと思える子です。
そんな主人公と関さんとのシナリオ描写がとてもリアルで、心に響いて、おかげで仕事が頑張れます。

スタマイはキャラクターの性格にシナリオでしっかりと裏付けがあるから、一人ひとりとキャラクターを知っていくたびに「スタマイ」という作品自体をより好きになっていく気がします。メンバーの中に入れてもらえたような充足感がちょっとずつ、ちょうどいい。関さんにメロメロだったちょうどの時期に関さんの誕生日イベントが重なり、この9月5日で2周年を迎えられるとのこと。いやあ、めでたい!まんまとお祝いに加わらせていただいています。なかなか関さんは当たりませんが、地道に関さんといい距離感で関わっていこうと思います。(誰)

以上を踏まえて友人と数年ぶりかの女子会をしたときに話題になったのが、大人になったよねえ、ということでした。
一辺倒の優しいセリフよりも、周りをきちんと気遣える大人が言う「おつかれさま」の方がこんなに響くということが、きっと大人になったんだな、という結論に落ち着きました。
以前薄桜鬼のミュージカル(原田左之助編)を観劇に行ったことがありました。学生の頃はただ左之助さんのカッコよさだけが見えていて、大人で素敵だな、理想の旦那さんだな、と思っていました。しかし社会人になり仕事をするようになって月日が経ってから見る左之助さんは、上司と同期と部下の間に挟まってクッション役を担う一方で自分の今後の身の振り方も彼なりに考えて葛藤していて、さらにそこへ気になる女性が絡んできた結果かなりの負荷がかかっているのが見て取れ、左之助さんの苦労に対して「がんばれ!応援してるぞ!」と悩む同期を励ましたいような気持になりました。あの頃の純粋にうっとりしていた時代はもう終わったんだなあと感じるとともに、左之助さんと同じ目線で物事を見れるくらいには成長させていただいたのかなと思う舞台でした。

似合う服が代わったり、似合わなかったアクセサリーが似合うようになったり、こうやって女の人は成熟していくのかなあと感じます。
それでも、これからも変化するなかでもずっと変わらない芯の部分をきちんと捉え、品のある「レディ」になっていけるように、これからも自己研鑽を積んでいこうと思います。
そんなことを教えてくれたスタマイのスタッフさん方、関さんに感謝しつつ久しぶりの投稿を終わります!

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