編入学試験の話─学校選び─
専門学校や短期大学などを卒業してから四年制大学に編入学をしよう、という変わり者はそうそういないと思う。
短大入学当初から四年制大学に行くことを志望していて(行きたい大学全部振られたので)、1年生になって初めての面談で
「絶対に編入学したい」
と言っていた私は、ある意味変わり者だったかもしれない。
先生にも
「今のうちに大学の候補を考えて」
とアドバイスを貰った。
(この頃からやりたいことは大方決まった軸は持っていたけど実際やり始めたのは2年生に上がってからだったけどね)
友人の中には
「就職して奨学金を早く返したいんだ〜」
と言っていたはずが、編入学を考え出す子
(実際、編入学してた)
「高校の時受からなかった大学にリベンジ」
と言っていた子(一般入試で合格してた)
高度な情報戦を勝ち抜き
指定校枠を取っていく友人……
などなど、色々な子がいた。
1年生のときに全く関わりのない先生のゼミに入りたい、と志望し(単にテーマが気になっただけ)希望をなんとか通した。
その先生に編入学に当たって私が出した条件はこれだった
①都心にキャンパスがないこと
(3年生か4年生で都心に通うことがない)
これは都心の短大に通ってみて
「あと2年間これをやるとか死ぬ」
と思ったからだった。実際、死ぬ。
そして、ここに「都心を通って郊外に抜けるような学校」は含めないでね!と言ったわたしは多分相当なキチガイなんだとおもう。
(また、相談に乗ってもらった先生の大半が口を揃えて言っていた)
「都心の大学は各地へのアクセスがとてもいいから人気で、推薦編入学のハードルが上がるから敢えて通えるならアクセスがあまり良くない郊外に行くのもいいかもね」というアドバイスも参考にした。
②実家から通える範囲であること
これ、結構大切だよね。
所要時間にして最大1時間半という条件もつけた。これを越えると私は通いきれないな、とおもう。それであれば乗り換えに関しては特に言わなかった。
③共学とか女子大とかにはこだわらない
わりとこれ、こだわる人はこだわるポイントである気がする。
高校生の頃まで女子校だったからなのか
「自分のまわりに男の子がいる環境があまり想像が出来ない」
と合格した四年制大学を蹴った経験がある。
(実際、交通の便もあまりよくなくて京王井の頭線始発駅からの乗り換えだったんだけど、井の頭線出るまでが大変でこれは4年は通いきれないなと考えた)
④子どもの英語教育について学べる大学
やりたいことがこれなの変わらなかった。
意外とこれが、難関ポイントで、昨今の状況に合わせて学校もやるんだけど、人材が確保出来ないっていう悩みも抱えているのが現状らしい。
(たしかに現場で活躍している人もまだまだ少ないって聞くし教える側も不足している、というのは予想ができるかもしれない)
⑤試験区分はなんでもいい
これは先生側にとって大切かも。これによって先生もどう選ぶか変わってくるからだ。
「コアな分野なの知ってるんで、なるべく多くの選択肢から絞りたいので、別に指定校推薦とか一般推薦とか一般入試とか気にしないで欲しいです……」
まとめると
試験の方法は気にしない
子どもの英語教育について勉強できる
(都心を経由しない)郊外にあること
実家から片道1時間半くらいで通える
はたして、私のわがまますぎる願いを叶える
こんな美味しい大学は存在するのか……
(もちろん妥協せざるを得ないポイントがあれば妥協するけど)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?