光のページェント

”仙台光のページェント”が始まりました。今年は新型コロナの影響で開催が危ぶまれていましたが関係者の方たちの頑張りで何とか開催にこぎつけたようです。仙台七夕が開催を中止に追い込まれただけに感慨もひとしおです。

本当にご苦労様です。

私も新型コロナの感染には気を付けながらも仙台の冬の風物詩を楽しみたいと思います。

”仙台光のページェント”は現在は定禅寺通りだけでの開催ですが、10年ほど前までは、青葉通りでもイルミネーションが飾り付けられ、定禅寺通りと青葉通りの2か所で開催していました。その後費用の関係もあって青葉通りの”光のページェント”は姿を消してしまいました。

当時は私もサンモール一番町商店街の理事長として何度か””仙台光のページェント”の点灯式に参加させていただきました。

ミス仙台のお嬢様たちも何人か参加された記憶があります。・・・ついでに記念写真を・・・鼻の下を長くした私です・・・（鼻の下が長いのはいつもですが）

ある年の事です・・・点灯式で点灯のための秒読みが始まりました。しかし秒読みが始まって間もなく、まだ何秒か残っているにもかかわらず一斉に、点灯してしまったのです。点灯式を見に来ていた見物のお客様からもどよめきが・・・秒読みも一時停止したため・・・私たち点灯のスイッチを押す係の何人かもどうしたらよいのか・・・でもそこはプロの司会者(忘れましたが何かうまいことを言って見物のお客様の笑いを誘っていました)・・・その後改めて秒読みを行って無事点灯式を終えました。

ここでネタバレ・・・ほとんどの皆さんはお分かりだと思うので差し支えないとと思いますが・・・実は点灯式の点灯用のスイッチは”光のページェント”の電球に実際には線が繋がっていなのです。（５~６ｍ先でスイッチからの線は終わっているのです）・・・でも小さなお子さんたちの夢を壊してはいけません、くれぐれも内密に・・・

ある年には、カウントダウンが終了してスイッチを入れても電球が点かなかったこともありました。そんな時はさすがにプロの司会者いつもきちんと見物にきたお客様へのうまいフォローをしていただきました。(内容は覚えていないのですが綺麗な女性だったことだけは覚えています)

”仙台光のページェント”はその開催にあたり沢山の方が苦労をされtいます。私たち商店街が点灯式を開催するためにお手伝いをするだけでも、何か月も前からいろいろな準備や手配をします。あるいは点灯式のためにある高校の音楽クラブの生徒さんたちも練習を重ねて当日演奏してくださいました。ゴスペルの市民クラブの方たちにもご協力をいただきました。そのかにも沢山の方たちの協力やお手伝いをいただきました。

そしてたくさんの市民の方たちに喜んでいただいています。

実はこのような活動で商店街が潤うのかといえば決してそうではないのです。”仙台七夕”もそうですがそれを開催することによって恩恵を被るのは商店街の限られた一部の業種の方たちだけなのです。それでも商店街がそのような催し物を開催し、皆さんに喜んでいただこうとするのは商店街の地域社会に対する恩返しであり、責務だと考えているからなのです。

単にお金儲けの為だけに商店街活動をしているのではないということをもっと一般の方たちにも知って欲しいと思っています。

少なくても仙台市の中心部商店街の役員さんはすべて無料報酬で商店街活動を行っています。当たり前の事ではありますが・・・