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ゼぺットじいさん

久しぶりの投稿です。

理由があってなかなか時間が取れませんでした。

毎年この時期になると私は巣ごもり状態・・・ピノキオのゼぺット爺さんのように物を作って、クリスマスの準備をするのがわが社の決まりになっています。

クリスマスのツリーとポインセチアの作り込みが私の仕事なのです。

前回お話をした倉庫の2階の片隅が私の作業スペース、会議用のテーブル1つ分のスペースがあります。(社内ではゼペットコーナーと言われています)

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そこで一人、全社分のクリスマスのポインセチアの商品とツリーに制作に取り組んでいるのです。

ポインセチア3

10月の初めごろから準備に取り掛かり、10月10日過ぎからは毎日ひたすらポインセチアとの戦いです。ポインセチアの鉢植えは毎年200個以上製作をします。(出来上がって会議室に並べている状況がトップの写真です)

そのほかにもツリーやミニツリーのアレンジ商品なども自分のアイデアで作っています。

2ポインセチア

ミニツリー

元々何かを考えて作っていくことが好きなのですが、何せ飽き性の性格、同じものを何個も作るのは大の苦手・・・この時期の2週間はまさに艱難辛苦の苦行の状況で頑張っています。なんせ頑張るのは1年間でこの時期だけですから・・・そう自分に言い聞かせています。

そういえば20数年ほど前には木製品のオリジナル商品を手作りしていたこともありました。それが高じて木製品のインテリア用品や小型の家具をデザインして工場に本格的に生産していただいた時期もありました。

東京のギフトショーに出展して全国の雑貨屋さんに卸もしていました。

主婦と生活社の雑誌にも特集を組まれて、雑誌の通信販売で1回で何千万円の売り上げがあったこともありました。(写真はその時のカタログと雑誌です)

可レンズ

しかし、僅か2~3年ほどで終了、それは東京インテリアさんのような大型家具専門店が小物のインテリア用品を本格的に扱うようになって、海外生産で安い価格で販売し始めたからです。当社が工場に作ってもらう価格よりそちらの販売価格のほうが安いのです。

本当にモノ作りを続けていくことの難しさを勉強しました。

一時期、雑貨屋さんブームで雨後の筍のように全国でいろいろなお店が開店しました。ちょうどその時期とも重なり、その当時お取引していただいた雑貨屋さんは全国に約200社ほどありました。私も営業を兼ねて全国の雑貨屋さんを訪問しましたが、今も営業されているお店はおそらく20社もないのではないでしょうか。

雑貨屋も厳しい業界なのです。

そういえば前回お話をさせていただいた、本部の倉庫の空調工事先週末に無事完了しました。

空調機

思った以上に大きな空調機で天井の鉄骨の梁に吊り下げてあるのです、地震などの時心配ですが、業者さんの説明では東日本大震災クラスの地震でも大丈夫だそうです。

今年の冬は快適になることと思います。・・・私のゼペットコーナーも今年は暖かい・・・


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